京料理 道楽のブログ

道楽の新着情報や、日常のちょっとした一言を書き込んでいきます。

《庭》

2011-04-30 | Weblog
京都には名庭が数多くあって、ぼくは何も考えず、じっと名庭を眺めながら過ごすひとときが好きです。

もうすぐ、智積院の名勝庭園のツツジやサツキが咲き誇り、 刈込と石で深山幽谷を表現したという洗練された名庭が、美しく艶やかになる季節です。

そして、平等院の藤の花もええ季節となります。藤棚ごしの鳳凰堂は、抜群の贅沢な眺めです。

新緑の頃に、高山寺の敷石の参道をのんびりと歩くのも最高ですね。

《姫鱒》

2011-04-29 | Weblog
阿寒湖の姫鱒を落手して、刺身でいただきました。
姫鱒は紅鮭の陸封型、つまり海へ出ずに湖や川に留まるタイプです。
もう少し暑くなったら凍らせて、ルイベにして、ねっとりとすりおろした山葵と醤油でいただくとたまりませんね。

寿司や燻製にしても、抜群に美味しい初夏の味わいです。

養殖の活鮎が早々と出回り始め、岩魚も間もなく出てくることでしょう。

《ショッピングセンター》

2011-04-29 | Weblog
大阪や京都で、新しい施設やリニューアルのデパートが相次いでオープンを迎えております。

話題のスウィーツのお店などでは、行列ができるほどの大賑わい。ぼくも好みの品があるかなぁとあちこちに出向いてあれこれといただいております。

ハイクオリティな逸品に出合うことができたら、とっても嬉しいですね。

《晩春から初夏へ》

2011-04-27 | Weblog
春も終盤となり、来月六日は「立夏」となります。

八百屋さんにも夏のものが出回ってきました。

新生姜、おくら、瓜、茄子…。果物は、山形の佐藤錦(さくらんぼ)や宮崎マンゴーが並んでます。

日本の料理は、食材や器などで季節の移ろいを感じるものでございます。

《ヘルシークッキング》

2011-04-26 | Weblog
近年、食生活の欧米化による動物性脂肪のとりすぎなどから、心筋梗塞などの心臓病や循環器系の病気がふえています。

健康を保つには、バランスのとれた食事、適度な運動、睡眠・休養が必要です。

現代は、日常生活における機械化が進み、便利さと引き換えに運動不足となり、肥満・糖尿病などが増え、さまざまなストレスによる精神疲労も多いことでしょう。

栄養面においては、昔ながらの日本の食生活が、日本人の身体には合っておりますので、健康維持にはバランスのとれた日本食を腹八分目にとることが大切です。

以前に医食同源の食をある月刊誌で連載致しましたが、これからは如何に健康につながる美味しい料理を提案していくかということを考えております。

《料理教室》

2011-04-25 | Weblog
本日は、道楽 料理教室の開催日です。

「鰯の酢の物」「あぶらめの椀盛」「豚の角煮」「筍,にしん,蕗の炊合せ」「きんぴら牛蒡」「お赤飯」

「あぶらめ」は、関東で「あいなめ(鮎並)」と呼ばれています。
桜が散ると美味しくなる、惜春の味わいのお魚です。ほどのええ脂気があって、淡泊で上品な美味しさです。
料理屋では「葛叩きの椀盛」のほか、「焼き霜造り」「木の芽焼き」「酒蒸し」「天麩羅」「南蛮漬け」などにします。

《時代劇》

2011-04-23 | Weblog
ぼくは以前より、「鬼平犯科帳」が大好きで、欠かさず見るようにしております。

原作が池波正太郎先生だけあって、【食】に関する造詣が深く、こだわりが感じられますし、長谷川平蔵に扮する中村吉右衛門さんが、いかにも美味しそうに、そして粋に、飲んで食べる名演技は流石。また、周りの総ての役者さんが、実にええ味を出しておられます。

着物、燭台・短けい・行灯などの灯り、膳や脇息、笠や履き物…などなど、細かなちょっとした道具に至るまで、優れた美的感覚を感じます。

エンディングに流れるジプシーキングスの「インスピレイション」、江戸の街並にこの曲をもってくるセンスがたまらないですね。

《ブロガー》

2011-04-23 | Weblog
先だって、まかないの本の取材に来られましたオフィス・モモの荒木桃子さんとフォトグラファーのたやまりこさんが、その時の様子や「和のごはんもん」をブログに書いていただいております。

大変おもしろいブログですので、是非ごらん下さいませ。

《河井寛次郎 生命の歓喜》

2011-04-21 | Weblog
昨日より5月5日まで、京都高島屋7階グランドホールにて、『生誕120年 河井寛次郎 生命の歓喜』が開催中です。

河井寛次郎記念館の鷺珠江様より御案内賜り、本日行ってまいりました。

寛次郎先生の前作(若い頃の作品)から後作(晩年の作品)まで、ゆっくりと拝見致しました。力強い書に込められたことばに思いを巡らせ、家具調度品や煙管などの暮らしの道具に、美的センスやあじわい深さを感じ、寛次郎先生の深遠な世界を十分堪能させていただきました。

本日は、残念ながら鷺様のギャラリートークはございませんでしたが、昨日と23日(土)と24日(日)の11時、14時に開催されるそうです。

《新刊jp》

2011-04-21 | Weblog
只今、『新刊jp』というサイトのトップページ(第1384回)で「和のごはんもん」が紹介されております。

『新刊ラジオ』のコーナーでは、ラジオ配信されています。
その内容は、‘竹の子ごはん’を実際に作って食べてみるという企画です。楽しいトークで紹介されておりますので、是非とも一度お聞き下さいませ!。