最近(2021年9月6日ごろ)のニュースです。
1)WBAによると、現在ライトヘビー級(ドミトリー ビボル)、スーパーウェルター級(ジャーメル チャーロ)、スーパーフェザー級(ロジャー グティエレス)、バンタム級(井上 尚弥)、フライ級(アルテム ダラキャン)の5階級で、世界王者が一人のみ君臨していると発表。それが当たり前の事で、わざわざ協調しなくてもいいのですがね。ただ、似たような事が2018年初頭にも起こりました。当時、一階級一王者体制を目指していた老舗団体。しかし、数ヶ月後には再び各階級で世界王者の量産体制に逆戻り。この団体が真剣に世界王者の数を減らそうとしているかどうかは、数年経ってみなければ分からないことですね。
2)先月末29日、前WBAヘビー級暫定王者ダニエル デュボア(英)が米国のリングに初登場。ジョー クスマノ(米)を130秒で下し、その強打を本場アメリカのファンに見せつけています。
3)WBCヘビー級暫定王者ディリアン ホワイト(英)が来月末30日に初防衛戦を予定しています。現在までに挑戦者は決定していません。
4)どうやらWBCがヘビー級とクルーザー級の間に新設したブリッジャー級初代王座決定戦が来月15日にカナダで行われるようです。その試合に出場するのはオスカル リバス(カナダ)とブライアン ジェニングス(米)。
5)WBCクルーザー級王者イルンガ マカブ(コンゴ)が11月20日、タビソ ムクヌ(南ア)を相手に保持する王座の4度目の防衛戦を行います。試合開催地は現在までに決定していません。
6)WBCはライトヘビー級王者アルツロ ベテルビエフ(露)に対し、指名挑戦者マーカス ブラウン(米)との防衛戦を行うよう指示を出しています。IBF王座も保持しているベテルビエフ。同団体の指名挑戦者は孟 繁龍(中国)となります。