書道家Syuunの忘れ物

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社会主義者に震災復興政策策定は無理な話

2011-04-15 22:10:24 | 読み解けば‥‥

社会主義者に震災復興政策策定は無理な話

民主党の安住淳国会対策委員長は、スポーツ報知2011/04/15号で「大震災だから誰がやっても難事で批判されるのはお門違い」と言うような事を言っていた。
確かに、未曾有宇の大惨事であることは間違いないが、誰が対策やっても同じではない。
先ず散逸されるのは、民主党の内部首相から大臣、幹事長まで不用意な言葉、他人事の様な言葉の流出が止まらない。言った言わないと言うより、そういう言葉が漏れてきてしまうほどこの政権は絵空事でやっていると国民は見抜く。
そして、今度の復興対策なのだが地方紙に中曽根元総理の復興策の概略が出でいた。(多分共同通信の配信)
この復興策というのは、先ず民主党政策のバラ捲きを止め、不要な国有地の売却や不要不急な事業の停止や埋蔵金の活用、そしてその後に復興債を発行。最後に多少の増税と解説していた。
こんなことは、言われなくとも当たり前の常識論になるが、この常識論が通じないのが今の民主党政権であると言うことである。
先ず、例の高速道路の無料化や農家の戸別保証制度、子ども手当てなども廃止という話はない。
それどころか、義務教育標準法改正の震災前から議論していた35人学級が小学1年生に限ってなのだがなんと成立してしまった
震災でいくら金があっても足りないのに、金のかかる民主党の政策というのは実現させる。子ども手当ても半年延長になっているから、事実上民主党のバラ捲き政策というのは取り下げないと言うことである。
そして、埋蔵金は枯渇してきているから後は復興税として消費税、所得税増税、そして従来から増税の相続税増税。
その上に復興振興債だと言う。
「復興構想会議」の五百旗頭議長が「震災復興税」の創設を提案したとしてもこういう増税論というのは、元々の民主党政策のはずである
要するに、民主党の政策というのは東日本大震災があろうとなかろうと全く変わらないという硬直した考え方、と言うよりそんな程度しか思い付かない酷さというものだ。
元々社会主義者、正確には共産主義者に民主主義経済を良くしろと言っても無理な話である。
そして、最終手段の復興債にしても最終的には日銀に買い取らせるということぐらいしか思い付かないという思想の貧困さである。
この菅政権、民主党の震災復興によって、日本は今度こそ息の根を止められるのではないかと言う危惧が生じる。
元々日本は、日本国民のものだけでは無いという主張の人物が党首をしていたという政党であるだけでない。
日本という国ををどういう風に壊して行くかという思想の人物がなんと内閣官房参与の平田オリザ氏である。
この平田オリザ氏は当然「外国人参政権付与」論者でもある。
こんなように民主党というのは、日本と言う国を完膚無きまでに潰してしまうという思想を持っている。
これは昔の革命理論で、完膚無きまでに国を壊してしまえばそこから共産主義が生まれると言うことなのである。
そして、このままでは本当にそうなりかねないのが現実というわけだ。

次回は、経済を立て直したうえで増税も必要がない復興政策を説明する。


菅総理擁護に傾く毎日社説氏の倒錯論理

2011-04-14 23:01:30 | 新聞社説・正論・主張を読み解く

菅総理擁護に傾く毎日社説氏の倒錯論理

菅総理の退陣と言うことに関しては、今や右派から左翼まで一致して早く止めて欲しいという意見が充満している。
4月13日の文化放送では、コメンテーターの二木啓孝氏が大震災の復興には菅総理の退陣が望ましい旨を述べた。それは、自民党との大連立には、菅総理の退陣という条件が入っているから退陣すれば一気に大連立が進むという観測からである。
そして、菅総理の拙いところとして、「全てを自分でやりたがる」ということを指摘していた。
ところが、菅総理にはその全てをやる能力がないと言うことは明らかなのだが、それでも他人任せにせず行おうとする。別の言い方をすれば他の有用な人間を使って事をなすことが出来ない。簡単にいえば「無能なのに行動する」ということである。
そして全てを行おうとする余り、参与や補佐官を沢山作って現場を信用しない。
原発事故でも「東芝、日立などのメーカー」→「東京電力」→「原子力安全・保安院」→「原子力安全委員会」→「官邸」という具合に風通しが悪い。
ところが、毎日新聞2011/04/14の社説では妙な菅総理擁護論を展開している。
「社説:菅首相への批判 ただ「辞めろ」は無責任だ」
毎日新聞は、以前から「記者の目:復興財源に浮上する子ども手当=大貫智子・毎日新聞 2011年4月7日」と子ども手当廃止案に反対な記者がいて物議を醸している。

