最近(2023年10月13日ごろ)のニュースです。
1)本来なら試合が決定し、両選手とも最終調整に入っている筈のWBAミニマム級内での王座統一戦、ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)とエリック ロサ(ドミニカ)の一戦。いまだに試合の決定はおろか、実現するかさえ不透明な状況が続いています。このまま両者による対戦はないのではないでしょうか。
2)こちらも決まりそうで、実現まで至っていないWBCフライ級内での王座統一戦、正規王者フリオ セサール マルティネス(メキシコ)と暫定王者マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ)による再戦。試合地が気に入らないため出場を拒んだり、日程が気に食わないため出場を拒否し続けるマルティネス。業を煮やしたWBCは、プエルトリカンの王座をついに剥奪しました。マルティネスが自ら王座を返上したという話もあるようですが、両者が再び拳を交えることはないようです。
3)今夜後楽園ホールで、ルイス モンシオン ベンチャーラ(ドミニカ)との世界ランカー対決を予定していたOPBF(東洋太平洋)フェザー級王者堤 駿斗(志成)。体調不良のため、昨日の前日計量に現れず。そのまま試合は中止となってしまいました。海外ではこのようなケースが時々ありますが、日本では、特に日本人選手がこのような状況になるのは珍しいですね。
4)4月に日本スーパーライト級王座を獲得した藤田 炎村(三迫)。師走の12日に、関根 翔馬(ワタナベ)を相手に2度目の防衛戦を行います。
5)WBAはクルーザー級王者アルセン グラムイリアン(アルメニア/仏)に対し、ユニエル ドルティコス(キューバ)との防衛戦を行うよう指示を出しました。先日、ヒルベルト ラミレス(メキシコ)が同王座への挑戦権を勝ち取りましたが、グラムイリアンとドルティコスの勝者に挑戦することになるようです。試合感覚が異常に空きがちのWBAクルーザー級。来年は定期的なタイトル戦を開催してもらいたいものです。
6)来月4日、現在空位のWBCクルーザー級王座決定戦が米国フロリダ州で行われます。この試合に出場するのは、ノエル ゲボール(独)とイルンガ マカブ(コンゴ)。