京料理 道楽のブログ

道楽の新着情報や、日常のちょっとした一言を書き込んでいきます。

ラジオ

2009-02-27 | Weblog
本日、打ち合わせがありまして「京料理七拾弐候」にそったお話をKBS京都ラジオにて一年を通じ毎週することとなりました。今のところ土曜日の午前中の放送が有力です。曜日と時間が確定しましたらお知らせ致しますので、是非とも御拝聴下さいませ。

湯呑み

2009-02-27 | Weblog
お茶が一般に広く普及するのは、江戸時代中期頃です。それまでは、いろんな温湯を飲んでました。食後の湯は、口中を清め消化をたすけます。
残りご飯を入れ煮立てた『飯湯(めしゆ)』。米や麦を煎ってから挽いて粉にして湯に溶かした『練湯(ねりゆ)』。ご飯のおこげや香煎(こうせん)を加えて沸かした『こげゆ』。塩を煎って加える『塩湯』。胡麻やくこの実や胡桃などを煎って粉にして温湯に練り混ぜたものは、解毒などの効能があるとされてました。
現代は、実に様々なお茶が楽しめる時代です。料理にあう飲み物を選ぶことは、より一層食事を美味しくいただくことにつながります。

3月のイベント

2009-02-26 | Weblog
梶高明先生とのコラボレーションも無事終わり、ご参加下さいました皆様方には、大変お喜びいただけたということで安心しております。
この会の様子は、『目の眼』(里文出版)次号において写真とともに詳しく紹介されますので、是非ともお読み下さいませ。
さて、3月は藤平陶芸さんとのコラボレーションを4日間にわたり行います。残席は3月11日(水)のみとなりましたので、ご希望の方は是非お早めにお申込み下さいませ。

お知らせ&御案内

2009-02-25 | Weblog
以前より御案内致しております【藤平陶芸&京料理道楽のイベント】を3月10日(火)・11日(水)・12日(木)・17日(火)の4日間開催致します。定員は21名様となっております。
◆3月10日(火)・12日(木)・17日(火)はお陰をもちまして、21名様満席となり受付終了となりました。
◆3月11日(水)は残席がございますので、是非ともご参加をお待ち申し上げております。
☆お申込み下さいました皆様方には、心より厚く御礼申し上げます。
合掌

梅花祭

2009-02-25 | Weblog
早いもんで、今月も残すところ、あと3日となりました。
25日は北野さん(北野天満宮)で梅花祭があります。菅公(菅原道真)没後に現れた、種々の怪異を鎮めるために、北野天満宮に御霊が祭られました。
菅公は書の三聖のひとりで、現代では、学問の神として有名となり、受験生が合格祈願に参詣します。
菅公がこよなく愛した梅の花に因んで、2月の祥月命日にあたる25日に梅花祭が行われます。梅花の香り漂う梅園を歩いて、いろんな種の梅花を満喫し、春の到来を実感してみてばいかがでしょう。

朝日カルチャー〓

2009-02-23 | Weblog
前回に続き、大阪朝日カルチャーセンターの料理と器を御紹介いたします。
◆永楽和全造 摸仁清古織物蓋碗=若狭ぐじ蕪蒸し、◆永楽妙全造 摸仁清絵替八寸皿=口取り肴十四種、◆永楽正全造 蛤向付=糸崎鯛・明石平目・勝浦黒鮪カマとろ・伊根寒八・サヨリ・菜種 岩茸 独活 山葵、◆京塗東海道五十三次絵替蒔絵煮物椀=すっぽん・胡麻豆腐・フカヒレ・蕨・葱・生姜、◆永楽正全造 鶴鉢:◆永楽正全造 荒磯高杯:◆永楽即全造 古銅形手鉢:銘々皿 ◆永楽即全造 吹墨魚向付=鰆・貝柱車海老・万願寺唐辛子、◆永楽保全造 染付雲龍鉢:◆永楽妙全造 染付鶴二段重:銘々皿 ◆永楽和全造 荒磯皿=しろ菜の炊物、◆永楽保全造 赤絵獅子鞠鉢:◆永楽和全造 西王母鉢:◆永楽即全造 牡丹獅子鉢=林檎 蕗 水前寺海苔 白和え、◆永楽妙全造 赤絵寿六角皿=香の物、◆時代沈金菊花小丸椀=湯葉・蓬麩・梅人参 米味噌汁、◆永楽即全造 十草蓋茶碗=明石穴子蒸し寿司・塚原筍・絹さや・椎茸・錦糸卵・蓮根・高野豆腐他、◆白井半七造 いとめ焼締皿=文旦ゼリー 山城苺、◆長野横
笛造 絵替糸菊蒔絵皿=黒糖葛焼、◆白井半七造 乾山写茶碗
以上です。ぼくも、これだけ永楽さんの器を続けてコースに用いたことは、あまりありません。それぞれの器に梶先生のレクチャーもあり、皆さんにはじゅうぶんに永楽家の作品を堪能していただけた事と存じます。

朝日カルチャー

2009-02-23 | Weblog
本日は、大阪朝日カルチャーセンターのイベントで梶古美術の梶高明先生の講座の懐石がありました。このイベントは、ぼくが「目の眼」で連載しておりました『永楽に盛る』の集大成と位置づけ、永楽さんの器を主に用いて献立を作りました。
お客様は、二十名で梶先生のレクチャーに続いてお料理の後、立礼席にてお点前をしてから、、茶室を三つ程ご見学いただきました。皆さんお喜びの御様子で、安心致しました。
このイベントは、明日もう一日ございます。
★次回に本会の器と料理を御紹介いたします。

真味倶楽部

2009-02-22 | Weblog
昨夜は、真味倶楽部の開催日でした。
今回は、御献立の中に新たな試みの料理をいくつか加えました。紙のように薄くスライスした蓮根でぐじを包んだ蒸し物の豌豆餡かけや文旦ゼリー。一粒ずつほぐした文旦の果肉をゼリー液に混ぜコアントローを加え、皮に流して冷やし固めて切ったものです。すごく柔らかく寄せたので、切ってなんとか形を保ってる感じです。いずれも大変ご好評で、安心致しました。また新たに作りましたオリジナルのお櫃も気に入っていただき、かなりの日数を要しますが、いくつかご注文賜りました。
ありがとうございました。感謝申し上げます。
合掌

御礼申し上げます。

2009-02-21 | Weblog
先日の産経新聞夕刊連載『関西笑談』をお読み頂いた方々より、「共感を覚えた」とのお言葉を多く賜りました事、とっても嬉しく思います。ありがとうございました!。

お櫃(ひつ)

2009-02-20 | Weblog
本日、特別注文していた木曽さわらのお櫃が出来てきました。長年にわたり使ってきて、かなりいたんでいたお櫃は、お役御免となりましたが、愛着の染み付いた品で別れ惜しい気持ちです。
何かにつけ『ほんまもん』は、気持ちよく大切に長く使えるので、よく吟味してから求めるように心がけております。