京料理 道楽のブログ

道楽の新着情報や、日常のちょっとした一言を書き込んでいきます。

【大寒】

2018-01-20 | Weblog
本日は、寒の入りから数えて16日目、冬の最後の二十四節気「大寒」。

来週は再び大寒波襲来との予報で、一年を通して最も厳しい寒さの時節です。

一方、蕗の薹があちらこちらで出で、柳が芽吹き始め、春は間近に迫って来てるのを感じます。

八百屋さんの店先には、たらの芽や蕗の薹やこごみ、芹や独活なんかも見られ、間もなく京都の春を代表する食材「竹の子」が出回り始めることでしょう。

【寒の入り】

2018-01-06 | Weblog
昨日は二十四節気の「小寒」。
冬至から十五日目にあたり、この日をもって「寒の入り」とします。

節分までのおよそ卅日間が「寒の内」で「寒中見舞い」を出す時節で、かなり厳しい冷え込みとなります。

「小寒の氷、大寒に解く」といわれるように、このあとの一年で最も寒い時節とされる「大寒」よりも冷たいことも少なくないです。

寒の入りから四日目を「寒四郎」とよび、この日の天候が収穫に影響を及ぼすと信じられてきました。また、九日目は「寒九」で、この日の雨を「寒九の雨」とよび、豊作の兆しと信じられてました。

七十二候における自然現象の推移は、芹の苗が出盛り、雉が鳴き始め、泉の水がぬるんでくる時節となります。