デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

2 打合せ

2004-12-28 00:18:02 | カバレット制作ノート
12月13日 スタジオエッグスにて
会場の下見を終えて、プロデューサーとして、こんなショーにしたいという自分なりの大まかなコンセプトを、メンバーに流した上で、とりあえずパフォーマーたちで打合せをしようということになった。大熊さんとは、この話が終わったあと、相談することにする。大熊さんなりのイメージがあると思うし、そのまえにパフォーマーのなかで、どんなものをつくるのかということを話し合うことになった。
前回に下見には参加できなかったダメじゃんも、ソロライブを5日後に控えていたのだが、出席、三雲、こうじ、VJが集まる。あの小屋にあったものをやりたい、それはある意味でノスタルジックなイメージで、日活の無国籍アクション映画のような世界ということで、おおまかなコンセプトを提出したのだが、いまいちわかりにくいようだった。
いろいろ話をすすめていくなかで、昭和30年代(キネマ倶楽部の前身であるグランドキャバレーができたころ)のキャバレーという時空間を設定して、それをフレームにしていこうということになる。
つまりダメじゃん、三雲、こうじが、キャバレーの従業員になり、サロクも女給、あるいは山本光洋と神山が演じようとしているバーテンも、ここのキャバレーの働き人になるわけで、ここのショーで、藤山さんなり、寒空さん、森田君はそのまま芸人として、自分の番組を演じるわけだ。この30年代のイメージについていろんなアイディアが出される。まだみんな生まれていないのだが、どこかで知っているノスタルジックな世界、それをVJが映像として演出する、そんな流れで、やっていこうということになる。
多少酒の勢いもあったが、従業員が演じるコントのようなものを、VJが映像にし、当日流すというアイディアも出された。
クラブチッタのライブハウス版とはちがう、別なカバレットができる予感。

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カバキネチラシ入稿

2004-12-25 00:29:39 | お仕事日誌
午前中は、久し振りに家でゆっくり片づけ物。会社もそうだが、家のものも少し整理しないといけない。一段落ついたところで、昨日会社からもってきた、スゥエーデンのサークールというサーカスグループの新作ビデオをゆっくりみることにする。セットして気づいたのは、これは前にも見たプロモーションビデオ。がっくりくる。会社でみることにする。
14時次女の中学校で、吹奏楽のクリスマスコンサートをみる。今年はコンクールも文化祭も見えていないので、演奏は初めてみる。いちごのかぶりものして楽しそうに演奏していた。
終わってからまっすぐ会社へ。デザイナーさんに確認すると、まだ少し時間がかかるという。サークールのビデオをじっくり鑑賞。音楽もいいし、若いエネルギーがあって、かつてベルリンで見たゴッシュの時と同じようなものを感じた。これはいけるのではないだろうか。
19時過ぎに会社をでて、原宿のデザイン事務所へ。今回のチラシは会場の東京キネマ倶楽部の雰囲気そのままのレトロな感じがとてもいい。表と裏の原稿を校正。いくつか直しをして、21時すぎに事務所をでる。品川でまえから行きたいと思っていたラーメン横町「品川麺達」に寄ったら、どこも長蛇の列。そろそろほとぼりもさめたと思ったのだが、そうは問屋がというところだろう。しかたなくそのまま帰宅。



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仕事納め

2004-12-22 00:16:04 | お仕事日誌
8時すぎにだれともなく起床。東村ではそんなにいびきをかかなかったようだが、昨日はやはりかなりかいていたようだ。コーヒーをごちそうになり、みんなで部屋をでる。先生と自分は浅草線で上野まで。三人としばしの別れ。10時のスカイライナーに乗ろうと思ったのだが、9時20分発に乗れた。10時半すぎにチェックイン。カウンターに入る前に量りがあったので、昨日から話題になっている先生の荷物をはかる。先生は19キロといってきかないのだが、やはり23キロあった。先生は腑に落ちないようだが、このくらいのオーバーであれば問題ないだろう。最近はチェックが厳しくカウンターには入れない。問題はなく朝飯を食べて、11時半ころゲートイン。次回は3月20日ころの来日になる。
スカイライナーを使って、事務所へ戻る。途中福岡に向かう大野と出くわす。良いお年をと言って、別れる。事務所の大掃除はほぼ完了していた。自分はすぐにカバキネの仮チラシをもって、下北沢へ。木村万里さんプロデュースのコントライブにちらしの折り込みをさせてもらう。
久し振りの折り込みだが、今回は枚数も少なく30分くらいで完了。事務所に戻ったのは17時前。
辻君が悪戦苦闘しながらひとり自分の机まわりの片づけ。カバキネのチラシの原稿がでそろったので、整理してデータとしてデザイナーさんへおくる。明日の入稿に立ち会うことになった。
18時事務所をでる。明日から休みといってもチラシのことがあるので、2、3度事務所にはでなくてはいけない。


