先月22日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーフライ級戦:
王者高山 涼深(ワタナベ)TKO8回2分44秒 挑戦者村地 翼(駿河男児)
*6月に王座決定戦を制し、プロ6戦目で日本の頂点に立った高山。以前、WBOアジア太平洋王座を保持していた村地を迎えた一戦。強打の高山は3回にダウンの奪いますが、村地も我慢のボクシングで高山に抵抗していきました。しかし8回、2度のダウンを加えたゲームセット。王者が一進一退の攻防を制すると同時に、王座の初防衛戦に成功。今後の飛躍に更なる期待が膨らみます。
2023年10月4日現在の、スーパーフライ級の王者たちは次のようになります。
WBA:井岡 一翔(志成/防衛回数0)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/0)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/2)
WBO:中谷 潤人(MT/1)
OPBF(東洋太平洋):KJ カタラジャ(比/0)
WBOアジア太平洋:中川 健太(三迫/1)
日本:高山 涼深(ワタナベ/1)
フライ級戦(10回戦):
京口 紘人(ワタナベ)KO3回3分9秒 ジャーベン ママ(比)
*昨年11月に寺地 拳四郎(BMB)とのライトフライ級王座統一戦に敗れ、初黒星を喫した京口。5月にフライ級に階級を上げ、再起に成功しています。まだまだ新たな階級での試運転状態ですが、5月の一戦より積極的なボクシングを見せた世界2階級制覇王者。3回終盤に左アッパーを決め、試合を終わらせています。
年内にWBO、IBF王者同士の統一戦や、WBA王者と指名挑戦者による防衛戦、そしてWBC内での王座統一戦が予定されているフライ級戦線。京口がどれだけ同級の強豪たちの中に入っていけることが出来るのでしょうか。注目です。
下記は京口が世界3階級制覇を目論んでいるフライ級戦線の、2023年10月4日時点でのタイトルホルダーたちとなります。
WBA:アルテム ダラキアン(ウクライナ/防衛回数6)
WBC:フリオ セサール マルティネス(メキシコ/5)
WBC(暫定):マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ/0)
IBF:サニー エドワーズ(英/4)
WBO:ジェシー ロドリゲス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):桑原 拓(大橋/1)
WBOアジア太平洋:畑中 建人(畑中/0)
日本:飯村 樹輝弥(角海老宝石/0)