DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

岩佐、中央アジアの地に散る(2団体スーパーバンタム級)

2021年04月04日 08時31分44秒 | 世界ボクシング

現地時間の数時間前(3日・土曜日)、ウズベキスタンで行われた試合結果です。
IBF/WBAスーパーバンタム級戦:
王者ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)TKO5回1分30秒 IBF暫定王者岩佐 亮佑(セレス)

*技術が云々以前に、両者のパワーの差があり過ぎました。サウスポー対決となりましたが、アフマダリエフの右ジャブは、それだけで相手にダメージを与えられる強力なもの。対する岩佐のそれは、手数で勝るも、ただ単に手を出しているだけ。ウズベキスタン人はライバルのパンチを全く苦にしていませんでした。

岩佐は時折、ボディー攻撃を交える有効的なコンビネーションを放ちますが、アフマダリエフの勢いは回を追うごとに増していくばかり。5回のストップも少々早い気がしましたが、試合の流れ、両者の力の差を考えれば致し方ないでしょう。

母国ウズベキスタンでの凱旋防衛に成功したアフマダリエフ。これが昨年1月に獲得した統一王座の初防衛戦でした。いいところなく敗れた岩佐。日本国内では好選手が多い同級なだけに、もうひと頑張りして貰いたいですね。

 

IBF王座の統一がなされたスーパーバンタム級。2021年4月4日現在の、同級の王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA(スーパー):ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ブランドン フィゲロア(米/3)
WBA(暫定):ライース アリーム(米/0)
WBC:ルイス ネリ(メキシコ/0)
IBF:ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/1)
WBO:スティーブン フルトン(米/0)
OPBF(東洋太平洋):勅使河原 弘晶(三迫/4)
WBOアジア太平洋:ジュンリエル ラモナル(比/0)
日本:古橋 岳也(川崎新田/0)


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