DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

シーサケット、元気なく敗れる(WBCスーパーフライ級)

2022年07月07日 05時02分02秒 | 世界ボクシング

先月25日、米国テキサス州で行われた試合結果です。
WBCスーパーフライ級戦:
王者ジェシー ロドリゲス(米)TKO8回1分50秒 挑戦者/元王者シーサケット ソー ルンビサイ(タイ)

*2月にシーサケットの代役としてカルロス クアドラス(メキシコ)と対戦し、明白な判定勝利を収めると同時に、当時空位だった王座を獲得したロドリゲス。2戦続けて元世界王者との対戦となりました。

シーサケットはこれまでに2度、今回争われたWBCスーパーフライ級王座を獲得してきた猛者。ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)を2連破するなど、その実績は折り紙つき。60戦近くの実戦経験もあり、まさに歴戦の雄という言葉がピッタリの選手です。

新鋭ロドリゲスはそんな強豪を、スピードと射程距離の長いパンチで圧倒。ほぼワンサイドの試合展開の末、8回で試合を終わらせてしまいました。止まることの知らないロドリゲスの勢いですが、元王者はあまりにも元気がありませんでした。不甲斐ないというか、覇気が感じられなかったというか...。

ロドリゲスの履歴書には大きな白星として記録されるでしょう。しかし今回の結果が、そのままロドリゲスの実力を表しているかというと、まだまだはっきりとそうとは言えないのではないでしょうか。ただ、将来性のある好選手であるという事は間違いなさそうです。

下記はこの試合が終わった時点(2022年6月26日)での、スーパーフライ級の王者たちとなります。

WBA(スーパー):ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジョシュア フランコ(米/2)
WBC:ジェシー フランコ(米/1)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/0)
WBO:井岡 一翔(志成/4)
OPBF(東洋太平洋):橋詰 正義(角海老宝石/0)
WBOアジア太平洋:橋詰 正義(角海老宝石/0)
日本:中川 健太(三迫/0)

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