いつものように5時すぎに起きて、着替えをもって階段を降りていたときに悲劇が起こった。最後の一段を踏みはずしてしまったのだ。左足の小指を思い切りくじいたようだ。激痛が走る。たいしたことないと思ったが、痛みが残る。とりあえずストレッチをして、スプレー式の湿布薬を吹きかけると、なんとなく痛みがとれたような気がしたので、ウォーキングにでかけようと外にでるも、びっこをひかないと歩けない、とてもウォーキングなんか無理。だいたい靴を履いて歩くことが痛みを倍増させている。今日は気功で、腰を完治してもらおうと思ったのだが、果たして行けるのか・・・10時すぎに、「駅まで歩けるの?」という妻の問いかけもあったが、家を出る。途中駅前の整形外科に行こうかという気も起こったのだが、おそらく湿布で終わりだろうと思い、そのまま電車に乗る。
こんな状態なのに、例によって無理をして、町屋の吉村昭文学記念館に。前回はきちんと見てなかったので、せっかく東京まで出てきたのだからということで向かう。また町屋から間違って遠回り。足が痛いのに何をやっているのか・・・
なんとかたどりつき、写真を撮りながら(禁止されていたをあとで知る)観覧。とてもいい展示だと思う。
「石巻学」6号に掲載させてもらった先生の講演会のメモもあった。なにより感動的なのは石巻学コーナーがあること、さらに5号と6号を販売しているというチラシを置いてくれている。ありがたいかぎりである。
前回来たときゆっくり見れなかった先生の書斎の復元したコーナーも見学。書棚に自分が訳したレザーノフの日記があるのを見て、ちょっとうれしくなる。
帰り道「石巻学」を置いてもらっている本屋をのぞく、記念館では一生懸命売れるようにと本屋さんの地図まで置いているのだが、あまり売れている気配はない。店の人はなにかとりこんでいたようなので、何冊売れたか聞けなかったが、2冊ずつ置いてあった。5部ずつ預かってもらっているのだが、3冊売れたらというよりは、スペース的には2冊置くので精一杯という感じ。ここまでやってもらっているのだから仕方ないはな。
両国のよく行くトンカツ屋で昼飯を食べてから気功へ。今朝の事故で痛くなった小指は治療できないだろうと思っていたが、さすが先生、直してくれる。腫れがあって、炎症をおこしているので、それは治療できなかったが、あの激痛はなくなる。あとは炎症がひくのを安静にして待つだけだという。
ただやはり靴を履いて歩き始めると、どうしも腫れているところがあたるのだろう、痛みはじめる。
16時過ぎに帰宅。靴を脱ぐと痛みはあまりなくなる。
明日締切りの原稿にまったく手をつけることなく、22時前には就寝。