特に「私自身、仕事との両立が困難に思われて子どもを持つかどうか悩んでいただけに、『お金を渡せば産めるだろう』という発想は短絡的に過ぎると感じていた。」という風に子どもを作ろうと思えば簡単に作れると思っている程度の認識の人物。
それで無視していたのだが、この人達というのはやはりどうも我々とは違う人種らしいと思ったのは14日の社説である。
現状認識では
○この非常時に退陣要求が出ること自体、菅首相の責任というべきだろう。
○ねじれ国会の下、首相がどう復旧・復興策を実現しようとしているのかも、なお明確ではない。
○首相を支える民主党執行部も今度は与党の国民新党への気兼ねなのか、この時期およそ優先度は低いと思われる郵政改革法案を審議する特別委員会を12日設置した。
○既に指摘したように何より首相には「最終責任は自分が取る」という迫力が欠けている。
○首相も与野党議員も「党利党略」「個利個略」を捨て、総力体制を築くべきだと再度指摘したい。

擁護論
●だからといって今、首相退陣を求める意見にも到底、賛同はできない。
●こんな体制にすれば原発対応も復興も進むという具体的な案もないまま、ただ「辞めろ」というのは無責任というものだ。
●首相が交代すれば、国民のみならず、国際社会も「いよいよ日本は政治の統治能力を失った」と不安を募らすのではなかろうか。

ここで現状認識では、「民主党の人権侵害救済機関検討プロジェクトチーム(PT・座長川端達夫氏)の第一回会合」がこの大震災の時をかいくぐって行われていると言うことである。
従って、毎日社説氏のいう「党利党略」「個利個略」は民主党の方から行われていて、到底大震災に対する大連立などに対するものでは無い。それどころか、社説氏が主張する問答無用の大連立を行ったのなら、密かに「人権擁護法案」やら「夫婦別姓」問題やらを片付けようという共産主義者の思惑が見え隠れする。
まさかそれを狙っての社説氏の主張なのかと言うのも、大貫智子政治部記者の言い分からしてあり得ない事では無い。
そして、今の共通認識は菅総理自身が大震災の復興に対するブレーキになっているというのは明らかである。それならばその震災復興のブレーキとなっている障害を取り除こうというのが本筋であるはずだ。
ところが社説氏の擁護論は筋が通らない矛盾を抱えている。
だから「首相退陣を求める意見にも到底、賛同はできない。」という論理は「こんな体制にすれば原発対応も復興も進むという具体的な案もない」から退陣反対と書いている。
ところが、現状認識では「首相がどう復旧・復興策を実現しようとしているのかも、なお明確ではない。」と矛盾する。

そして、菅総理が「復興構想会議」という屋上屋根を重ねる様な組織を作り、議長に五百旗頭真防衛大学校長を据えたのは既出のことである。
ところが、この五百旗頭議長の言い分曰わく「復興税」である。
そんなことなどは、五百旗頭議長でなくとも簡単に考えられる。それを増税でなくしてどの様に復興させるかというのが「復興構想会議」のはずなのである。
しかし、共産主義者で国家感がない人物にそれを求めても「木に縁(よ)りて魚求む」のたとえにしかならない。
だからこの五百旗頭氏と言うのは「拉致問題」に冷淡どころが
「拉致なんて小さな問題にこだわるのは、日本外交として恥ずかしいよ。こっちははるかに多い◯百万人も強制連行しているのに」(国を憂い、われとわが身を甘やかすの記・より)
という様にどう考えても愛国者ではない人物。
こういう国家間がない人物が日本と言う国を作る「復興構想会議」の議長というのだから、菅総理というのが如何に国民からずれて有害なのかが良く分かるものである。


ウッドコーンスピーカー・ビクターEX-BR3を聴く

2011-04-12 23:39:11 | オーデイオ・音響関係

ウッドコーンスピーカー・ビクターEX-BR3を聴く

今日クレジットカード会社からカード決済の金額を知らせてきた。それが「え!!」という金額だったので、調べてみたら復興支援、消費拡大で3月末に買ったものがもう請求されていた。
自動車保険などは、カード支払いだと3ヶ月も後になったりするのだが、3月期末決済だと恐ろしく早い。それならば買った方としても一生懸命使ってやらないと、という気分になる。
3月は憂鬱だったが、4月になっても菅政権というのは心を入れ替えて復興に力を入れるという様に感じられない。
いくつ目の組織か分からないが「復興構想会議」も議長に筋金入りのリベラル人士、五百旗頭真防衛大学校長を起用する。
これは菅総理が本気で復興会議などやる気がないと見られても仕方がないことであろう。おまけに「首相の感謝メッセージ」は、中国に特別な考慮を示すという未だに菅政権の「宗主国中国」に忠節を尽くすと言うのは変わっていない様である。

そういう嫌なことは、忘れて音楽を聴く。
そうビクターEX-BR3という9cmウッドコーンスピーカーは、嫌なことでも忘れさせてくれる様なサウンドを出す。
今までのスピーカーは「紙」で作られている。ところがEX-BR3のスピーカーは、紙の代わりに樺材のウッドコーンである。

