世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

地球市民牧場

2016年10月20日 | 100の力
アメリカ帰りのカウボーイが久しぶりにやってきた。


彼が3年ほど前に馬を飼うときいろいろとお手伝いをした。

馬場を作ったり、調教したりと。


        馬を調教する筆者


その時、ボクは彼にゲストランチ(観光牧場)を作ろうと提唱した。

だが、どうやら彼はピンと来なかったようだ。

それからしばらく音信が途絶えた。

どうやら引きこもっていたらしい。


先月、彼は初めてアメリカを一か月ほど旅したという。

そして帰国後すぐにボクのもとを訪れてくれた。


    
そして、

「あの時の夢はまだありますか?」

とい聞いてきた。

「もちろん」

とボクは答えた。

ボクは夢を諦めない男だ。


「アメリカに行ってやっとかじさんの言ってた意味が分かった」

と彼は言った。

今、彼の夢は

「地球市民牧場」を作ることだという。

ボクは彼の新たな夢に協力することにした。

とても嬉しかった。

自分の夢を熱く語る彼の生き生きとした姿を想像して

胸が熱くなった。


もらい泣きがあるように、

もらい熱(情熱)というものもる。

情熱は伝染する。 


ボクの経験と知識が誰かのために少しでも役に立つなら

こんなに喜ばしいことはない。


「やっぱ、旅しないとだめですね」

彼は目を輝かせながら爽やかに笑った。



【今日の格言】

「人は年とともに衰えるわけではない。

年と共に成長を続けることに生きている意味がある」 by Asay