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中国人元研修生が審判申し立て 山口、未払い賃金求め

2009年07月21日 | Weblog
7月21日の共同通信ニュースによると、
『縫製技術を学ぶために研修生として山口県防府市の工場で作業に従事していた中国人女性3人が「技術指導を受けず、低賃金で長時間労働をさせられた」として、未払い賃金や慰謝料計約1300万円を求め21日、山口地裁に労働審判を申し立てた。3人は週6日、1日13~14時間、立ったまま縫製作業に従事。休憩は計1時間半しかなく、研修期間中の残業代は1時間300円だった。』
外国人研修生制度は本当にその国のために役に立っているのだろうか。少しでも安く従業員を使いたい経営者と安い給与でも本国で稼ぐよりお金になるということで働きたい外国人の思惑が一致したためこのようなことが起こるのでしょう。それにしても、「週6日、1日13~14時間で残業代時給300円」ですか。昔の女工哀史という言葉を思い出しました。