京料理 道楽のブログ

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真味倶楽部

2009-06-20 | Weblog
今夜の真味倶楽部は、総て江戸時代から明治にかけての京焼の器を用いました。
先付はつくね芋のお豆腐、蒸し鮑、車海老の旨だしかけ、ふり柚子です。お造りは、淡路のあこうの洗いと目板鰈、勝浦の大とろ。椀盛は牡丹鱧、蔓菜、じゅんさい。焼物は瀬戸内の鱸と田中唐辛子。炊合は、にしんと山科茄子とおくら。中皿は、夏鴨と無花果の田楽。冷鉢に芋茎の葛引き。留椀にぐじと湯葉と椎茸。香の物は桂瓜とかくや。ご飯は生姜飯。水物は、マスクメロンと沖縄マンゴーと巨峰。お菓子は肉桂と梅酒のたけんづつ。薄茶点前で終了です。
お料理、器とも大変お喜びいただき、料理人冥利に尽きます。ご参加賜りました方々には、厚く御礼申し上げますとともに、心より感謝致します。合掌。