DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

試行錯誤の竹迫が王座返り咲き(OPBF王座決定戦x2)

2023年10月12日 05時49分47秒 | 世界ボクシング

先週末7日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミドル級戦(王座決定戦):
竹迫 司登(ワールドスポーツ)TKO10回53秒 マ ウーヒョン(韓国)

*4月に渡韓に、世界ランカーでWBOインターナショナル王者メイリン ヌルスルタン(カザフスタン)に挑戦した竹迫。その時は善戦及ばず、8回TKO負けを喫すると共に、自身初の黒星を喫してしまいました。

初黒星後に渡米し、本場アメリカで修業を積んだ竹迫。今回の再起戦では、同地で学んだボディーワーク(上体を棒立ちにせず、動かす防御技術)を取り入れながら試合に臨みました。まだまだその新しいボクシングがフィットしてはいないようですが、随所に進歩を覗かせる試合を披露。合計3度のダウンを奪い終盤でTKO勝利。以前保持していたOPBF王座への返り咲きを果たしています。

32歳ながらもまだまだ成長の余地を残している日本重量級の牽引者竹迫。今後の活躍に期待が持てるのではないでしょうか。

下記は2023年10月12日現在の、ミドル級王者たちとなります。

WBA:エリスランディ ララ(キューバ/防衛回数1)
WBC:ジャモール チャーロ(米/4)
WBC(暫定):カルロス アダメス(ドミニカ/1)
IBF:ビンチェンツォ グアルティエリ(独/0)
WBO:ジャニベック アリムハヌリ(カザフスタン/2)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:空位
日本:国本 陸(六島/2)

 

同日、比国で行われた試合結果です。
OPBFライト級戦(王座決定戦):
鈴木 雅弘(角海老宝石)引き分け(0対1:114-114x2、112-116)ロルダン アルデア(比)

*試合内容はもとより、結果も入手するのに数日かかってしまいました。情報入手が比較的容易になった現在では珍しいことではないでしょうか。

昨年2月に日本王座から転落している鈴木。今回、敵地で格上王座を獲得し上昇気流に乗りたかったところでしたが、中々思い通りにはいかないようです。

下記は2023年10月12日現在の、ライト級の王者たちとなります。前回(9月21日)からの王座の変動はありません。

WBA(スーパー):デビン ヘイニー(米/防衛回数2)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/4)
WBC:デビン ヘイニー(米/7)
IBF:デビン ヘイニー(米/2)
WBO:デビン ヘイニー(米/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:保田 克也(大橋/1)
日本:仲里 周磨(オキナワ/0)

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