書道家Syuunの忘れ物

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ビクターEX-BR3ウッドコーンのエージング10日

2011-04-17 23:18:23 | オーデイオ・音響関係

ビクターEX-BR3ウッドコーンのエージング10日

ウッドコーンスピーカーのビクターEX-BR3を毎日聴いてエージング(鳴らし込み)している。オーディオに関しては、買って直ぐというのは中々思った音が出ないという感じである。測定器で測ると全音は出でいると言うのだか、人間の耳によると違って聞こえる。
普通の紙で出来たスピーカーの場合、劇的な音の変化というのは中々実感されないことがある。そして、最初の音質に我慢出来なくて何やら調整したりケーブルを取り替えたりと言うことをしてしまうために、エージングの劇的な音の変化というものを感じないことが多かったりする。
良く聞き込んでみなければ分からないうちに、何か変わったかなと言うのが「紙」のコーン紙で出来たスピーカーというものだろう。
このEX-BR3ウッドコーンスピーカー類に関しては、今回付属していたスピーカーケーブルを用いてあくまでも聞き込んでみた。


設置して聴いた最初は、低音部も高音部も切れた感じで、ボーカルの声が沈んでしまって聞き取りにくいということもあった。
完全にエージングが終わっているケンウッドのLS-K711と聞き比べると、明らかに音が出でいないと言うのが分かるほどであった。
ウッドコーンスピーカーを聞き始めた最初の状況はこんな感じであった。
女性ボーカルでは、竹内まりやの声は、艶(なま)めかして中音で聞きやすいというものの、より高音のZARDの坂井泉水の声は沈んで小さく聞こえる。
同じく高音のテレサ・テンの声なども沈んで良く聞き取れない。
男性ボーカルでは、徳永英明のアルバムVOCALISTが聞き取りにくいという感じであった。
このエージングには、FM放送も受信出来ると言うことで一石二丁でFMを流し続けることにした。FM放送地方局は、ここのところの地震や計画停電について適宜放送してくれる。だから何の情報も得られない東京のキー局の放送を聴くというのは。実に無駄な感じのするのが昨今になっている。
それでFM放送を聞き始めて2-3日頃に突然、高音部の聞き慣れない綺麗な音が聞こえたりする様になった。それから少し経つと、今まで聞いたことがない妙な音が聞こえたりする。
そういう言う風に、なにか変だな思いながらCDを聞いても余り変化は分からない。
そして、1週間を経とうとしていた頃、突然サブウーハーをつけてのではないかという低音が響いた。
これでエージングが大分進んだと思ったのはこの音がしてからである。
低音部の違った音が聞こえてきたのが、それから2回ぐらい。
取りあえず、1週間約50時間鳴らしつつけてどの様な感じになったのかと言うと、ZARDの坂井泉水の声の正常に定位して沈む事も無い。
徳永英明の声も正常に聞こえた。松任谷由実は相変わらずと言うところだが、ボーカルよりバックミュージックが大きいと言うのは何時もの通り。
テレサ・テンの声は鳴らしてはいるものの、もう少し。
そして、エージング10日目には大分自然に聞こえる様になった事を確認した。
良く聞けば、音質は違うもののケンウッドのLS-K711とかなり近いものになっている。
今度は、竹内まりやの声がかなり五月蝿い感じになったのは、高音部の音がで出来た証拠。
テレサ・テンの声はこんなものかと思うが、多分もう少し高音部が出るのではないかと思われる。
ケンウッドのLS-K711の音質以外の違いというのが、当然紙と木という部分もあるのだがスピーカーケーブルの違いではないかとここに来てやっと考えられる様になった。
エージングは、あと少しという感じになってきたがやはりウッドコーンはかなり時間か掛かりそうである。
それにしても、こんな9cmのフルレンジスピーカーで良くここまで鳴るものだと感心する。



現在のところ、このスピーカーにインシュレーターなどはつけていない。
インシュレーターをスピーカーにつける意味合いというのは、スピーカーと一緒に周囲の床や机がスピーカーの壁面として共振して音を濁らせると言うことである。
昔、ブックシェルフ型のスピーカーが流行ったときはコンクリートブロックをスピーカーの下に置いて共振を防ぐという安価な方法が盛んだった。
これで明らかに低音が締まるというのは充分経験済みで、現在はサブウーハーはCBの下に置いてある。
ミニコンポの下にCBでも無いから、アスロックとかラムダというコンクリートブロック中空版の断片でもあればそれを利用するのが最適なのだが、それもない。
ケンウッドのLS-K711の方は、展示品のインシュレーターを貰ってきたのでそれを利用しているものの、EX-BR3はそのままとした。
その理由は、スピーカーが余り振動していないという感じからである。
「MDF(Medium Density Fiberboard・中密度繊維板ピアノフィニッシュ)」の効果は充分ありという感じはある。
スピーカーが振動していないのならインシュレーターの必要がないのは当然である。
そうとはいうものの、振動していないのはミニコンポでの話で、多少音量を上げると振動は感じる。
インシュレーターの導入で、ある程度小さい音で聴いている場合は必要ないであろうし、低音がより多く出る様になったら一考する必要があるかもしれないと言うのが現状である。

