世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

生き残りのシナリオ

2009年08月27日 | 苦境
人生のサバイバルゲームで、これからどう生き残るか。


競争に勝ち抜くという発想はもう古い。


他者を押しのけて勝ち残っていく企業間競争も、受験競争もやがて消滅していくだろう。

競うのは、スポーツの世界だけで充分だ。



これからのキーワードは、









「共存」、「共栄」

そして、

「汎」 だ。


「汎」 は、英語のpanからきている。

広く、全体の、とかいった意味。



ワールドワイドとか地球規模、否宇宙規模で物事を見、考えることが今まで以上に必要となってくる。


「我々地球人は、」 などといった感覚。

いつまでも自爆テロなんてバカやってる場合じゃない。




大東亜共栄圏というと、イヤな戦争を思い出すが、

今や、平和的かつ経済的大東亜共栄圏が形成される方向に進んでいる。


日本、中国、韓国、インドを含めたASEANが、EUのユーロと同じような

同一通貨をつくり、大経済圏を形成するのだ。



円と元がアジアの基軸通貨を巡り、熾烈な綱引きがすでに水面下で始まっているが、

このままでは、日本は不利な立場に陥ることは必至だ。


内需型の国内企業も、ここへきてようやく足の引っ張り合いのチキンレースの馬鹿さ加減に気付き、

異業種や競合企業がタッグを組んでアジアへ飛び出そうとしている。



そこでもっとも必要とされるのが、


今の日本人に一番欠けている、


コミュニケーション能力だ。



今こそ日本人が本来兼ね備えている

勤勉、礼節、誠実さを国際社会でいかんなく発揮させれば


生き残っていくチャンスは多いにある。


個人の生き残り、

国家の生き残り、

地球の生き残りをかけたサバイバルゲーム。


ここでも真に善良で賢いものだけがノアの箱舟に乗ることができるだろう。