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忘年会

2004-12-21 17:03:44 | お仕事日誌
10時出社、明日予約を入れていた歯医者に行けなくなったので、急遽午前中一番で治療を受けることに。大熊さんから写真が送られてきたので、デザイナーさんにすぐに転送。なんとか24日に入稿できるといいのだが、とにかくそのつもりでやらないと。明日カバキネのチラシの折り込みがあるので、400部コピー。それを終えて、昼飯を食べてから、明日の大掃除にさきがけ、自分の担当である窓拭きをやってしまう。
窓拭きのあとは、自分の机まわりの整理。今年の仕事のファイリングを終えて、あとはごみ箱行き。
藤山さんにカバキネのチラシ原稿をFAX。すぐに了解をもらう。
先生の旦那さんの来日のための書類を作成して、先生に渡す。
18時20分会社を出て、新宿の忘年会場へ。今回は身内中心。2次会まで出た後、先生、大野、大須賀、大森の5人で無理やりタクシーに乗って、大野のマンションへ。
先生以外はざこ寝。前回東村であまりいびきをかかなかったということで、隔離されなかったのだが・・・
2時前に就寝。

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サーカス学校発表会

2004-12-20 17:15:24 | 観覧雑記帳
公演名 沢入サーカス学校の発表会
会場   旧沢入小学校体育館
日時   2004年12月18日(土)午後2時開演(終演午後4時)
出演   沢入サーカス学校生徒
      ゲスト U&I (アメリカ)

確実にみんな実力をつけている、そんなことが実感できた公演だった。昨年の大雪公演では、みんな一生懸命やっているなあ、というその熱気がビンビン伝わってきて、ビデオを撮りながら、なんどもウルウルきてしまったものだが、今年は一生懸命さだけでなく、余裕というものをひとりひとりの演技から感じた。それは舞台慣れしてきたことから来るのだと思う。サーカス学校にはこのところ公演依頼が続いているが、そうした公演をこなすなかで、舞台で演技するという気持ちのゆとりみたいなものが、出てきているのだと思う。舞台で演じる顔になっている、これも実はサーカスのなかでは必要なのだが、こうしたことを自然に学びとった成果だろう。
それとかなりの演目は、出来上がっていることにも驚かされた。男女のハンドトゥーハンド、一輪車、コミックアクロ、アクロバットダンス、ジャグリングなどはもう立派な演目になっている。こんどカバレットにでてもらう森田君のジャグリングは、ちょっとしたミスはあったものの、夏の公演の時から比べて(ビデオでしか見ていないのだが)格段の進歩をとげている。ひろみの自転車やイスのバランスも、十分サーカスで通じるであろう。ヘブンアーティストのライセンスを今年とったチイとジェンのコンビも、もう少し短くした方がもっとインパクトを与えることができると思うが、コミック芸とアクロバットをミックスした見応えのある演技だった。

それに身体がずいぶんと出来上がっていることにも驚いた。腕や胸などに筋肉がついて、鍛えられた身体、出来上がった身体になっている。アクロバットを主体としたサーカス学校の指導方針が、実った結果だと思う。
マキのアクロバットダンスも、身体の切れみたいなものが感じられる芸になっている。
クラウンでつなぎ役をしていたフクチャンも相変わらずいい味をだしていた。
ほぼ満席だったが、お客さんの反応も良かった。近所の子供たちやおじいちゃん、おばあちゃんが集まって、冬休み前のひとときをこうしてサーカスを見ているというのもいい光景であった。
どっしりと大地に根をおろして活動している、そんな感じがした。小手先の芸でなく、身体をじっくり鍛えて、身体そのものが、芸をしているそんなたくましさを感じた。
サーカス学校は確実に進化している。

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