今日は五月尽日ですんで、余ったお魚やお野菜なんかをシャーッと炒めて、おからを炊きました。京都では「きらず煎り」と呼んでます。これは、商家で月の末日に集金にまわってたことから、お客様とのご縁を「き(切)らず」、お金が「入る=いる」という語呂合わせ(地口)からきてます。きらずを煎ると冷蔵庫もきれいにかたずいて、新たな気持ちで来る月を迎えられます。
明日の月初め朔日には「にしんこぶ」を炊いて、この月も「慎ましやかに」との思いでいただきます。
明日の月初め朔日には「にしんこぶ」を炊いて、この月も「慎ましやかに」との思いでいただきます。