当然、音質というものは独特な音を出すものでケンウッドLS-K711などとは、全く異質な音質である。
具体的にどういう音なのかというと、紙に比べて非常にクリアな音質であると言うことである。別の言い方をすれば単純で音にニジミがない。
LS-K711などと聞き比べてみると、紙のLS-K711が幅広い細かい音まで表現するのにウッドコーンは、そういう幅の広い音の表現ではない。
このスピーカーが9cmのウッドコーンであることから、中音重視の設計になっていて低音や高音というのはどうしても出にくい。
だから、低音の地を這う様な音というものは一切ない。

そして、そういう中音重視というのは、クラシックではどうも広がりに欠け、適さない気がする。特にモーツアルトだと高音部の伸びか足りないので実に迫力不足になる。
何と言っても良いのは女性ボーカルである。他のどんな紙で出来たスピーカーでもこんなに艶めかしい音質を出すものは無い。

FM放送の音源も聞き比べてみたが、ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI、ONKYO プリメインアンプ 最大出力85W+85W A-973(S)、KenwoodスピーカーLS-K703
の組み合わせでは、全く別の声に聞こえるくらいである。
又、EX-BR3のアンプのせいなのか、非常に音の定位が良くて、正に目の前で歌っている様に聞こえるというのは中々凄いところがある。

現状、付属のケーブルを用いて聴いているのだが、ケンウッドKseries R-K711-Nの時ほど不都合は感じない。
BELDEN 8470やモンスターケーブルに取り替えたらどういう音になるのかは次回検討する。

このEX-BR3で女性ボーカルは艶めかしいほどのど迫力な上に、中々鳴らし切れないテレサ・テン(鄧麗君)の歌声も何とか表現出来る気がする。
一方、男性ボーカルとなると何か切れが余り良くない。
多分、低音部の紙では雑音に聞こえる部分が出でいないので、声に巾がなく薄っぺらである。加山雄三の声は何やら沈んで聞こえる気がする。
低音部のためにスピーカースタンドを使うと言うことがあって、専用のものがある。
色違い、材質違いであるEX-AR3の場合、インシュレーターを入れた方が良いと言う指摘が多い。
一方ピアノフィニッシュのBR-3の場合は、材質が硬いと言うことでスピーカースタンドやインシュレーターを使わなくても良い様に感じる。
又、低音が良くないと言うことで、サブウーファープリアウトを使ってONKYOサブウーファーシステム SL-A250(D)を繋いでみた。

本体では、サブウーファーの切り替えがあって、ONにすると本体のウッドコーンの低音部が切られてサブウーファーに切り替わる。
実際使って見ると、低音部は増すのだが音質の違いから音のつながりが悪く、本来のクリアな音質が損なわれる。
やはりウッドコーンはそれだけの方が良い様である。
今のところ、取りあえずFM放送を流してエージング中である。
FM音源でも、たまに今まで聞いたことがない音や微妙な綺麗な音が聞こえるというのは驚くべきことである。


それにしても、久々ずっと聴いていたい様なミニコンポにであった。


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「砂漠の女王」(The Story of Ruth)1960年を見る

2011-04-11 19:33:14 | 映画、書評など
「砂漠の女王」(The Story of Ruth)1960年を見る

映画「砂漠の女王」は、原題「The Story of Ruth」で旧約聖書の「ルツ記」の映画化である。
この主人公ルツ(友愛の意味)とは、後のイスラエル建国のダビデ王の祖となった人物とされている。
この「ルツ記」は旧約聖書の中で美しい物語として知られているという。


この映画では旧約聖書そのままでは映画にならないので、ルツがモアブの神「ケモシュ」の神官・巫女になっている。
この高位の巫女であったことが物語りの筋になっていて、後半から「ルツ記」に近くなってくると言う筋書き。
従って、後半の旧約聖書の筋に近くなって行くと「落ち穂拾い」という事柄が出てくる。今頃になって「ミレー」の絵がどういう意味なのか知る始末である。

さて、このルツ役には、エラナ・イーデンという女優さんが抜擢されている。他に出演作があるかと思ったら分からなかったから多分これだけかも知れない。
制作者側のサミュエル・G・エンゲル、ヘンリー・コスターなどは、世界中から女優を探したと話している。
それは、旧約聖書で「ボアズ」という大農園主に見初められるということになっているし、聖書に登場する人物にふさわしいそういうイメージの女性を探したらしい。

この映画紹介によるとエラナ・イーデンという女優さんは、「ハビマ劇団」出身であるという。
この映画は「ペアレンツマガジンアワード」を受賞をした。このときの映像が収録されていて、素顔のエラナ・イーデンが顔を見せているとき、最初アラブ・ペルシャ系の様に見えたものの、最後に見た感じでは間違いなくユダヤ系であった。
イスラエルの国立「ハビマ劇団」出身であることから、ユダヤ人であることは間違いないことなのであった。

