クライストチャーチ2日目はやはり雨が降って来た。初日の昨日は終日雨だった。おかげでスーパーマーケットの入っているショッピングモールはものすごい人だった。雨でどこにも行けない時ほどこう言った Shopping Complex がはやるそうだ。そこは車社会のニュージーランドでの特徴だ。
ここに在留している邦人の方に色々現地事情を尋ねる。ニュージーランドと言えばラグビー。3年後の次回のワールドカップはここが開催国。第一回目以来の開催となるがそれももう21年前。あぁそんなに経ったのか……..
でも良く考えれば ALL BLACKS は地元開催以来ワールドカップでは優勝した事がないのだ。昨年あれだけ期待されたワールドカップは準々決勝でフランスに敗れた。あの時はオーストラリア、ニュージーランドと南半球の強豪が相次いで敗れ、商用にオーストラリアにいた私は地元の人たちの落ち込みぶりが手に取る様に解り非常に気の毒に思った。 ALL BLACKS は大会後の誰が監督に就任するのかが地元では大変注目さていたらしいが、協会の決定は昨年のワールドカップに続いて Graham Henry の続投。その決定を受けて本命視されていたCanterbury Crusaders の監督であった Robbie Deans はライバル国 Wallabies の監督にしかも4年契約してしまった。 Henry の契約は2年。3年後地元開催のワールドカップでは優勝が至上命令のはず。なのに監督人事のこの一連に流れに地元の人達は怒りを通り越して疑問しか湧いて来ないらしい。
Henry は2003年のワールドカップ終了後、ALL BLACKS の監督に就任したのだが大会直後、2003年大会覇者の England に2連勝し株を上げたがその後の 2004 Tri-Nations では2勝2敗の最下位に終わる。2004年末の遠征ではフランスをパリで 45-6 で破るなど成果を上げる。2005年に入ると British and Irish Lions 戦そして 2005 Tri-Nations での優勝する。さらに翌年の Tri-Nations でも優勝を果たしこの年の欧州遠征では England, France そしてWales を撃破。この年は Tri-Nations で南アフリカに敗れただけであった。そしてこの年IRB から Coach of the Year に輝き、2007年のワールドカップではALL BLACKS こそニュージーランド国民にもならず世界のラグビーファンから優勝候補最右翼とされた。しかし準々決勝のフランス戦ではまさかの逆転負けを喫しベスト8で姿を消してしまった。
大会後、次の監督去就が注目されたが結局 Graham=Henry が続投。本命視された Robbie Deans はオーストラリアに行く事となり3年後の地元開催のワールトカップの結果が早くも不安視され出した。
もしこの Graham=Henry が契約延長期間の2年間で結果を出せなければ誰が地元開催のワールドカップで ALL BLACKS を24年振りの優勝に導いてれるのだろう………
今年の6月には Ireland, England がニュージーランドに遠征しテストマッチを組む予定らしい….
3年後に行われるラグビーのワールドカップ。出場枠が16に戻されると言う事で日本は大会に出場できるのだろうか?ニュージーランドの在留邦人は“アジア枠”が確保される事を願っている….とのことであった。
タクシーを拾って乗り込むと運転手は韓国人の男性であった。歳は私よりは10歳以上年上に見える。
私が行き先を告げると、“日本人の方ですね。”と大変流暢な日本語で話しかけて来た。
1972年から4年ほど日本の大学に留学していたそうだ。当時を知る私は金大中氏誘拐事件、在日韓国人青年文世光の朴大統領狙撃事件の事を話し、それが子供の時の韓国の第一印象で非常に怖い印象を持った事を話した。彼も日本に留学にやって来た時に朝鮮総連からコンタクトがあったそうで当時の情報力に驚いたそうだ。
ありきたりの話をしてみた。“2002年のワールドカップの時に韓国に行ったが行く前は不安で日本人と判れば何をされるかわからないから中国人のふりでもしようかと思ったけど、みんな優しくしてくれてよかった。”との話した。
