昨日はNHK文化センター講座の「季節を味わう美食紀行」の食事会がございました。
肌寒い日でしたので、座付にはアツアツの茶碗蒸しから供しました。焼き穴子、百合根、銀杏、葛溜、露生姜、九条葱、器は京阿蘭陀蓋物。
前菜は春慶塗縁高に彩り良く盛り込みます。蒸し鮑・車海老・生ハムアスパラ巻・鶏八幡巻・鱧蔘薯・焼通し・鴨ロース・鰊・甘藷檸檬炊・花弁独活・高野野菜射込・勾玉豆腐・慈姑・飯蛸・凍蒟蒻・巻昆布・丹波湿地・一寸豆・桜羊羮・万願寺唐辛子・三度豆
お造りは永楽さんの緑交ち向附。姫鱒 鮃 間八 紋甲烏賊 帆立貝の盛合せに、菜種 水前寺海苔 山葵を添えました。
椀盛は光琳波蒔絵の煮物椀に若狭ぐぢです。ぐぢと共に椀の中には生湯葉、粟麩、陸蓮根、花弁金時人参、柚子。
焼物は鰆の西京焼と魴ぼうの酒焼の焼き合せ。南京 ズッキーニ パプリカをあしらいました。器は永楽さんの染付魚向附、焼きたてを供します。
次に炊合せ。松本石亭作 白磁蓋物に大原野の竹の子、蕗、鯛の子、蕨、小茄子。炊きたてを盛込みます。香りは採りたての木の芽。この器は実にシンプルですが、料理を引き立ててくれます。
進肴に胡瓜と椎茸のあいまぜ。鯖の生ずしを前盛りとし、天にはクコの実です。器は乾山写吉野山透向附。
香の物は織部手塩皿。刻んだ沢庵に壬生菜 茗荷 青紫蘇を混ぜ合わせた覚也と小蕪の浅漬け。
小吸物は夜桜蒔絵筒椀に赤だしです。厚揚 石蓴 滑子 三つ葉 粉山椒
御飯は、時知らず鮭の炊きたて御飯に、たっぷりのイクラと芹を添えました。
水物はソーサーグラスに苺のムース。八朔のゼリーとビターキャラメルチョコレート、ミントを飾りました。
七十二候は鴻雁北(かりきたす)。お床の掛物、花入と花についてのお話を致し、お渡ししました手書きの御献立の説明などさせていただきました。
御一同様、全ての御料理を実にきれいにお召し上がりいただき、御飯はおかわり分も余すことなくお召し上がりくださりまして、心より有難くとても嬉しく存じております。
肌寒い日でしたので、座付にはアツアツの茶碗蒸しから供しました。焼き穴子、百合根、銀杏、葛溜、露生姜、九条葱、器は京阿蘭陀蓋物。
前菜は春慶塗縁高に彩り良く盛り込みます。蒸し鮑・車海老・生ハムアスパラ巻・鶏八幡巻・鱧蔘薯・焼通し・鴨ロース・鰊・甘藷檸檬炊・花弁独活・高野野菜射込・勾玉豆腐・慈姑・飯蛸・凍蒟蒻・巻昆布・丹波湿地・一寸豆・桜羊羮・万願寺唐辛子・三度豆
お造りは永楽さんの緑交ち向附。姫鱒 鮃 間八 紋甲烏賊 帆立貝の盛合せに、菜種 水前寺海苔 山葵を添えました。
椀盛は光琳波蒔絵の煮物椀に若狭ぐぢです。ぐぢと共に椀の中には生湯葉、粟麩、陸蓮根、花弁金時人参、柚子。
焼物は鰆の西京焼と魴ぼうの酒焼の焼き合せ。南京 ズッキーニ パプリカをあしらいました。器は永楽さんの染付魚向附、焼きたてを供します。
次に炊合せ。松本石亭作 白磁蓋物に大原野の竹の子、蕗、鯛の子、蕨、小茄子。炊きたてを盛込みます。香りは採りたての木の芽。この器は実にシンプルですが、料理を引き立ててくれます。
進肴に胡瓜と椎茸のあいまぜ。鯖の生ずしを前盛りとし、天にはクコの実です。器は乾山写吉野山透向附。
香の物は織部手塩皿。刻んだ沢庵に壬生菜 茗荷 青紫蘇を混ぜ合わせた覚也と小蕪の浅漬け。
小吸物は夜桜蒔絵筒椀に赤だしです。厚揚 石蓴 滑子 三つ葉 粉山椒
御飯は、時知らず鮭の炊きたて御飯に、たっぷりのイクラと芹を添えました。
水物はソーサーグラスに苺のムース。八朔のゼリーとビターキャラメルチョコレート、ミントを飾りました。
七十二候は鴻雁北(かりきたす)。お床の掛物、花入と花についてのお話を致し、お渡ししました手書きの御献立の説明などさせていただきました。
御一同様、全ての御料理を実にきれいにお召し上がりいただき、御飯はおかわり分も余すことなくお召し上がりくださりまして、心より有難くとても嬉しく存じております。