書道家Syuunの忘れ物

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東日本大震災に関して、政府は良くやっていると聞こえてこない現実

2011-04-19 19:42:24 | 民主党政権綴り
東日本大震災に関して、政府は良くやっていると聞こえてこない現実

東日本大震災の復興、毎日変な話ばかりの雑音が聞こえてきて、政府は日本を潰す気なのかと心配になる。
特に、この大震災の復興にことかけて消費税増税という話もまことしやかに聞こえてくるから、身構えておかないとその増税突風に吹き倒されかねない。
こんな風に、今の政府は今後国民に対してどんな仕打ちをするのか信用ならないというところに大問題がある。震災の復興に関してあの奥尻島を襲った北海道南西沖地震では、住民とよく話し合ったために用地買収もスムーズに進み、高台に移った家と港沿いの家とが作られたという。
この北海道南西沖地震では北海道の島だったが、東日本大震災では広大な部分であるために直接国民全部に影響が及んでいる。
そして数々の風評被害、外交問題などに関しても今の政府は「さすが」と信用させるべきことは何もない。
原発問題だけにかまけて、津波の被害からその他の影響まで全く眼中になく、問題が起きればそれに対処するというように「逐次投入」、「対処療法」ばかりであると思われてならない。
種々考えてみると、菅総理をはじめとする民主党政権というのは地球温暖化対策として原発を政策を薦めると言いながら「核アレルギー」。「原発アレルギー」ではなかったのかと思われる気がする。
なぜなら、2011/04/19の読売新聞「首相しどろもどろ・開き直り…初動遅れ追及され」の中で「昨年10月に行われた政府の原子力総合防災訓練」に関して何も覚えていないからである。
===この訓練のシナリオには、地震発生は含まれていなかった。それよりも、訓練の主眼は、静岡県の中部電力浜岡原発で原子炉の冷却機能が喪失し、放射性物質が放出される恐れがある――という、今回の原発事故とほぼ同じ事態を想定したものだった。この訓練に、首相自身は「本部長」として首相官邸で参加していた。

 訓練後、関係省庁がまとめる評価結果が半年たっても仕上がっていないことも指摘されたが、首相は「首相は森羅万象のことに対応しないといけない。私は細かいところまで全てを承知していない」と開き直った。===

これは、穿った見方をすれば原発などに関わりたくないという「核アレルギー、原発アレルギー」なのではないかと思えたりする。
それでいて、理系と自慢しながら所詮「学卒(学士)」で、今も当時も大学院を出なければ理系として扱われずに営業だったりした。実際、行動様式から絡んだひもを解き明かす理系という感じは一切しない。
原発の事故になった途端に原発一辺倒に張り付いたと言うのも、核アレルギーのなせる技と見られても不思議はない。
それで震災から1か月以上経つのに、なにか復興に向けた大きな進展、又は政府は良くやったという話は聞こえてこない。
よく見れば、ほとんどが民間のボランティアの人達や企業だったり、そして現場の自衛隊、警察、消防、消防団の大活躍ばかりである。
そして、震災の避難所生活など我慢強い東北人だから持ちこたえられるものの、関東特に群馬当たりの気が短い人物では2週間と持たない。
その我慢強い東北人とて、我慢には限界がある。

新聞を見れば「自粛を自粛し 中止は中止に」と閑古鳥が鳴く温泉地に対するPRをしていた。
TVでは他の観光地、温泉なども風評被害によって客が入らないという。
そう言うのなら、避難所生活をしている人達に輪番で温泉旅館に行って貰うということも出来そうなのである。
昔、旅館をやっていた人に聞いたことがあるが、なんと言っても泊まり客が来なければ話にならないし、客が来れば何とかなるそうだ。
そういう風に、平日当たりを狙ってある程度の基準を作れば温泉に避難所生活の人達を一時的に送り込める筈である。
温泉旅館も損をしない程度の金額で、何とか呼び込めれば風評被害というのも多少の緩和になるのではないかと思われる。