彼は苦笑しながら、“大丈夫ですよ。日本人なら韓国人を嫌う人は徹底的にきらうけど、韓国人なんてへんなもんで植民地時代の事を出して日本を非難しながら日本人は好きなんですよ。”と話してくれた。
留学時代はいやな思いをした事は殆どなかった。あの時は楽しかった、と述懐し、南北統一なんて金正日が生きている限り、それに取り巻く一万人程度の特権階級を取っ払わないと絶対に無理とも話した。
日本人拉致問題もよく知っており、“あんなことしなくても金を払って日本人を雇って教育ががりに据えればいいものを…..”とも言っていた。韓国人も多くが拉致されているの今の韓国政府は…..とも。
本当はもっと話をしたかったけど、サッカーの話なんかもしたかったけど、車範根を知っていますよね、中学生の時にテレビで見たけど凄かったですね….と切り出せなかったなぁ……
目的地に着いてタクシーを降りた。もっと乗って話をしたかったなぁ……
いつの日か北朝鮮の人とも話せないかな??もちろん1966年のワールドカップイングランド大会の時、祖国ではどうだったのだろう、どんな様子だったのだろう…….. そんな日が来るのだろうか
それでもその時はどんな話が出来るかその時になってみなければわからないだろうなぁ………
ここに在留している邦人の方に色々現地事情を尋ねる。ニュージーランドと言えばラグビー。3年後の次回のワールドカップはここが開催国。第一回目以来の開催となるがそれももう21年前。あぁそんなに経ったのか……..
でも良く考えれば ALL BLACKS は地元開催以来ワールドカップでは優勝した事がないのだ。昨年あれだけ期待されたワールドカップは準々決勝でフランスに敗れた。あの時はオーストラリア、ニュージーランドと南半球の強豪が相次いで敗れ、商用にオーストラリアにいた私は地元の人たちの落ち込みぶりが手に取る様に解り非常に気の毒に思った。 ALL BLACKS は大会後の誰が監督に就任するのかが地元では大変注目さていたらしいが、協会の決定は昨年のワールドカップに続いて Graham Henry の続投。その決定を受けて本命視されていたCanterbury Crusaders の監督であった Robbie Deans はライバル国 Wallabies の監督にしかも4年契約してしまった。 Henry の契約は2年。3年後地元開催のワールドカップでは優勝が至上命令のはず。なのに監督人事のこの一連に流れに地元の人達は怒りを通り越して疑問しか湧いて来ないらしい。
Henry は2003年のワールドカップ終了後、ALL BLACKS の監督に就任したのだが大会直後、2003年大会覇者の England に2連勝し株を上げたがその後の 2004 Tri-Nations では2勝2敗の最下位に終わる。2004年末の遠征ではフランスをパリで 45-6 で破るなど成果を上げる。2005年に入ると British and Irish Lions 戦そして 2005 Tri-Nations での優勝する。さらに翌年の Tri-Nations でも優勝を果たしこの年の欧州遠征では England, France そしてWales を撃破。この年は Tri-Nations で南アフリカに敗れただけであった。そしてこの年IRB から Coach of the Year に輝き、2007年のワールドカップではALL BLACKS こそニュージーランド国民にもならず世界のラグビーファンから優勝候補最右翼とされた。しかし準々決勝のフランス戦ではまさかの逆転負けを喫しベスト8で姿を消してしまった。
大会後、次の監督去就が注目されたが結局 Graham=Henry が続投。本命視された Robbie Deans はオーストラリアに行く事となり3年後の地元開催のワールトカップの結果が早くも不安視され出した。
もしこの Graham=Henry が契約延長期間の2年間で結果を出せなければ誰が地元開催のワールドカップで ALL BLACKS を24年振りの優勝に導いてれるのだろう………
今年の6月には Ireland, England がニュージーランドに遠征しテストマッチを組む予定らしい….