実際の映画というのは、紀元前13世紀はこんなものかと思わせることもあったが、見終わってしまえば単純な恋愛映画である。

Webで「砂漠の女王」を検索すると、紀元前3世紀のローマ帝国と覇を争ったパルミラの女王(ゼノビア)の話がで出来てしまうので、実はそっちの話かと思ったのである。
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書道展三昧の一日・翠書道会展・2011えと現代書展 他

2011-04-11 00:19:30 | 動画で見る書展・風景

書道展三昧の一日・翠書道会展・2011えと現代書展 他

4月の第二日曜日、この日は東日本大震災がなければ相馬が原の自衛隊の桜祭りだった。自衛隊駐屯地の廻りは桜ばかりで、桜を見ると言うのも良いのだが、実際は自衛隊のお祭りなのである。だから子どもの頃は、戦車に乗ったり中に入ったりと言うことをした事もある。しかし、多少遠いし、「行くぞ」という心構えがないと中々行けないと言うので、気力のなくなった今ではほとんど覗いた事も無い。

それにしても、今年の桜は大分遅い。例年だと小学校の入学式には桜が残っているかどうかと言うところである。
うちの子の入学式の時は、何とか桜のあるところまで来て写真を撮った。それも翌日には雨が降って葉桜になった。

書道展というのも3-4-5月は社中展や個展、企画展などが目白押しである。しかし、震災の関係から3月と4月上旬の書道展は全て遠慮させて貰った。
書道展は、1年も前から企画されるもので直前になって中止すると言う特殊なものもあるものの実はどうにもならないことが多い。
それで、3月中旬以降に展覧会の記事が地方紙に掲載されたときは、多少後ろめたい気持ちもあったと共に、よく展覧会を挙行したと思うものである。
しかし、大震災から1か月を経とうとしていて、又「自粛は良くない」と言う風潮で、本日から展覧会の解禁と言うことにした。
いずれにせよ、この日曜日に掛けて3つの書道展があった。
「大井美津江展」(妙義山美術館)
「2011えとの現代書[うさぎ]展II」(ライフアップスクエア アイズ)
「翠書道会展」(前橋市市民文化会館大展示ホール)

‥‥‥と言うことで、朝から昔松井田今安中市になった妙義山の裾野まで行くことにした。
この妙義山美術館、土曜日、平日に行くと1時間20分くらい掛かってしまう。
国道18号というのは、大混雑の幹線道路で本当に嫌になるのである。日曜日だと1時間掛からないとか、50分と言うこともあるのだが今日は1時間10分くらい掛かった。

選挙と花見客が多いのか、長距離のクルマは少ないものの右折車が多いこと。
この妙義山美術館の「大井美津江展」(風のしらべ)は、次回会場風景の動画を公開するので置くとして、午後2時に帰って来て二つの展覧会をはしごした。

「翠書道会展」、会長は福田惠泉先生の社中と言うことなのだが、会長の名前は知っていても「翠書道会展」というのは聞いたことがなかった。
出品者が130人前後もいる大社中展で、どこ系かと思ったら「あきつ会」系(かな)だった。
顧問が柳井和翠先生なので、その系統と言うことである。
こういうかな書道というのも、種々な流派があって中々一通りではないと言うのが難しいところで、この「あきつ会」系でも違う傾向のところもある。
毎日書道展などを見に行けば、もっと多くなるから益々分からないと言うものだろう。

「2011えとの現代書[うさぎ]展II」(ライフアップスクエア アイズ)
毎年行っている「えとの現代書」展。

ことしは、うさぎ年だから「兎」と言うことらしいが、真下先生によると中々兎の解釈が難しくて難儀したという。
作品は、葉書大、色紙大から大作までという点数としてはかなりのもの。但し、作品は会場あちこちにインテリアとして飾られているので一般の書道展というのとは大きく違う。
作家は、真下先生以外余り知っている名前も見つからないので実際のところは良く分からない。

いずれにせよ、朝からスギ花粉一杯の妙義山から前橋市内まで一日中展覧会廻りだったから、帰って来た5時頃には「(涙目で)眼が開かなく」なった。
回復するのに小一時間を要し、夕食後には「砂漠の女王」(ユダヤ建国の祖の物語)を見てしまったから目には良くなかった。
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消費拡大で経済復興・震災復興・種々の買物情報

