DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ウッド、格上ワーリントンに逆転勝利(WBAフェザー級)

2023年10月15日 05時29分28秒 | 世界ボクシング

今月7日、英国で行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦:
王者リー ウッド(英)TKO7回3分 挑戦者ジョシュ ワーリントン(英)

*大繫栄が続く大英帝国ボクシング界。そんな中、フェザー級で国内ライバル対決が行われました。現在ワーリントンは無冠とはいえ、これまでに2度IBF王座を獲得してきた実力者。ウッドも今回が2度目の政権となりますが、実績は挑戦者が王者の上をいきます。いわばウッドにとり、格上の挑戦者を迎えての防衛戦となりました。

試合は、両者の実力を反映するようにワーリントンのペースで進んでいきます。好戦的な選手同士の対戦なだけに、初回から激しいパンチの交換を繰り広げるウッドとワーリントン。ウッドも決して悪くはないのですが、どうしても攻撃力で勝るワーリントンに先手、先手とリードを許してしまいます。

ペース奪取を図るウッドはサウスポースタイル(左構え)に切り替えますが、どうもうまくいきません。うまくいかないどころか、サウスポーの時ほど被弾率が増したウッドですが、何を考えてか左構えでの戦いを継続していきます。挑戦者がリードを保ったまま迎えた7回終盤、右フックでライバルをぐらつかせた王者は、その後の連打で挑戦者をキャンバスに送ることに成功。その回の終了を迎えていましたが、レフィリーは試合継続を許さず。ウッドが逆転劇を演じ、5月に返り咲いた王座の防衛に成功しました。

劇的なTKO勝利を収め、同胞を退けたウッド。一階級上のIBF王者で、こちらも英国出身のジョー コルディナへの挑戦話が持ち上がっているようです。

下記は2023年10月15日現在のフェザー級のタイトル保持者たちとなります。

WBA:リー ウッド(英/防衛回数1)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/0)
WBC(暫定):ブランドン フィゲロア(米/0)
IBF
:ルイス アルベルト ロペス(メキシコ/1)
WBO:ロベイシー ラミレス(キューバ/1)
OPBF(東洋太平洋):堤 駿斗(志成/0)
WBOアジア太平洋:松本 圭佑(大橋/0)
日本:松本 圭佑(大橋/1)

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