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今年もやってるやってる~

田中、4階級制覇再挑戦に向け前進(WBOアジア太平洋スーパーフライ級)

2022年07月08日 05時22分17秒 | 世界ボクシング

先月29日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋スーパーフライ級戦:
挑戦者田中
 恒成(畑中)TKO5回2分52秒 王者橋詰 正義(角海老宝石)

*2020年の大晦日に、4階級制覇を目指し井岡 一翔(志成)に挑戦。好試合を演じるも、キャリアと技術で上回る一翔に、徐々に徐々にとペースを奪われTKO負けを喫した田中。今回が自身初黒星後の再起2戦目となりました。

2014年10月以来の後楽園ホールでの試合となった田中が対戦したのは、今年の2月にWBOアジア太平洋とOPBF(東洋太平洋)の2つのベルトを獲得している橋詰。これまでの両者の実績を考えると、田中が「格下に挑戦」した形となりました。

実際の試合も挑戦者が「横綱相撲」をする形で進んでいきました。初回は様子を見る形でスタートした田中でしたが、2回から徐々にペースアップ。3回以降はワンサイドの試合展開となり、5回終盤にあっという間にレフィリーストップを呼び込んでいます。

予想通りの実力差を見せつけ、2度目の4階級制覇挑戦に向け順当な勝利を収めた田中。世界王者たちのスケジュールの兼ね合いもあり、スーパーフライ級での2度目の世界挑戦は来年になる見通しです。そのため田中陣営は、秋ごろにもう一度試運転をするようです。

下記は2022年7月8日現在の、スーパーフライ級の王者たちとなります。

WBA(スーパー):ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジョシュア フランコ(米/2)
WBC:ジェシー フランコ(米/1)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/0)
WBO:井岡 一翔(志成/4)
OPBF(東洋太平洋):橋詰 正義(角海老宝石/0)
WBOアジア太平洋:田中 恒成(畑中/0)
日本:中川 健太(三迫/0)

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