デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

雨は降らなかった!

2007-04-22 01:10:08 | お仕事日誌
朝起きた時は霧雨が降っていた。「アートタイムス」の訂正文をコピーする。やはり今日は雨が降るのだろうかと思いつつホテルに向かう。イシャムジンはホテルの外で待っていた。会うなり彼は、今日は雨は降らないと断言する。根拠はなにかと思ったら、インドでは天気予報はあたらないということ。ちょっと説得力がないが、なんとなく低いテンションがあがりはじめる。控室で知り合いの芸人さんに聞くと、馬車道は投げ銭が集まらないという、まだ去年から始まったばかり、お客さんが投げ銭に慣れていないのではということだ。イシャムの投げ銭が昨日集まらなかったのは、自分だけの責任ではないのかもしれない、と思ったら急に気が楽になってきた。
名前を間違ってしまった上島さんと一回目の公演の前に出くわす。すいませんメールは出しておいたのだが、やはりちゃんと謝らないと・・・上島さんは気にしないで、訂正文なんかいらないですよとまで言ってくれる。これでずいぶん気が楽になった。許されないミスなのだが、少しホットする。
昨日はしどろもどろしていた前説のMCも、肩の力が抜けて、いい感じ。「アートタイムス」の宣伝もスムーズにやれる。そこそこ客も集まり、投げ銭も札が多くなる。そしてアートタイムスもいい感じで売れる。目標の50部を大きく上回り、64部売れた。
個人的には3回目の公演が一番楽しかった。前説をやっているときにごそごそ仕込みをしているイシャムが、ネタをばらすちょんぼをしてくれたのだ。これが大受け。これがイシャムのストリートマジックの一番いいところなのだと思う。腹が据わっているというか、アクシデントを楽しむ、もしかしたらそうなるように仕込んでいるのではないかと思うくらい、堂々としている。2回目の公演の時に「りゅうほう」の松崎さんが見に来て、公演後1万円の投げ銭。これを解説したらドーという反応。今日はお客さんは昨日に比べると少ないかもしれないが、投げ銭は昨日より集まっている。
15時50分のショーで今回の日本公演はすべて終了。本人はとても楽しかったようだ。
18時から打ち上げ。やっと顔なじみの芸人さんたちと顔を合わせることができる。みんなと飲みたいところなのだが、やはりイシャムはカレーが食べたいようだ。今日彼は昼飯をほとんど食べていない。お腹も空いているはずだ。3回目の公演のあと、万が一にと視察していた伊勢佐木町のインドレストランに行くことにする。
やはりカレーを食べないと駄目なのだろう。ただは自分は毎日カレーで多少うんざり。今日のレストランの人たちは3回目のショーを見に来たようだ。イシャムはインド人の人たちと楽しそうに話している。とても満足げ。良かった、良かった!
野毛、そして去年から始まったヨコハマ大道芸の楽しみは、二次会、三次会なのだが、今日はそれもなし。おとなしくイシャムをホテルに送った後は、帰宅。漂流民の会の会報が出来上がってきたので、その発送作業。テレビではロッキー4、この映画とんでもない反ソというか・反ロシア映画。途中でそれがやになり、部屋で最終的な発送作業。





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