先月24日、米国フロリダ州で行われた試合結果です。
WBOライトフライ級戦:
王者ジョナサン ゴンサレス(プエルトリコ)判定3対0(117-111x2、115-113)挑戦者マーク バリガ(比)
*昨年10月、2度目の世界挑戦で王座奪取に成功したゴンザレス。IBFミニマム級王座への挑戦に続いて、2度目の世界チャレンジとなったバリガ相手に、もみ合いの多い、少々不完全燃焼的な試合を演じてしまいました。
2019年8月に来日し、当時のWBOフライ級王者田中 恒成(畑名)に挑戦し、大善戦した試合を思い返してみると、ゴンザレスの実力はこんなものではない筈。今後の奮起に期待しましょう。ゴンザレスは9月にも、WBA王者京口 紘人(ワタナベ)との王座統一戦の話があります。
翌日25日、メキシコで行われた試合結果です。
WBCライトフライ級挑戦者決定戦:
ヘッキー ブドラー(南ア)判定3対0(114-113x3)エルウィン ソト(メキシコ)
*ゴンザレスに敗れ王座を失ったソトが、2018年の大晦日に、中国のマカオで京口 紘人(ワタナベ)にWBAスーパー王座を奪われているブドラーと対戦。一進一退の試合は、最終回にダウンを奪った南アフリカ人が僅差の判定をものにする事に。ブドラーは今回の勝利で、WBC王者寺地 拳四郎(BMB)への挑戦権を獲得しています。
下記は上記2試合が終わった時点(2022年6月26日)での同級の王者たちと、その防衛回数になります。
WBA(スーパー):京口 紘人(ワタナベ/防衛回数4)
WBC:寺地 拳四郎(BMB/0)
IBF:空位
WBO:ジョナサン ゴンザレス(プエルトリコ/1)
OPBF(東洋太平洋):堀川 謙一(三迫/0)
WBOアジア太平洋:空位
日本:岩田 翔吉(帝拳/1)