世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

終の棲家

2009年08月22日 | 人生
芥川賞をとった磯崎憲一郎の小説 「終の棲家」 を読んだ。


例によって立ち読み。

ボリュームが小さかったので楽勝だ。

しかも、斜め読みの上に飛ばし読みだからなおさらだ。





読んでて立ち眩みがするほど気分が悪くなった。




同じ商社マンだったから、分かる。


夫婦、家庭、仕事、不倫と人間の営みに大差はない。

それぞれの中身に、程度の差があることが問題を生む。



だが、この作者の生き方は、正直いただけない。


11年間も口を利かないほど耐える必要があるだろうか。


これじゃァ、ますます結婚に希望が持てなくなる。

世の婚活に水を差す。




感じ方は人それぞれ。



つい、缶コーヒーを缶ビールに持ち替えて呟いた。

「この国の結婚は、何が起きるか分からない」 と。



興味をもたれたら一読アレ。


立ち読みをお勧めする。




ちなみに、

ボクの終の棲家は、




旅の途上だ。