デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

山谷散策

2022-09-17 05:42:08 | デラシネ日誌
朝のウォーキングは冨岡総合公園にして早めに切り上げ、「芋たこきんたん」最終回を見る。葬儀のあと、健次郎さんの写真を前に町子さんが語りかけながら、酒を飲むシーンにまた泣いてしまう。そして最終回らしくその後の話しにかろやかにもっていくところは上手だなと感心。最後原作者の田辺聖子さんも顔を出しておられたが、一緒にいたご婦人は誰だったのだろう?
昼前に、「んじゃ吉原に行ってくるから」と家を出る。今日はちんたら日比谷線で三ノ輪まで。このところやっと電車の中で本を読むという現役時代の習慣が蘇ってきている。今日も往復いい感じで読書に集中。読む本が良かったのだろうが。ちなみに今日の本は岩田貴さんの「現代ロシア演劇」。
三回目の三ノ輪、今日は行ったことのない山谷を散策することに。なんといっても山谷と言えば、明日のジョー、段平とジョーが会ったところ。いまは名前だけしか残っていない泪橋交差点のあたりから裏通りに入ると、そこはかつてどや街だったところ、安宿が立ち並ぶ、寿町とはまた違う雰囲気。どこからか段平が出てきそうな感じが漂う。

この山谷が吉原と繋がっている、いつのまにか今日が三回目となる吉原に出てしまう。相変わらずソープ街で声をかけられる。いろいろなことに気づく。1.寿司屋が多い 2.へんな喫茶店も多い(斡旋しているのかもしれない)3.いわゆる昔のタバコ屋も多い 4.ソープの前にワゴン車がよく停まっている
そしてこんな古本屋も。遊廓専門らしいが、こうドアがばっちり閉まっているとさすがに入れなかった。

昼をまたこの前来た店でと思ったが、一杯で入れず。たしかいまBSでやっている「孤独のグルメ」の再放送のシーズンでこの店出てくるはずだから、もう入れないかも。結局は「をぐり」会場の桜鍋屋さんの隣のそば屋で、カレー南蛮そばを食べる。
15時から「をぐり」の三回目。今日は小栗たちが毒殺され、照手が川に流されるところまで。前回からやっている前回やったところまでのダイジェスト版で、鬼鹿毛の段をやってくれたが、これがやはりケレンの場で迫力があった。丁度いま原稿を書くことになっている歌舞伎の馬の話を読んだばかりなので、臨場感を味わえて良かった。次回は聞けないのが残念。もしかしたら吉原通いも今日が最後ということになるかもしれない。
横浜駅でおりて、生鮮市場で刺身を買ってから帰宅。
今週末冨岡神社の祭礼のポスターを見る。コロナ以来ずっとやっていなかったが、三年ぶりで開催ということか。
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