明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

秋本番 稲刈りが始まった

2015-10-02 | その他


スカッと抜けた青空に白い雲、 ススキの穂が風になびいて、いよいよ秋も本番だ。



谷間の小さな田圃には、大きな機械は入らないので、手押しで手間を掛けて刈っている。こう言う田の米は美味い筈だ。



今どき珍しい、刈った稲を「はせ掛け」で干している。 自家用米だろう、売る米は乾燥機で一晩で一気に乾燥させる。何故って、手間も問題だが、水分だとか、うるさい規格みたいな物が有って、均一な一等米に仕上げるのには、必要な事だそうだ。

自分で喰う米は、天日干しが最高らしい。

「はせ」は、新潟の方では「はざ」と言うらしい、東北では「はせ」と言っている。



農家のお婆さんが、背負い籠を畑の隅に置いて、せっせと里芋畑の手入れをしていた。
「あたしが嫁に来た頃は、機械も何も無かったから、働け働けって、毎日毎日、嫁ばかり、こき使われて、大変だった」と良いながらせっせと手を動かしていた。



さと芋の葉も大きくなって来た様だし、今年も旨い芋が沢山出来るだろう。



道ばたに、道祖神など一塊に置かれていた。
昔は、彼方の道ばた、此方の道ばたに有ったのだが、道路の拡張などで、邪魔になった。
心ある村人が、それらを一ヶ所に集めて、保存したのだろう。

廿三夜、これも、女達の心の支えであった過去の証だ。今では、信心などしなくても幸せな世の中になった。
役目を終えて、邪魔な遺物となったのだろうか、過去を背負った道祖神たちは、誰も振り返ってくれない。寂しく日陰で佇んでいる。
コメント (2)
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