カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

清凉寺、弁天堂の紅葉。

2015-12-15 18:06:48 | しゃじ
前回、本堂を拝観せずに帰ったので庭園も見なかったのですが
実は外から覗いたら弁天堂まわりの楓の配置がよく、この時季を
待っていました。



もみじは桜と違い、こういう変化が見られるのが醍醐味ですね。
余談ですが豊臣秀吉の醍醐寺での「醍醐の花見」は有名ですよね、
実は秀吉、醍醐寺で紅葉狩りも計画していたようです。
その前に亡くなり実現することは無かったのですが、どんな豪華な
紅葉狩りになったのでしょうね・・・


渡り廊の桁下から弁天堂を覗き見ると・・・



今回は拝観料を払って、本堂と庭園を見に行きました。

本堂「釈迦堂」にはご本尊の三国伝来生身釈迦如来像(国宝)が
安置されています。
清凉寺は「嵯峨釈迦堂」として有名ですが、京都でタクシーに乗り
「釈迦堂」へ。と言ったら、千本釈迦堂に連れて行かれる可能性が
あると地域の方がおっしゃってました。(^_^ゞ

ここの赤栴檀の釈迦如来、仏像マニアにとってはカリスマ的な存在?
本尊釈迦如来は、古来釈尊37歳の生身のお姿を伝えた霊像として厚く信仰をあつめています。この尊像を北宋より請来した(約千年前)開祖東大寺の然法橋が、尊像内に謹封した五臓六腑・願文・経巻等々(すべて国宝)の発見により、まさに生身仏であることが実証されました。おん丈は等身大の檀像で顔貌・衣文の様式等、マツラ式に似たインド古式の様相を伝えています。(清凉寺HPより引用)
ちなみに大報恩寺「千本釈迦堂」は、おかめさんの方が有名かな?(^_^ゞ

本堂では撮影禁止、ご本尊の前に座り込んでしばらく眺めていたのですが
記録に残せないと、記憶は薄れるばかり・・・


本堂、ご本尊の裏から庭園へと廊下で繋がっています。






弁天堂西、川中島のもみじです。紅葉は思ったより・・・ショボイ?




弁天堂の紅葉も例年ほど茂ってないような・・・
池遊式庭園になっていますが、渡り廊から見るだけで
下には降りられないようです。



弁天堂、宝形造(方形造:ほうぎょうづくり)の頂点・露盤宝珠は
ちょっと凝っていますね、龍がからんでいました。

FUJIFILM X30ですが、望遠端が換算112mm。1200万画素のカメラですが
解像感があるので、ある程度トリミングに耐えてくれます。







もう少し池に紅葉が映ってくれれば・・・





渡り廊を、渡りきった先には大方丈があります。



大方丈の庭園は、小堀遠州作と伝えられる枯山水の平庭。



ここも期待はずれ?(^_^ゞ


行き止まりなので、また戻りましょう・・・



渡り廊から見た弁天堂、額縁の絵のように見えるのがウリかな♪







あぶり餅を売る甘味処 大文字屋さんも賑わっていました。
この聖徳太子殿の周りは夏に来た時、楓の林のようだったので
秋の紅葉に期待したのですが、真っ赤な紅葉の景色には
ほど遠かった・・・

写真を撮ってみて、HPの写真などと比べると歴然。今年の紅葉は
イマイチでしたね。葉の茂り方からして少ないし、紅葉の際の
色も悪く、枯れたまま落ちてなかったり、緑のまま枯れたり・・・
樹がどうしたらよいのか迷っている感じです。
それでも美しい紅葉を見せている樹もあるのが救いかな。(^_^ゞ


2015.11/28、清凉寺にて。