世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

何者?

2009年08月03日 | 人生
東京国立美術館でゴーギャン展が開催中だ。


東京に行くまでもなく、

ボクは彼の絵を世界のいくつかの美術館で見ている。



「タヒチの女たち」 は、

パリのオルセー美術館で、


「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」 は、

ボストンで、

そして、ニューヨークのメトロポリタンや MOMA(近代美術館)、

さらに、シカゴにも何点かあったように記憶する。




だが、ボクは、彼の絵そのものより、

ゴーギャンの生き方に非常に興味を持った。



文明を捨て、野性を求めて南の島に渡った。

そして、そこに自分の居場所を見つけたのだろうか。



だが彼は、そこでも問いかけ続ける。



自分は何者なのか?

自分は、これからどこへ向かおうとしているのか?



深く、永遠のテーマである。



特に今、日本人のほとんどが、そう問われているのではないだろうか。