キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

イタリアレストランのスペインワイン

2009年06月21日 | Weblog
6月になると徳間文庫から発売される「短編小説ベストコレクション」を毎年楽しみにしておりますが、イタリア出張で中断していた最後のほうを昨夜読んでおりました。大沢存昌さんは、数年前にも新宿鮫の番外編が選ばれておりましたが、今回の2009年版では「ジョーカーの徹夜仕事」が選ばれており、やくざと不良警官の間で仕事をする男の話で、短い中で展開が激しく、実に面白く楽しませていただきました。

六本木、麻布が舞台になっておりますが、イタリアンレストランで不良警察官に主人公がワインをおごられる場面があり、そこのママがこんな発言をしておりました。“いいでしょスペインなの、でもここのところ人気がでちゃって” 昨年のワイン業界のシーンを見事に小説に取り込んでいて、恐れ入りました。無沙汰しているスペインにも、近々行かないといけないかなと思ったりいたしました。

今朝の湘南は梅雨らしく朝から雨が降っております。昼には止みそうなので、二週間ぶりの散策をしてみたいと思います。ローマは、夾竹桃と泰山木が花盛りでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする