全豪オープンの錦織選手の初戦の相手は予選から勝ち上がってきたK.マイクシヤック(ランク176位ポーランド)という選手でした。この選手が強烈なファーストサーブは決めるし、リターンはコーナにびしびし決めて来るしで、大苦戦になってしまいました。予想外の試合展開で錦織は3-6、6-7で2セットを取られてしまいました。錦織が悪い訳でなく、相手がこれが176位の選手かと思えないような凄い球を打っていました。
ところが3セット目に入ると突然マイクシャック選手に異変が起こり最初に右手の痙攣が起こり、更には左足に痙攣が来て、動けなくなり試合続行が無理かと思われました。予選から3試合を戦ってきていますからね。しかし、そのまま薬か何か飲んでメディァルタイムアウトも取らず続行になりました。動けないので1発で決めるショットしか打てなくなり、錦織が6-0で取り、4セット目は6-2で取って、いつ止めてもおかしくない状況になりました。そして5セット目の3-0になったところで相手がやっと棄権しました。少しでも長くこの全豪の舞台に立っていたかったのでしょうか。錦織選手は負けていた試合でしたが、勝負には勝っには勝ちましたが、決して気持ちの良い勝ち方では無かったでしょうね。