キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ヴィネスポ香港

2014年05月27日 | Weblog
香港に来ている。
今日からヴィネスポが始まるが過去最大の規模になる。
中国が世界第二位の経済規模になっている以上それは当然のことで、メーカーの皆さんはこの市場で生き残りを掛けようと必死だ。

ワインだけでなくほとんどの製品が生産過剰になりつつある今、消費地を求めて生産者が押し寄せるのは資本主義経済の法則どおりなのだが、三大言語である中国語がこの会場のコミュニケーション言語とならないのは、16世紀から資本主義経済をリードしてきたアングロサクソンゆえのことである。
中国語でもなく、スペイン語でもなく、英語が引き続き世界共通言語の役割を担ってゆくことは当分の間、間違いない。
折角若い頃はハワイに駐在していたのに、しっかり英語を身に付けなかったことを、今回もまた悔やんでいる。

街中を歩いてどこかへ行く程度のことに不便は無いが、日本の立場をはっきりと主張する段になるとしどろもどろになリ、思いのたけを表現できない。
ワインの売り買い程度のことで大げさなと思う事なかれ、全ての商いの場面で歴史、教養、伝統、見識を踏まえて日本の立場を主張することが出来る日本人バイヤーが多ければ、日本が持っている経済的な力と同じレベルで、世界をリードしてゆくことも出来るのだ。

今回会場から二駅ばかり地下鉄に乗ったところに宿をとったので、地下鉄に自由に乗り降りできる「オクトパス」というカードを買った。
蛸のように八方に行けるパスということで、中々しゃれたネーミングだ。
毎回会場から歩いて行けるところに宿をとっていたが、今回のように出展者が急増すると宿代も急騰し、馬鹿げた値段になってしまったので少し離れた場所に宿を取り地下鉄を利用することにした。。
昨夕、シャングリラでメーカーとアポがあって地下鉄に乗ったが、ラッシュアワーで大変な込み様だった。
高度成長時代、日本にもいた乗客の尻を押す役割の駅員がホームに居て、乗り切れない乗客の整理をしていた。
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