カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

伊丹に白雪が舞う?

2010-02-10 23:59:32 | ドライブ
伊丹といえば空港のイメージが強かったのですが
城下町だったというのは初めて知りました。
JR伊丹駅前に城跡もあるようです。行ってみなかったけど・・・
そして阪急伊丹駅の間の周辺地域は伊丹郷町と呼ばれる城下町。

伊丹城、城主伊丹氏は戦国時代1574年に滅び、その後、織田信長の武将
荒木村重が入り有岡城と改称。城下町ごと堀と土塁で囲む
惣構え(そうがまえ)と言われる築城法で改修されたとされています。
この有岡城は惣構え城の最古の遺構として国指定の史跡なんです。
後の主要な城、伏見城や大坂城、江戸城もこの惣構え。
と言うことは、大阪や東京も環濠都市。そのルーツは伊丹だったんです。
ただこの有岡城、わずか5年、1979年に落城。廃城となってます。

さて城下町、伊丹郷町で奨励、発展した産業は酒造でした。
それまで濁り酒だった米酒、ここの酒造家が澄み酒の醸造に成功。
伊丹は清酒発祥の地として知られてます。伊丹の酒は江戸で“丹醸”、
“伊丹諸白”などと呼ばれ、たちまちにして評判になり、
当時は巨万の富を得たようです。

江戸中期以降は灘酒の台頭によって衰退をたどった伊丹郷ですが、
現在も二社が酒を造り続けています。伊丹老松酒造と
「山は富士、酒は白雪」の小西酒造です。
今もその小西酒造の酒蔵が残されており、伊丹郷町のシンボル的存在として
酒蔵通りのまちづくりに貢献してます。



築二百年の酒蔵は「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵」として平成7年に
改装オープンされてます。



酒蔵の2階は、ブルワリーミュージアムとして開放されてます。














この顔を見て、すぐに名前が浮かぶ方は・・・?
なるほど「山は富士、酒は白雪」のイメージキャラクターとしてふさわしい?

そして、酒蔵の1階には

『白雪ブルワリーレストラン長寿蔵』として
搾りたてのビールと日本酒。そのビールや日本酒にぴったりあった
オリジナル料理やベルギー風料理がいただけるようだ。

酒蔵とは別棟だが白雪の売店もあります。










こんなものを買って帰りましたが、「こぼれ梅」は
何だか懐かしい味♪ 僕はこれで酔っぱらえます。(^_^ゞ


伊丹、また行かなきゃ。今度は昆陽池公園にね。


ちなみに伊丹の「市の鳥」は、カモだって。



2010.1/31、伊丹市「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵」にて。

ps 今度の日曜、2/14日には「白雪蔵まつり」が行われるようです。