3年後に行われるラグビーのワールドカップ。出場枠が16に戻されると言う事で日本は大会に出場できるのだろうか?ニュージーランドの在留邦人は“アジア枠”が確保される事を願っている….とのことであった。
タクシーを拾って乗り込むと運転手は韓国人の男性であった。歳は私よりは10歳以上年上に見える。
私が行き先を告げると、“日本人の方ですね。”と大変流暢な日本語で話しかけて来た。
1972年から4年ほど日本の大学に留学していたそうだ。当時を知る私は金大中氏誘拐事件、在日韓国人青年文世光の朴大統領狙撃事件の事を話し、それが子供の時の韓国の第一印象で非常に怖い印象を持った事を話した。彼も日本に留学にやって来た時に朝鮮総連からコンタクトがあったそうで当時の情報力に驚いたそうだ。
ありきたりの話をしてみた。“2002年のワールドカップの時に韓国に行ったが行く前は不安で日本人と判れば何をされるかわからないから中国人のふりでもしようかと思ったけど、みんな優しくしてくれてよかった。”との話した。
彼は苦笑しながら、“大丈夫ですよ。日本人なら韓国人を嫌う人は徹底的にきらうけど、韓国人なんてへんなもんで植民地時代の事を出して日本を非難しながら日本人は好きなんですよ。”と話してくれた。
留学時代はいやな思いをした事は殆どなかった。あの時は楽しかった、と述懐し、南北統一なんて金正日が生きている限り、それに取り巻く一万人程度の特権階級を取っ払わないと絶対に無理とも話した。
日本人拉致問題もよく知っており、“あんなことしなくても金を払って日本人を雇って教育ががりに据えればいいものを…..”とも言っていた。韓国人も多くが拉致されているの今の韓国政府は…..とも。
本当はもっと話をしたかったけど、サッカーの話なんかもしたかったけど、車範根を知っていますよね、中学生の時にテレビで見たけど凄かったですね….と切り出せなかったなぁ……
目的地に着いてタクシーを降りた。もっと乗って話をしたかったなぁ……
いつの日か北朝鮮の人とも話せないかな??もちろん1966年のワールドカップイングランド大会の時、祖国ではどうだったのだろう、どんな様子だったのだろう…….. そんな日が来るのだろうか
それでもその時はどんな話が出来るかその時になってみなければわからないだろうなぁ………
スクールウォーズですか。懐かしいですね。
サッカーよりも実力差がそのまま出てしまう競技だけに”世界選手権”の開催も難しいところがありますね。それに World Wide という点でも。ラグビーは本々ニュートラルで行う習慣がなかったらしくそれがワールドカップ開催が80年代後半になるまで行われなかった原因と聞いた事がありました。でも戦前は五輪種目でもあったらしいですが.....
アームズパークでのウェールズとの死闘、秩父の宮でのスコットランド戦そして昔のイングランド戦、ここしばらく日本のラグビー界の快挙がないのが少しさびしいです。
3年後のワールドカップに出られるでしょうか....
実は私は小学校の時にラグビーを少しかじってた事があったのでラグビーも好きです。
(ちなみに「スクール☆ウォーズ」が放送されていた頃でした)
ラグビーW杯は1987年の第1回から見てます。
ラグビーの”親戚”のサッカーとの決定的な違いは1995年までアマチュアリズムを墨守していた為、世界的な普及が遅れている事です。
そのせいか世界トップレベルの国(IRB発足時の8ヶ国+アルゼンチン)とセカンドグループ(イタリア+太平洋諸国+北米+ルーマニア+日本?など)との実力差がかなり有る事です。
(ちなみにアジアは事実上、日本以外は競争相手が不在です)
また現状の出場20ヶ国の体制では弱小国を水増ししている以上大量得点の試合が発生しますし、5チーム×4組の構成では必ず試合をしないチームが1チームあるので歪な日程になります。
当然シード国が優遇されるからその犠牲になるのは日本のような弱小国なのでそれが大味の試合を誘発します。
少なくとも大会を公正に運営するには出場16ヵ国に絞った方がベストだと思いますし、現状で規模を拡大し過ぎると開催可能な国も限られてしまいます。
私はいっそのことアイスホッケーの世界選手権の様にレベル事にカテゴリーを設けた方が良いのではと思います。
そうすれば大味な試合も減少するし、レベルが拮抗して切磋琢磨出来ます。
ましてや昇格&降格を賭けた試合はすごく盛り上がると思います。
ただ余りにも門戸を閉ざすとラグビーの世界的な普及と発展を阻害する可能性も有りますが・・・
どんな競技でもW杯は「最高レベルの大会」と「世界のお祭り」という相反する要素を抱えた難しい大会ですね。