京料理 道楽のブログ

道楽の新着情報や、日常のちょっとした一言を書き込んでいきます。

《閏(うるう)》

2012-02-28 | Weblog
日本では、明治6年に旧暦から太陽暦に改められました。

旧暦では、新月から次の新月(または満月から次の満月)までの朔望月(平均29.53059日)を1ヶ月として、12ヶ月(平均354.3670日)を1年としていました。

そうすると季節と暦にズレが生じ、そのズレを補正するために、大の月(30日)と小の月(29日)を組み合わせ、さらに19年に7回、同じ月をもう一度繰り返えす「閏月」を設けました。

したがって旧暦では1年間の日数は一定ではなかったのですが、太陽暦では平年は365日で、4年に一度2月の日数が29日となり、1年が366日となる「閏年」が巡ってまいります。

今年は、「閏年」にあたりますので、2月は29日まであり、またオリンピックイヤーでもあります。

《茶の湯 懐石教室》

2012-02-23 | Weblog
本日は、茶の湯 懐石教室の開催日でした。

立礼席にて、懐石・初炭・主菓子・中立・濃茶・後炭・薄茶と進めていきました。

皆様方、懐石・御菓子とも、大変お喜びいただき、とても嬉しく思います。

また、茶の湯における主客の交わりの奥深さを、改めて感じることができました。

本日御参加いただきました方々には、心より感謝申し上げます。

《きょうの味どころ》

2012-02-21 | Weblog
高島屋のきょうの味どころの出店も、今日でちょうど一週間となりす。

昨日は、料理教室の懐かしい面々が訪ねて来てくれ、驚きとともに大変有り難く嬉しく思います。

おかげさまで久しぶりにお話でき、楽しいひとときでした。

昨日は、寒波も幾分やわらいだせいか用意した数量の料理がパタパタと早めに完売致しました。

本日21日(火)が最終日となりますので、どうぞお立ち寄りくださいませ。

「きょうの味どころ」

2012-02-16 | Weblog
昨日より、京都高島屋の地階「きょうの味どころ」にてお昼飯に、一週間出店しております。

初日は、毎年「きょうの味どころ」でおめもじ致しますお馴染みのお客様ばかりで、冷たい中わざわざお運びいただき、とても嬉しく思います。

同時に「ぶりだいこ」など三種の‘おぞよもん’の販売も京料理コーナーにて致しておりますので、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

《料理教室》

2012-02-13 | Weblog
本日は、二月最初の料理教室でした。

「口取り(梅花玉子・車海老蝋焼・空豆艶煮)」「鮪づけ山掛け」「豚汁」「かしわの照焼き」「烏賊と野菜の炒め煮」「甲子(きのえね)飯」

甲子飯とは、大黒天にお供えする煎った大豆と黒豆の炊き込み御飯で、大黒さんをお祀りしてる旧家では、甲子の日にお供えします。十干十二支では、年に六回六十日ごとに巡ってまいります。
大黒天の使者が鼠であることから子(ね)の日で、大豆と黒豆で大黒というわけです。
現代では、ほとんどやらへんようになった昔の慣わしですが、次の甲子は三月四日にあたりますので、いっぺん炊いてみはったらいかがでしょうか。

《高島屋 きょうの味処》

2012-02-08 | Weblog
2/15(水)~21(火)の一週間、11時から京都高島屋の地下「きょうの味処」で営業致します。

底冷えの時期の伝承京料理コースを供す予定です。

また、期間中は旬のお惣菜の販売もしておりますので、どうぞお立ち寄りくださいませ。
心よりお待ち申し上げております。

《和の文化》

2012-02-08 | Weblog
一昨日は、淡交会様のお食事会があり、床は淡々斎、器は永楽焼を主に用いました。

御挨拶に出ましたところ、京の座敷に和服姿が凛と映え、とてもしっくりとしていて、あらためて日本文化の素晴らしさを感じました。

御料理も大変お喜び賜り、とても光栄に存じます。
また、冷たい中お運びいただきましたこと、心より厚く御礼申し上げます。

《床の間》

2012-02-06 | Weblog
道楽の床の間は、床柱に絞り丸太を用い脇床がある「行」の書院造りの広間床を主に、琵琶床や小間の侘びた「草」の床、踏込床などの変形床があります。

一般的には、床柱・落掛・床框がある畳座を本床、この一部を省略したものを略式床、変形したものを変形床と呼んでます。

よくお訊ねになるのが、龕破(がんわり)床というもので、龕とは仏様の厨子のことで、厨子の扉をとったような形の床の間です。

《立春》

2012-02-04 | Weblog
本日は「立春大吉」と書いた紙札を貼って、お客様をお迎え致しました。

旧暦では、節分の昨夜が年越しで、立春が一年の始まりでした。

寒さもこの頃がピークとなり、草木もだんだんと芽吹きはじめ、気温も徐々に上がってきて、春の訪れを感じ始めます。
また、立春は雑節のもととなり、八十八夜や土用や二百十日などの基準となってます。

《落語&京料理》

2012-02-03 | Weblog
本日は「落語と京料理の会」の開催日でした。

毎週ラジオで御厄介になっております桂塩鯛師匠にお出ましいただき、落語をごゆっくりとお楽しみいただいた後、鬼遣に因んだ京料理をご堪能いただきました。

お酒に纏わるだしもんでしたが、流石に塩鯛師匠の噺は、皆様一時間ほど大笑いなされて、大層お喜びでした。ぼく自身も楽しい時間をもたせていただき、感謝しております。

追儺料理もご満足賜り、ほんとうに有り難く存じ上げます。

また機会がございましたら、ぜひ開催したく思います。