キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ヴィネスポが終わって

2014年05月30日 | Weblog
昨夜仕入先メーカーが主催したパーティーに参加して、全ての日程が終了した。
パーティには中国、香港、韓国、東南アジアのバイヤーやソムリエが多数参加していたが、香港中国の若い参加者が乾杯を繰り返しているのを目の当たりにして、なるほどこれが噂に聞く杯を乾す中国式の乾杯かと実物を見られたので嬉しかった。

若い女性が直ぐそばに座っていたが、ワインを勧められても飲まなかったのに、乾杯が始まると若い男の子同様立ち上がって一気に杯を乾した。
このためにワインを飲まずに備えていたんだなと合点した。

私のほうは、三日間にわたり行った試飲の一部が体内に吸収され、その蓄積で肝臓がかなり弱っていて、乾杯をしようと誘われたがお断りする体たらくであった。

ヴィネスポ会場には1,300のメーカーが出展しているとのことだが、当たりをつけて試飲をはじめても、価格が合わなかったり、品質が外れであったり、気持ち良く試飲をして良いメーカーだなと思っても日本にエージェントがいたりと、中々こちらの思うようなワインにめぐり合わない。
じっくり腰を落ち着けて試飲をしながら話が出来るのはそうそうチャンスがあるものではなく、感覚を研ぎ澄ましてブースに飛び込むことが一番肝要になる。
昨日は勘がよく働いて良いメーカー二社にぶつかった。

一つはスペインのバスク地方のメーカーで、シャルドネを三種類持っていて木樽熟成した古いものが素晴らしく、前夜バスクの起源についてムルシアの人と話をしていたので、これは偶然ではなく運命の綾が導いたのかなと思ったりした。
二つ目はガルナッチャを造っているメーカーで、エンゲラのアルバーロやディエゴの友人であることが分かりひとしきり盛り上がった。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする