キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

長年の約束をはたす

2009年06月05日 | Weblog
本日は名古屋におりますが、外は雨、いよいよ梅雨のはしりの雨のようです。情報に拠れば湘南も雨、週末のキス釣りが危ぶまれる状況のようです。

気軽にそのうちに行くよと言って、そのまま何年もの時間が流れて約束が一向に果たせない事があります。今回のケースもまさにそれで、古い友人がイタリアンレストランを開店して、もう既に10年近くが経過しており、その間うちの試飲会にも何度か来てくれており、実際レストランのワインメニューのほとんどはアグリのワインです。場所も遠いわけではなく同じ横浜市にあり、駅でいえば横浜線の中山駅、桜木町から直通の始発が出ていますから乗ってしまえば20分で到着してしまいます。

先日長年の約束をやっと果たし、彼のレストランへイタリアからの新商品モスカート・ダスティー、プーリアの白、バローロを持ち込んでランチをいただきました。料理はシェフでもある彼が見繕って作ってくれました。ピーマンの詰め物、南瓜のプディングのようなものが最初のお皿で、ホウボウ、スモークサーモンにマッシュルーをふりかけ、オリーブオイルをかけたものが二皿目、煮豚のようなもののスライスと人参とピーマンを平目にかけたもの、シェフはエスカベッシュといっており、それが三皿目、四皿目がスパゲティー、ソースは玉葱を二時間炒めたものと鰯の塩漬け、これ塩味パスタ好きの私には堪えられない美味さでした。五皿目は牛肉のグリルに舞茸、しめじ、トリュフをグリルしたものが付け合せになり、ソースはトリュフオイルが入ったクリームソースでした。バローロに良く合いました。デザートはやはりモスカート・ダスティーを試すのに、この日可能なものを総動員していただきましたが、ナッツのアイスクリーム、南瓜のアイスクリーム、プディング、チョコレートケーキなどと良く合いました。

繊細華麗なモスカート・ダスティーですが、プーリアとバローロの船酔いが、陸に上がってからも足元が覚束ない感じなのに対し、やけに元気で溌剌としていたので恐れ入りました。
コメント
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