京料理 道楽のブログ

道楽の新着情報や、日常のちょっとした一言を書き込んでいきます。

【祇園祭後祭】

2017-07-24 | Weblog
先祭は大層な賑わいの中無事終わり、本日は後祭巡行。

先祭・後祭とも、宵山に行ってきましたけど、巡行での山鉾の感じは、全然別のもんです。

先頭は、牛若丸と弁慶が五条大橋で闘う姿を現した「橋弁慶山」。空にさらけ出した形は本来の山の姿。

10基の山鉾が烏丸御池から河原町を南下し、四条通の御旅所を通って西へと都大路を巡行します。

「橋弁慶山」と次の「北観音山」は「くじ取らず」ですので、くじ取り式での山一番は立身出世の「鯉山」。
一番くじを引いたとこは、ちまきが特によお売れます。
そして大きな「大船鉾」が末尾を勤めます。

町衆が結束して守り継がれてきた祇園祭。それぞれの山鉾にストーリーがあって、それを知ると楽しみはさらに増します。

外国人の観客は年々増えてますけど、今年は特に多いように思います。

【七夕】

2017-07-07 | Weblog
ぼくが子供の頃の七夕は、大抵の家で竹笹に願い事を書いた短冊をつるし、色紙なんかで綺麗に細工したもんを飾り付け、玄関先あたりに立て掛ける一般的な家庭的行事でした。

現在は幼稚園な小学校なんかで行われ、商店街でも七夕飾りをよく見かけます。

もともと中国から伝わってきた行事で、牽牛星と織女星が天の川をはさんで、年に一度出逢うという伝説や、乞巧奠というて織女星を祭りお供え物をして、裁縫の上達を願う行事など、いくつかの行事が複合して、七夕の慣わしができあがったとされてます。

現在は梅雨の頃ですけど、本来は旧暦七月七日に行われる行事。

ちなみに今年の旧暦七月七日はというと、八月二十八日にあたります。