京料理 道楽のブログ

道楽の新着情報や、日常のちょっとした一言を書き込んでいきます。

《料理教室》

2011-10-31 | Weblog
本日の料理教室のメニュー

「なめこ霙和え」「ぐじ酒蒸し」「ハマチ柚香焼」「牛肉時雨煮」「夫婦炊き」「栗ごはん」でした。

教室のあと、【月間 茶の間 一月】の取材があり、我が家に伝わる「七草粥」についてお話致しました。ぜひとも御高覧くださいませ。

脈々と受け継がれてきた‘食の慣わし’を実践していくことが、季節を実感させてくれ、心に潤いを与えてくれます。

《美味安心倶楽部》

2011-10-29 | Weblog
シュガーレディという宅配販売事業の会社がありまして、安心して食べられる安全な食品を取り扱っておられます。もちろん合成着色料や保存料などの添加物は使用せず、遺伝子組換え原料は主原料として使用せずに、包装素材なども環境にやさしいものが用いられています。

シュガーレディの「美味安心倶楽部 12月号 今月のシュガーレディプレミアム」にて、道楽監修の「老舗の味 京都まる鍋セット」が巻頭で紹介されております。200個限定ということですので、まる鍋やまる雑炊にしてお楽しみくださいませ。

《御礼》

2011-10-26 | Weblog
昨日に続いて今日も京都新聞朝刊にて「京のおまわり 本日発売」の御案内を大きく掲載していただきましたお陰で、上梓のお祝いの御言葉を数件頂戴いたしました。
わざわざ御連絡いただき、とても有り難く、心より嬉しく思います。

本日夕方の大広間には、きれいどころが入られ、華やいだ賑やかなお席となりました。

葵の間の床には、御所籠を花入に見立て、こじんまりと数種類の小菊・都忘れ・秋桜・女郎花・竜胆・水引草…などを華やかな雰囲気に入れました。
お客様より大変御好評賜り、とても嬉しく存じます。

【京のおまわり】

2011-10-25 | Weblog
明日、いよいよ「京のおまわり」が発売となります。

京都新聞の連載でお世話になった方々、京都新聞出版センターの御担当いただきました方々、カメラマンのシゲちゃん、編集者の山形さん、はじめ関係各位の御尽力のお陰をもちまして、「京のおまわり」を上梓することが出来、心より感謝致し厚く御礼申し上げます。

