DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

優大、銀次郎が揃って正規王者に(世界ミニマム級x2)

2023年10月17日 05時49分03秒 | 世界ボクシング

今月7日、東京都大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBCミニマム級戦(王座統一戦):
暫定王者重岡 優大(ワタナベ)判定3対0(119-109x2、117-111)王者パヤン プラダブスリ(タイ)

*キャリアで5分の1と大きく下回る優大でしたが、スピードと勢いに乗ったボクシングでタイ人を終始上回る事に成功。明白な判定勝利を収めると同時に、暫定の二文字を返上。WBC最軽量級の唯一王者に昇格。試合後は、WBO王者オスカル コラーゾ(プエルトリコ)との王座統一戦実現をアピールしています。

 

IBFミニマム級戦(王座統一戦):
暫定王者重岡 銀次郎(ワタナベ)TKO5回2分15秒 王者ダニエル バジャダレス(メキシコ)

*1月に対戦している両者。その時は不可解な無判定結果により勝者が決まりませんでした。今回の再戦で、初戦からの復習を十分にしたのは暫定王者銀次郎。第一戦同様、バッティングにより負傷する選手が出ましたが、銀次郎は強さに加え、丁寧さと慎重さを兼ね備えたボクシングで対処。初回に見事な左を合わせ先制のダウンを奪うと、その後はボディーを中心とした攻撃で試合を完全に支配。5回に2度目のダウンを奪い、その後の連打でレフィリーストップ。圧倒的な力量差を見せつけ、王座の初防衛+正規王者となりました。

 

主要4団体の内、3つの団体で2人の世界王者が並立していた最軽量級。今回の重岡兄弟の勝利により、あっという間にスッキリとしました。下記が2023年10月17日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA(スーパー):ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBA(レギュラー):エリック ロサ(ドミニカ/1)
WBC:重岡 優大(ワタナベ/1)
IBF:重岡 銀次郎(ワタナベ/1)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ジャック アンパロ(比/0)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/1)

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