DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

和毅、雪辱を果たす(フェザー級ほか)

2024年09月05日 05時45分17秒 | 世界ボクシング

先月24日、大阪市吹田市・大和アリーナで行われた試合結果です。
フェザー級戦(12回戦):
亀田 和毅(TMK)判定2対1(116-111、114-113、113-114)レラト ドラミニ(南ア)

*昨年10月に対戦している両雄。その時は和毅としては予定外の判定負けを喫してしまい、世界戦線から大きく後退してしまいました。

和毅にとり、背水の陣ともいえた今回の再戦。攻撃色を強めたボクシングを展開。5回にダウンを奪うなど序盤戦は優位に試合を進めていきます。中盤戦以降、打ち疲れやドラミニの反撃もあり接戦した試合となりました。しかし、その後も大崩れすることなく試合終了。2対1ながらも明白な勝利を収め、3階級制覇に向け再前進しています。

下記は和毅が主戦場としているフェザー級の、2024年月9月4日現在の王者たちとなります。

WBA:ニック ボール(英/0)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/1)
WBC(暫定):ブランドン フィゲロア(米/1)
IBF
:アンジェロ レオ(米/0)
WBO:ラファエル エスピノサ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:藤田 健児(帝拳/1)
日本:松本 圭佑(大橋/3)

 

ライトフライ級戦(10回戦):
前WBCミニマム級王者重岡 優大(ワタナベ)判定3対0(97-93x3)サムエル サルバ(比)

*3月末に世界王座から陥落している優大。世界ランカーを迎えて再起戦のリングに臨んでいます。今回の試合では、防御の強化を試みた動きが随所に見られました。まだまだ完全にフィットしていないようですが、強豪相手に無難な判定勝利。世界奪回に向け順調な再スタートを切ったようです。

下記は2024年9月4日現在の、ミニマム級の王者たちとなります。この時期には優大と銀次郎が試合しているのではと思われていた最軽量級。現在、両者の名前は王者のリストに見えません。

WBA:ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/0)
IBF:ペドロ タドゥラン(比/0)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/3)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/1)
日本:空位

 

バンタム級戦(10回戦):
健文 トーレス(TMK)判定2対1(96-93x2、94-95)OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王者KJ カタハラ(比)

*僅か3ヶ月前に、敵地で世界バンタム級1位を初回で下す殊勲の星を上げたトーレス。今回はスーパーフライ級の世界1位を判定で飲み込んでしまいました。

これまでに2007年から2016年、そして2017年から2023年と2度に渡り長期ブランクを作ってきたトーレス。計11年もの長きにわたり、メキシコの刑務所で服役していたそうです。しかしよくもまあ、そんな人間が日本に再入国できたものです。


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