DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

4団体統一戦が決定(スーパーミドル級)

2021年09月28日 05時30分16秒 | 世界ボクシング

11月6日、米国ネバダ州ラスベガスで予定される試合です。
4団体スーパーミドル級王座統一戦:
WBA/WBC/WBO王者サウル アルバレス(メキシコ)対 IBF王者カレブ プラント(米)

*実現が望まれていた試合が正式に発表されました。これまでに、スーパーウェルター級からライトヘビー級の4階級で世界王座を獲得してきたアルバレス。56勝(38KO)1敗2引き分けの戦績の持ち主で、今回の試合がちょうど60戦目になります。

世界王者同士の対戦ながらも、スーパースター相手に圧倒的に不利が予想されるプラント。21戦全勝(12KO)の戦績を持ち、これまでにIBF王座を3度防衛してきました。プラントも悪い選手ではないのですが、カネロ(アルバレスのニックネーム)と比べると、どうしても見劣りしてしまいます。この試合の注目点は、プラントがどこまで粘れるかに尽きるでしょう。

(右上のプラントの横顔がワシル ロマチェンコに見えてしまうのは私だけでしょうか?)

 

この試合の勝者は、スーパーミドル級初の4団体統一王者となります。46戦全勝(32KO)という素晴らしい戦績を残し現役から退いたジョー カルザゲ(ウェールズ)も同級で4つのベルトを獲得しました。カルザゲは2006年にWBO王者として当時のIBF王者ジェフ レイシー(米)と対戦。超大差の判定勝利を収め、2つのベルトの統一に成功。そして翌2007年には、WBAとWBCの2つのベルトを保持していたミッケル ケスラー(デンマーク)にも勝利を収め、2つのベルトの吸収にも成功しました。しかしカルザゲはケスラー戦の前にIBFお座を返上しており、ケスラーとの一戦では3つのベルトのみ争われています。

(4団体のベルトを獲得するも、同時にすべてのベルトを腰に巻かなかったカルザゲ。)

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