本日の京都新聞にて、‘京のおまわり 明日発売’として大きな広告を出していただいておりました。
明日も京都新聞にて‘本日発売’と告知していただけるそうです。

内容はけっこう、充実して上手く仕上がっておりますけど、表紙が此方の思惑と異なってしまったことだけが残念に思います。

「京のおまわり」は、京の料理暦エッセイとして、また日々のおかずレシピ本として、お目通しいただきますれば幸いに存じ上げます。

《霜降》

2011-10-23 | Weblog
今年は、十月廿四日が二十四節気の霜降(そうこう)にあたります。

例年なら、秋の物寂しさが感じられ、楓や蔦が紅葉し始めて、冬の到来を予感する頃なんですが、今年はいつまでも暑いですね。

霜降は、秋最後の二十四節気ですんで、十一月八日の立冬からは冬の節となります。

《時代祭》

2011-10-22 | Weblog
本日は、あいにくの天気予報で、時代祭は明日に順延となりました。

朝から今にも降りそうなお天気でしたが、結局降りはじめたのは夕方でした。決行ならば、微妙なところでしたね。

ぼくが馬に跨って都大路を廻らせていただいたのが一昨年でした。去年は交通事故にあってしまい何かと大変でした。この時期のいろんな記憶がよみがえってきます。

関係各位の皆々様方は、本日に向けての御準備に大変な時間と労力を費やしてこられてます。

「明日は、爽やかな秋晴れのお天気のもと、時代祭ができたらええのになぁ」と心より願っております。

《秋の花》

2011-10-20 | Weblog
今日の花は、信楽の花器に、秋明菊(貴船菊)と嵯峨菊と美山竜胆を入れました。

座敷が一気に秋深まった雰囲気となります。

料理家としては、プロローグとして、部屋に入って先ず目にする床で、秋たける雰囲気、花鳥風月を感じていただきたいという思いです。

小さい頃より、三流派を学んだ母の流儀花を見てきて、自分なりにいろいろと勉強し毎日入れてますと、その奥深さを日々痛感致します。

《ゴルトベルク》

2011-10-19 | Weblog
御献立を書くときや寝る前には、大抵音楽を聴いてます。

キースリチャードは、素晴らしいチェンバロ演奏でバッハの‘ゴルトベルク’を見事に現代に再現し、バッハ音楽の魅力、楽しさを伝えてくれます。

映画‘羊たちの沈黙’で、アンソニー・ホプキンス演じる天才精神科医 レクター博士がいつも聴いていた音楽が‘ゴルトベルク変奏曲’です。この作品では、主演のアンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターのどちらもアカデミー賞を受賞してます。

キースリチャードの演奏したバッハの‘平均律’を聴いたときも心が震えましたが、‘ゴルトベルク変奏曲’では、また違ったバッハを聴かせてくれます。

キースリチャードは「‘平均律’や‘ゴルトベルク変奏曲’は、ひとつひとつの曲がそれぞれ別の意志を持っているものとして演奏するものでなく、始まったら最後まで終わることのない作品と考えている」という意味のことを語ってます。

聴き終わると脳がリフレッシュされて、疲れが癒されますね。

《料理教室》

2011-10-17 | Weblog
本日の料理教室の御献立は以下の通りでした。

「若鶏肝炊き」「蟹真藷と胡麻豆腐の椀盛」「鯛巻繊蒸」「占地茸と菊菜と菊花のおしたし」「肉じゃが」「白菜漬」「根深飯」。

花は、清水卯一作の壺に、華やかでモダンな感じに入れました。

全てお喜びいただいて、大変嬉しく存じております。

《真味倶楽部》

2011-10-15 | Weblog
○座付「京地鶏と九条葱の蒸し物」京焼十草筒蓋碗,○前菜「吹き寄せ⇒鴨アスパラ巻.鮑磯揚げ.零余子.銀杏.丹波栗.いちょう南京、紫ずきん茶巾.唐墨.車海老ベルーガ射込み.凍蒟蒻.菊菜したし.スモークサーモン博多.松笠烏賊.貝柱昆布巻.蕎麦松葉.卵黄味噌漬.花蓮根.葉型甘藷.ミニおくら.焼通し海胆焼」和楽 緑楽蓋四方鉢 ,○造り「淡路鮃.勝浦黒鮪カマトロ.伊根鰤」白井半七 金彩老松皿,○椀盛「明石鯛腹身 潮汁」時代鶴蒔絵煮物椀,○焼物「若狭笹鰈 霙酢」北大路魯山人 青織部刷毛目長四方皿,○強肴「棒鱈 唐の芋 三度豆 黒七味」川瀬竹春 古赤絵写向付,○酢肴「柿なます 大枝柿 大根 金時人 参 胡瓜 水前寺海苔」白井半七 秋草向付,○小吸物「袱紗仕立 焼茄子 からし」沈金菊花小吸物椀,○香の物「白菜昆布漬」古染付唐人絵皿,○飯「南京豆ごはん」京焼麦藁手蓋茶碗,○水物「マスクメロン
南水 葡萄」時代乾山写錆絵皿,○お菓子「道楽謹製 寒天干菓子吹寄 勾玉(酢橘) いちょう(臭橙) 落葉(黒糖) 鶴(生姜) 紅葉(ブランデー)」松の木盆 淡々斎花押,○薄茶 白井半七 絵替茶碗。

全て大変お喜びいただきまして、とても嬉しく幸せに存じております。