先週末30日・土曜日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
4団体統一スーパーミドル級戦:
王者サウル アルバレス(メキシコ)判定3対0(119-108、118-109x2)挑戦者/4団体統一スーパーウェルター級王者ジャーメル チャーロ(米)
*史上初の4団体統一王者同士の対戦として注目を集めた一番。接戦も予想されていたのですが、アルバレスが7回にダウンを奪うなど、一方的な試合展開の末大差判定勝利。王座の防衛に成功すると同時に、通算60度目の白星(60勝2敗2引き分け)を飾りました。
試合後メキシカンは、今後の対戦相手として昨年5月に苦杯を喫しているWBAライトヘビー級王者ドミトリー ビボル(キルギスタン/露)や、WBC暫定王者デビット べナビデス(米)の名前を挙げています。
試合開始のゴングと同時に、WBOスーパーウェルター級王座を失っているチャーロ。今回の試合では、逃げモード全開のボクシングでその評価は大下落。しかし実力は、本来の階級であるスーパーウェルター級ではぴか一なだけに、今後の巻き返しに期待しましょう。
下記は2023年10月3日現在の、スーパーミドル級の世界、そして日本関連のタイトルホルダーたちとなります。
WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数7)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ/5)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/6)
WBC(暫定):デビット べナビデス(米/1)
IBF:サウル アルバレス(メキシコ/3)
WBO:サウル アルバレス(メキシコ/4)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位
日本:帝尊 康輝(一力/0)