2011-04-09 16:00:11 | PC・ハード・ソフト関係綴り

消費拡大で経済復興・震災復興・種々の買物情報

東日本大震災で急激に消費が落ちている。
特に通販に於いては東北方面への物流が滞っているだけでなく東北地方の消費の激減によって、又通販で買い物をしている様な雰囲気ではないという感じもある。
その上、東北方面に精密機械やIT関連の工場が集約されていたから製品そのものが不足して、値段が高騰しているという部分もある。だから、Made in Japanと刻印された製品は軒並み品薄になり、入手する製品はチャイナは当然としてマレーシアだったりする。
震災前に買ったRicoh CX-4はChinaだし、ロジクールSpeaker System Z523BKもChina。ミニコンポ・ビクターEX-BR3はMalaysia製であった。
唯一国産は、SONYのブルーレイレコーダーBDZ-AT700でほとんど品切れ状態であるし、大幅値上がりなのである。
しかし実はヨドバシドットコムでは
特価61,900円(税込) 配達料金 無料10%還元 (6,190ポイント)。
多分、実質店舗の方が安いのではないかと思われるのだが地方だとこの値段でも充分安い。そんなことは兎も角も、年度末の31日にはNTT-Xが一年最後のバーゲンを敢行していた。このNTT-Xは例年4月中旬まではバーゲンをしたり値下げ商品などを売らないのだが、なぜか密かにやり始めたというのは興味深い。
たとえば、PC用の液晶モニター。(価格コム一番人気)
三菱電機Diamondcrysta WIDE RDT232WX(BK) [23インチ]
23型ワイド液晶ディスプレイ IPS方式・フルHD対応/RDT232WXBK
27,800円。期末セール直前の価格と同じ。


このRDT232WXBKは、NTT-Xの期末セールでは直前にクーポンをなくして価格が上がってしまったものである。価格コムでは3月14日に記録した最安値が27,300円でその価格まではNTT-Xでも到達したと認識している。
実は、RDT232WX(BK)が安くなったら買おうと狙っていたのだが、これは値下がりせず結果二台目のナナオ FlexScan EV2334W-TBKを買ってしまった。

又、オンキヨーのサウンドカード・WAVIO PCIeデジタルオーディオボード SE-300PCIEが発売(予約)された。
価格、31,300円(SideWinder X4 Keyboardのおまけ付き)
今までのSE-200PCI LTDがPCIスロットで、デジタル音源に対応しにくかったり、付属ソフトがWin7に対応していなかったりと時代遅れの感があって、等々出てきたかという感じがある。
アナログ音源で良い音というのは、WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI LTDで充分なのではないかとも思える。

ディノス オンラインショップ
ディノス オンラインショップ

その他、ディノスから「元気になろう日本!キャンペーン」と言う物が来た。
それはeクーポンで、クーポンコードを登録すると5,000円以上で500円値引き
クーポンコード「73145」
クーポン有効期限:クーポン登録から2011年4月18日(月)
買い物をすれば義援金が送られる。
ディノスではこんな風に言っている。
「本キャンペーンのクーポンをお買い物にご利用いただいた場合、 eクーポン金額と同額をディノスより東日本大震災復興支援のために日本赤十字社へ寄付させていただきます。」

それにしても、募金ビジネスという甘い汁を週刊誌に暴露された「日本ユニセフ協会」を募金先にするところは一つもなくなった。
そもそも「日本ユニセフ協会」は、募金の20%前後を費用と関係なく差し引いて収益にする団体なので寄付が集まればそれだけ潤うと言うわけだった。
あの日テレの24時間テレビも寄付の内30%は経費として差し引くわけだから、募金ビジネスというのも裏があるというものである。

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その1・ACの不買運動に反発して経済復興・ビクターEX-BR3を買う

2011-04-09 00:50:25 | オーデイオ・音響関係

その1・ACの不買運動に反発して経済復興・ビクターEX-BR3を買う

つい最近までACでテリー伊藤氏まで動員して「必要がないのに買うのは止めよう」というキャンペーンをやった。
実はこのACのキャンペーンは変なものだった。なぜなら、そのキャンペーンが始まったときには、流通が改善されてスーパーには必要なものが並んだ。しかも、一時のパニックの時と違って誰も米など買ってはいない。
それこそ「必要がないのに」買う事は無かった。そういうときのACの言う「必要がないのに買うのは止めよう」とは消費を萎縮させ、買うべきものさえ押さえる様な感覚になった。
即ち、ACの「必要がないのに買うのは止めよう」とは、消費させるのを押さえて経済を萎縮させようという悪辣な企(たくら)みとしか思えなかった。
ところが、そういうACの悪質な企みと思えてしまうキャンペーンがなくなったと途端に、今や「自粛は止めよう」というオンパレードになった。
しかも、それに便乗して毎日新聞では「東京都知事選 自粛モード、誰のため?」と石原都知事批判に躍起になっている。
ここにリベラル学者代表の御厨貴東大教授の話しが出で来るところに矛盾した妙な面白さがある。
それは「少なくとも2、3カ月は選挙を遅らせるべきだったと思いますね」(御厨東大教授)と言うことなのだが、それは自民党などが主張したはずだ。
それを民主党は大震災を隠れ蓑に、劣勢を跳ね返せるとわざわざ地方選挙を強行した。
前出の御厨東大教授は、その理由を「この大地震によって都民の考えが明らかに変わったから」(御厨東大教授)と説明するのは至極当然である。
なぜなら東国原英夫候補は、宮崎県での後始末をせずに宮崎を逃げ出し、国政に打って出ると思いきや、石原都知事の失言で出馬した様な人物。
「ワタミ」創業者・渡辺美樹候補は、政治経験ゼロの人物。
そして、御厨教授が言っている様に菅政権の不手際や消防隊に対する海江田大臣の不手際なとが、責任を取らない人物、信用のおけない人物は「危機一髪」の時には頼りにならないと自覚したと言うことである。
この東日本大震災という危機で候補者の誰が頼れそうなのかとみれば自ずと結論が出でしまう。
どう見ても無責任という感じのする東国原英夫候補。
東京都というEUの一国にも相当する巨大都市東京を運営すると言う点に関しては、政治素人の渡辺美樹候補では荷が重すぎる。
共産党の小池晃候補は、今度の大震災で反自衛隊、反米などの共産党などリベラル人士が何の役にも立たなかったと言うこと嫌と言うほど思い知らされた。
結局毎日新聞の「江畑佳明」の署名記事は何が言いたかったのか良く分からない。