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震災復興、こうすれば成功する復興国債の秘訣

2011-04-17 00:34:37 | 民主党政権綴り

震災復興、こうすれば成功する復興国債の秘訣

この東日本大震災の復興に関する疫病神が民主党政権、菅政権であるというのは、安住淳国会対策委員長や玄葉大臣など菅政権を擁護する立場の人以外、誰もが認めるところである。
2011/04/16の新聞には、大震災直後の菅政権のバカぶりが病院の医薬品に関して書かれていた。それは、被災直後の13日頃、病院の医薬品が欠乏して厚生労働省に直接連絡を取ったと言う。
ところがその返事が、知事を通して要請しろという返事。
流れは、病院→知事→厚生労働省→官邸→厚生労働省と言う流れ。要請した医薬品は10日後に届いたと言うが、その時には民間の医薬品会社から供給を受けていたという役立たずだったという。
この菅政権というのは、この未曾有の大惨事に当たっても災害対策基本法105条の「災害緊急事態」を布告することすら出来ない。
こんな能なしの集団に震災復興の舵取りなど出来る筈もない。
だから、思い付くのが復興増税でしかないという浅はかな考え方しかない。
社会を構築したことがない寄生虫の如き社会主義者・共産主義者というのは、震災復興には景気回復という経済復興なくして成り立たないと言うことが分かっていない。
特に、大釜の飯しか食らったことがない学者、高度成長時代しか経験したことがない経団連などのお年寄り達。
こんな人たちの意見を聞いていたら日本は潰れるというのは間違いない。
この東日本大震災という名称も誰が考えたのか、実に粗雑な名称であることは否めない。
なぜなら、被災したのが「東日本」全体ではない。
ところが、こういう名称にしてしまったために東日本はダメでも「西日本」は元気だという誤った言動が目立つし、諸外国では日本の半分か壊滅してしまったかの様な風評被害も多い。
名称は、もう少し正確に東太平洋湾岸地震とか範囲を狭めておく必要があるのではないか。さて、この大震災の復興にはどうするかというと、基本の第一は、民主党が推し進めてきた社会主義政策を一旦全て棚上げすることである。
社会保障などの拡充を推し進めるというのは、推し進めるだけの金銭的な余裕があって成立する。飲まず喰わずの緊急時に社会保障の拡充などをしている暇はないはずだ。
この点、現状では即刻バラ捲きなどの政策を中止するとは言っていないところに、民主党が震災復興より社会主義化の方を重要視してる証拠である。
次に、震災復興によって巨大な資金が必要なのであれば景気の浮揚をする必要がある。
この点経団連などのお年寄りは、高度成長時代の低福祉小さな政府の上に、生産が10年で倍になる時の経済しか見ていない。その時は、住宅ローンなどは10%超など当たり前の時で有り、当然高金利、インフレの時代であったことをお忘れである。
こういう人たちの矛盾した考え方に同調することは出来ないだろう。
もし、意見を言うのなら高額な給料と秘書、個室、専用車を返上して自費で事務所をやってみたらどうか。そんな悠長なことは言えまい。
いずれにせよ、震災復興には多額の資金がいる。これに税金を充てると言うのは事実上無理な話である。
‥‥と言うことは、復興税として消費税、所得税などの増税は出来ないと言う事になる。従って、資金の当ては復興債権、復興国債しかない。
そして、この復興国債を今の民主党が考えている様に日銀に引き受けさせたのではデフレの振興と共に良い事にはならない。
買ってもらうのは、国民で有り、世界中の人達である。
今のデフレ下で国民が喜んで買う、先を争って買う、海外投資していた債権を売ってでも買う復興債とはどんなものか。
それは、ズバリ高金利の復興国債である。
ここで高金利と行っても取りあえず、たかが年利1%強~程度と言うささやかなものだから、高金利とは言えない。しかし、現在のコンマ以下の限りなくゼロ金利に比べれば高金利である。
当然、高金利で有りさえすれば売れ行きは限りなく上がってくるというのは間違いない。こう言うことは、何かと言えば政策金利の利上げである。目標は当面4%内外というインフレ直前までの金利。
利上げで景気が余計悪くなるという経済音痴、オウム経済学者もいると思う。
しかし、低金利だから金を貸してくれると言うのは大間違いであることは、今までの低金利政策で明らかである。
銀行は限りなくゼロ金利の時代であるから、リスクの大きい民間に金を貸し出さず、多額の国債を買って運用することによって成り立っているというのは、動かざる事実である。
一時期、日銀から金を借り入れると逆金利になるということも存在したくらいである。
それが、高金利になれば国債を買っていたのでは逆ざやになる。
だから銀行は、民間に貸し出さなければならない羽目になると言うわけだ。
誰だって分かることは、低金利で貸してくれないより、多少高金利でも貸してくれた方が民間では事業が成り立つ。
ことは単純なのである。
そして副作用として、福祉を一旦後退させるとは言うものの、利子が増えることによってお年寄りの手持ちが暖かくなる。老人問題も多少改善されるのである。

そして、最終的には逆ざやになった農林中金の資金が国内に戻ってくる事にもなりかねない。
国内に金が戻って来ると言うことは、景気が良くなることでデフレ解消と言う事になるのである。その結果として、復興国債は楽々返済出来るというわけだ。
但し、社会主義者の民主党としては絶対しないことである。
なぜなら、日本の復興は「近代国家をどういうふうに解体していくかと言う100年になる」*という内閣官房参与・劇作家平田オリザの主旨に反するからだ。
(*「政権交代の悪夢・阿比留瑠比 (著)・終章・焦土にて より」)

政権交代の悪夢 (新潮新書 417)
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