半分子に。

朝のイノシシも脂は無かった、寒くなれば腹など脂が５ｃｍもの厚さに成り解体後に取り除くのに往生するのだが無ければ無いで辛い物だ。
せっかくのイノシシも脂が付いていないのでは値打ちが半減どころか余り価値？がない。
大事な人達に上げたい肉が中々手に入らず。
年末までに期待してくれている人には我慢してもらおう。
２時過ぎから解体するも、途中で嫌に成り半分を美郷の犬猫先生に取りに来てもらう事にした。
今期は、美郷方面もイノシシの気配が少ないのでありがたく貰いに行くとの事だったのでシートをかけて置いておく。
夜までに来てくれるそうなので積み込みを手伝おう。
夕方の散歩時にイノシシの足首を山へ持って行き犬達を遊ばせる。
ヤマドリ猟犬に仕込むつもりの花子が足を咥えて遊んでいる。
姫が隙を見て咥えて走ると花子がそれを追い、結構気に入って遊んでいた。
余りイノシシに関心を持たれても困るのだが・・・・・・。
帰宅後小屋へも足首を入れてやると食事より先にそれを齧っていた。
わしちょっと疲れ気味、風邪も引いたようなので薬を飲んでいる。
しんだいが今夜は年賀状を少し書こう。

今期初の・・・・・。

（銃が無いと怖い）
今夜と明日の雨で罠の臭いが消えて金曜日位にイノシシが掛るかもと獲らぬイノシシ計算？をしていたのだが罠を見回りながら考え事をしていて何気なく前を見ると、黒いのが動く。
「ありゃ、居るわ」
カメラのズームで掛り具合を見て見ると良い所に掛っている様に見える。
車に引き返して武器を持ち出直す。
傍へ寄るとまだ恐怖心が有る。
上手い具合に括り木に巻きついて行動が制限されているがワイヤーが傷んでいる可能性も有るので気をつけて近付く。
歯を鳴らして飛びついたり退いたりの繰り返しをしながら大きく口を開けて噛み付く素振りも見せる、２ｍ余りしか突進できない状態なのに新規に作ったバールが重すぎるのと恐々へっぴり腰でイノシシと対峙しているので一撃必殺とは行かずに時間が掛ったがどうにか相手が悲鳴を上げた時にやっと安堵した。
今期最大のイノシシだが一人では動かせず、Ｈさんに応援を頼みに行く。
快く応援してもらったが昨日の釣りの話もろくに出来ないまま車に積み込みが終わった時点で即帰ってきてしまったのだが後から思えばもう少し家へ寄り礼を言うなり釣りの話を聞いてあげるべきだったと反省しています。（足が痛いのに悪い事をしてしまった）
帰宅後地主のＴさんに捕獲したと連絡をして喜んでもらう。
それでも後処理をどうしよう、今水で冷しているが明日は雨の様なので解体は午後にでもしようか？。
連日では嫌だなあ・・・・・。（贅沢な悩みですが）

（重たかった）