前置きが長くなった~

いずれにせよ、そんな自粛ムードに反発してか疑問だが、ミニコンポ・ビクターEX-BR3を買った。
このビクターEX-BR3というのは、EX-AR3という「ウッドコーン」スピーカーモデルのブラック版である。
このAR-3とBR-3とは、単に色違いと言うだけでない。
BR-3ではスピーカーの素材にAR-3の「天然無垢チェリー材」では無く「MDF(Medium Density Fiberboard・中密度繊維板ピアノフィニッシュ)」を使い重くなっている。

この「ウッドコーン」(樺材)スピーカーがどんな音色で、どういう感じなのか次回から徐々に検討して行きたい。
いずれにせよ、従来からあるコンポのスピーカーとは全く異にする音色と音質を出すと言うのは又一興である。
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東日本大震災の復興を増税でという人たちの思考回路

2011-04-07 23:52:25 | 読み解けば‥‥

東日本大震災の復興を増税でという人たちの思考回路

東日本大震災も原発はまだ心配なところが多くて、復興という言葉も出ないがこの頃復興に向けた「大連立」とか「復興庁」、「復興増税」と言う話が識者から出始めた。
このうちの大連立というのは、戦時の大政翼賛会を連想させて余り良いイメージを持たない。この大連立に関してはリベラルという人たちから何やら大合唱が始まった様だ。
2011/04/06テレビ朝日」で夜7時から「池上彰の学べるニュース 3時間生放送SP」と言うのがあった。この中の項目に「大連立の可能性」というものがあって、この場面になったら一瞬凍り付く様な妙な雰囲気だった。なぜなら家電芸人としても知られているお笑い芸人の土田晃之氏が大連立を疑問視する論調に対して「そんな場合ではないだろう」と連呼する。
妙な部分だが、それはそういう台本がある(テレ朝に言わされている)と言うことである。
2011/04/07の朝の文化放送「くにまるワイド ごぜんさま~」で例の元民主党事務局長伊藤惇夫氏が、「元々は大連立には反対だったのだけれど、母のことを思い出して‥‥」とか何とか言って賛成になったと言う。
その理由は何かというのもはっきり言わず、関東大震災の話になり、後藤新平の話になる。後藤新平は、「大風呂敷」とあだ名されたと紹介する。
しかし、「ボーイスカウト日本連盟初代総長」であり最終的に伯爵であったことは誰も言わない。
なぜなら、リベラルと言えば聞こえが良いが、端的に言えば共産主義者にとって華族階級は敵であって忌み嫌うべき存在で有り、私利私欲のないボーイスカウト精神は迷惑至極というわけである。
それで、いでよ平成の「後藤新平」と言ったところで民主党の人たちの中に「ボーイスカウト」はいない。
但し、駐留米軍はこの「ボーイスカウト」精神を見せたことは新聞、TV報道で明らかだが、 沖縄の政治屋・アジ新聞にとってはかなり都合が悪かったらしい。

それで毎日新聞のコラムを見ると
「◇「臨時救災消費税」で復興を--前兵庫県知事・貝原俊民」(「これが言いたい:関東は東北と運命共同体の覚悟がいる=貝原俊民」)と言う記事が目に付いた。
前兵庫県知事・貝原俊民氏と言えば、阪神・淡路大震災時の兵庫県知事である。
正確に言えば、元自治官僚でそこから最後に副知事になって知事に昇り詰めたという典型的な官僚知事である。しかも多選知事で震災の時は3期目であった。
そして、元官僚特有の自衛隊嫌いであったはずである。
その貝原氏が阪神・淡路大震災の経験を元にして何を言うかと言えば、「臨時救災消費税」である。
阪神・淡路大震災は1995年1月、年度で言えば平成6年度である。消費税はまだ3%の頃である。バブルは弾けたと言え、まだデフレ不況には陥っていない頃と考えれば、阪神・淡路大震災の時の経済状況とは大違いだ。
そこでの増税はこんな風に書かれている。

