混沌なるおもちゃ箱

PCネタ時々家電、時折オカルトオーディオ批判?……最近は何でもあり。

実のところ、元のユーロパワーパックも無理を重ねた代物。

2017-07-19 19:50:30 | とくていあぢあ
容積あたりの出力が高い=細いトルクの高回転でブン回し(軽めのギアで数を回す最近の自転車のよーだ)軸出力とミッションでトルクを絞り出す訳。

10式の様にじっくり熟成&高性能無段変速機の変態仕様だったり、T-14シリーズの如くX型の変態構造よりも常識的な構造で@U-1速報
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50501385.html


無茶を実現している訳ですな。
元が元(20~30t級の歩兵戦闘車向けジョイントベンチャー開発)ですし、用途としては平坦な場所での蛙跳び運転に適する動力特性なんだったかな(乃至、殆ど定格で120秒だけ絞り出し、暫く冷却?)
そのためか知りませんが、ドイツ本国仕様のレオ2にはユーロパワーパックでなく873ka-501のまんま……要するに持続性能的にドイツでの運用に適さないのかも知れませんね(ですがスレまとめが引っかかった……ガスタービン越えの無茶振りでカタログスペック稼いでるのか)

結局、韓国のK-2については、地に足の付いていない最新のコンポーネントを追い求めるのではなく、割りと地に足の着いた信頼性のあるコンポーネントを選び、全体的な冗長性を持たせれば後から幾らでも改良できた(つまり、其れを前提としたスパイラルモデルで積み上げるべきだった)でしょう。
この辺り、多額の予算と人材を投入し堅実に積み上げている中共との違いですし、中共の戦車開発では、長く七転八倒し続けた歴史があるので侮れない(概ね、源流はT-54のライセンス生産にまで遡った積み重ねがあり、間に大躍進や文化大革命という自殺行為を含む内ゲバ鯖折りの歴史である)

まぁ、比較対象も間違えている(パンテルにしろティーゲルにしろ、足回りと駆動系に爆弾抱えてた)様に思えるが、全体的なまとまりに欠ける開発体制でコンポーネント切り貼りのデメリットがモロに出た(そして、経験値の無さが響いた)といった所でしょう。
色々とすっ飛ばしすぎ、無理を重ねるにしても余裕がなさ過ぎた訳です(K-1は、元設計がM-1のクライスラー案を元にダウンサイジングした様な代物ですし)
……まぁ、無理を重ねすぎればそうなるという見本か。

PS.
ちなみに、そう゛ぃえと・ろしあでは……V型を左右か上下でくっつけた!
こいつの排気量とトルクってどんなもんだべぇ?

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