その二つは『臨時救災消費税』の創設である。大人から子どもまで1日1食10円を節約すれば1人当たり年間約1万円。1億2800万人が実行すれば1兆円を超える。資力のある人に少し多くすれば数兆円になる。3年程度の『臨時救災消費税』として広く薄く負担する。子ども手当、高速道路料金低減などの財源も活用すれば、借金はそんなに多くいらない。」

ここで先ず誤魔化しがある。
1人あたり年1万円とは、被災者、年金暮らしのお年寄りや幼児、生活保護世代を含めた人数である。もし実施されれば、一家4人なら単純計算して最低5万円以上。配偶者控除などの手当てもなくなり種々のことを考えれば実際は一家庭あたり10万円は下らないだろう。しかも、それは被災地にも掛かる。
そして「資力のある人に少し多くすれば数兆円になる。」というのは所得税の増税ということである。
そうであるなら、一家庭15万円の増税で収まるのかというところまで来るかも知れない。
結果、その時誰でも支出を抑える。消費を抑える。
デフレ下の大増税は大震災の復興どころではなく、日本の第二の壊滅になりかねない。
その上、この貝原氏は、

「節約は経済を停滞させるとの意見もあろう。だが、これらの資金を復興事業にあてれば被災地での需要が拡大する。」
と強弁する。
日本経済が疲弊すれば、復興どころではない。
そして最後にあげるのか
「その三つは、わが国の安全のため複数の『自治体広域機構』をつくることである。」
そして、その内容をこの様に書く
「だから震災復興は東北・関東の自治体が『広域復興機構』を組織し、これまで東北の恩恵を受けて東京圏が蓄積した豊かさを還元する方向で一体的に進める必要がある。」
この人物は、やはり官僚特有の社会主義者として見るのが間違いない。

増税、消費税増税という人たちというのは、決まって大して税を払わないし、税負担も気にならない人たちで、しかも消費もロクにしない人たちというのは実に腹立たしいものである。


自民党の大連立の可否を問う指標はいかに

2011-04-05 23:08:13 | 読み解けば‥‥

自民党の大連立の可否を問う指標はいかに

3月下旬から出ては引っ込み、又持ち出される自民党と民主党の「大連立」。
この大連立はどこから話しが出てくるのか、どんな人物が又報道機関が積極的なのかと言うことで本当の正否が占えたりするのではないかと思える。
震災後に大連立を密かに主張しているのが毎日新聞で、「熱血!与良政談」で種々模索している。
朝日新聞では、「大連立構想『国民の要望』閣僚から前向き発言相次ぐ」としているが最終的に、自民党も公明党も「山口・公明代表、大連立に慎重『どれだけ意味あるのか』」慎重論になっている。
考えてみると、菅政権が模索する「大連立」というのは、実にしみったれた大連立である。
「しみったれた大連立」とは、震災復興に向けた閣僚をいくつか追加して、そこに自民党の誰かを入れると言うことらしい。
分かりやすく言えば、民主党は震災復興には手を貸さず、もし復興が上手く行けば「民主党の手柄」、失敗すれば「自民党の責任」と言うわけである。
実際のところの震災復興には、新設した省庁では箱やポストを作っても権限は重複したりするから事実上の権限は菅政権が握ることになる。
その大連立とはいうものの、菅政権自体が大連立の体制になっていないのに大連立でもあり得ないと言うのが真相ではないだろうか。
それは、この東日本大震災で不手際だった人たちや反自民、反自衛隊の言動をしていた人たちを内閣の中枢から外して、新体制にする必要がある。
しかし、「不手際だった人たち」の中に菅総理そのものが入ってしまうからこれは出来ない相談でもある。
それどころか、菅首相は大震災後に反日人士達を敢えて内閣に取り込むという妙な対応をとり続けている。別の言い方をすれば、危機に感じればそういう思考回路しかない。
そのリベラルな人たちが、危機に対して何の役にも立たないというのは図らずも今回証明されてしまっている。
これでは大連立を組みたくても組めるはずはないだろう。
丁度、幕末に大政奉還した徳川慶喜が、将軍を首班とした政府が作れると誤認したのと同じである。
しかも、大連立にあの大勲位(中曽根氏)が推進するのであれば、今は大連立は組めないと言うことが大凡の指標である。
この大勲位中曽根氏は、中国の内政を理解出来ずに故意に靖国参拝を中止して、以後靖国問題を起こすというだけでなく、近年種々リベラルな発言が目立つ。
いずれにせよ、NHKや朝日新聞が声たかだかに「大連立」を叫ぶのなら、大連立は「否」であることは間違いない。
しかし、そんなところまで行かないと言うのはまだ「大連立」の機が熟するというにはほど遠いと言うことを示している。


期末セールで買ったロジクール Speaker System Z523BKの真相

2011-04-04 20:09:15 | オーデイオ・音響関係
期末セールで買ったロジクール Speaker System Z523BKの真相

今更ながらロジクールSpeaker System Z523BKというPCスピーカーを買った。
このZ523BKも発売2年も経ち、上位モデルのZ623が昨年に発売されている。このことからつい最近ではヤマダ電気の日替わり商品にもなった類(たぐい)のものである。

PCスピーカーは、メインのパソコンでは昨年の春先に種々総入れ替えしてシステムを構築したから今更いじると言うこともない。実際、こちらではこれ以上の音質を望むというのは無理である。
ちなみに構成を書いておくと‥‥
ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI
ONKYO プリメインアンプ 最大出力85W+85W A-973(S)
KenwoodスピーカーLS-K703
ONKYOサブウーファーSL-057
ケーブル・20年前の極太SPケーブル(品番不明)
全体にオンキョーでまとまってしまっている。それは近年安く手に入るPC関係ではONKYOぐらいしかないという結果である。
但し、ONKYOの音質というのは好き嫌いが昔からあって、「キンキン」するとして嫌いな人も多い。その内に全てONKYOにしてみてどうなのか暇が出来たらやってみようと思うのだが、Kenwoodのミニコンポ用のLS-K703がかなり良い感じで音を出してくれる。
http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=3109791

ミニコンポKseries R-K711の音の改善結果」

このLS-K703というのは、Kenwoodの上級ミニコンポKseriesの片割れで、CDレシーバーR-K711-NとスピーカーシステムLS-K711も所有しているからLS-K711の兄弟分である。
そのLS-K703がONKYOのアンプでKenwoodらしからぬ音が出ると言うのは面白いものである。
このSpeaker System Z523BKは、サブに使っている作業用マシンに取り付けている。
今までは、ロジクール Speaker System Z4iという一時期大好評だったシリーズの製品を接続していたが、今回多少のバージョンアップと言うことになった。

Z4iというのは、サブウーファーとサテライトスピーカーが完全に分離できるもので、サテライトスピーカーだけ上質なものに交換してやればそれなりに使えるものであった。
しかし、全体の音という分野ではサブウーファーはボコボコ、ドンドンとしか鳴らない。それでサブウーファー出力を押さえれば付属のサテライトスピーカーでは高音部が荒く、FM音源でさえラジカセに負ける。
単にPCスピーカーとしてなら、オンボードサウンドが高音部を表現できないのでZ4でも問題はないところでもある。
こんど購入したSpeaker System Z523BKはZ4の後継機と言うより新しい系列のPCスピーカーである。
実際は、PCスピーカーと言うより液晶テレビに繋いでDVDなどを楽しむように設計してあるようで、音楽用の中高音域はあまり出ない。
別の言い方をすれば、人の声が聞き取りやすい音域を重視している気がする。
Z4に比べれば、サブウーファーは底面にスピーカーが付いた本格仕様になっているし、サテライトスピーカーは前後にスピーカーが付いたサラウンド仕様。

そんなものだからPCに繋いで聞いてみると、Z4に比べ音質は明確なものになっている。しかし、PCに繋いで聞いていると高音部を表現できない元々の音源が悪いので、他のスピーカーと聞き比べる事は出来ない。

そんな場合ラジコ(インターネットラジオ)でFMを流し、ミニコンポと聞き比べるとその差というものがはっきりする。
ラジコの場合、実際の放送と一テンポ遅れるので実によく分かるが、高音部がはっきり切れていることがよく分かる。(PCのオンボードサウンド)
対策としてはサウンドカードを追加してやれば音質は改善すると思うが、それではSpeaker System Z523BKを買った意味がない。
いずれにせよ、最終的に音を聞き比べるにのにミニコンポのスピーカーと代えてみて確かめた。ミニコンポとは、「ミニコンポKseries ケンウッド CDレシーバーR-K711-NとスピーカーシステムLS-K711+ONKYOサブウーファーシステム SL-A250(D)」である。
スピーカーシステムLS-K711もBELDEN 8470というスピーカーケーブルに取り替えてエージングしてあるから、取りあえず満足する音質にはなっている。
http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=3008097
「BELDEN 8470でサブウーファーケーブルを作ってみた実験」

これで聞き比べると、根本からして音楽を聴くスピーカーシステムとは思想が違うことがよく分かる。
基本は、人の声が良く聞こえる音域に設定してあると言うものの女性の高音域当たりになると近くでは問題無いが、遠くからでは良く聞き取れない事がある。
一方、音楽用のLS-K711では極めてクリアーに高音部が伸びていて比較にならない。
ロジクールSpeaker Systemの思想がはっきり分かるものであった。

こんな感じで、上位モデルのZ623は「THX(R)認定の2.1chスピーカーシステム」と言うTV用のスピーカーで音楽用ではないと言うことがよく分かる。
これなら、取りあえずSpeaker System Z523BKで充分という感じである。
尚、TV用なら本格的なホームシアター スピーカーを買ってしまった方が後腐れがなくて良いのではないかと思ったりもする。
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