古くからの付き合いの友人で自称「車好き」がいます。友人は晩婚で子供がいないので、76歳の現在もまだ週4日の現役で旅行三昧を愉しんでいます。旅行では600~700キロを一人で平気で運転してます。「運転疲れないか?」と聞いたら「時々休みながら運転するから平気だし、運転好きだから」だそうです。僕は2時間も運転したら、腰や目が疲れて休憩したくなります。
彼は「自分は車好き」だと言いますが「運転が好き」なだけの気がします。車好きは「運転好き」と「車そのものが好き」とあるようです。僕は車そのものに関心がありますが、彼は余り関心はなさそうで、車の名前も4~5つは知っている様子。車の「スタイル」「内装・インテリア」「乗り心地」「運転しやすさ」など多少は関心があるようですが、「普通に快適に走ってくれていれば問題ない」そうです。服装は全部奥さんが買ってくるのを着ていて「僕はセンスがないそうだから任せている」そうですから、車のスタイルや内装についてもおそらく適当?なんだろうと思います。
運転していて気になるのは「ノイズ」です。その点ハイブリッド車は一般的に「静か」です。車体の強度を高めて「剛性感」がしっかりしている車は多少の悪路でも「ガタツキ」感が少ないですね。先般、ニッサンノートe-powerwと同クラスのトヨタ・アクアを比較試乗しましたが、外観や内装には夫々のメーカーのポリシーがしっかり出ていました。e-powerは真面目な、堅実な車作りで見た目よりも実を取り室内も広いという印象でした。特に後席の広さは膝前がゆったりありこのクラスでは秀逸です。その分スタイルが多少犠牲?になっています。一方アクアは空気抵抗係数が0.28と少なく流線型により逆に室内が犠牲になっていました。乗り降りの際も前、後部席とも頭が窮屈です。一般ユースではスピードを競うわけではないので、空気抵抗などより広さを優先してもらいですね。その代わり見た目がカッコよく、インテリアは洗練されていてお洒落な印象でしたね。ただ全体のフォルムのバランスでは後部がカットされて短かすぎアンバランスなのが残念でした。もう3~4㎝車高が高く全長が10~15㎝程長いと申し分がないコンパクト車になります。車が小さい分、後席膝前空間を取る為に前席シート厚が薄いのは車が安っぽくなり大変残念です。おそらくモデルチェンジ後のアクアはこういう同クラス車に劣る問題点が改良されると予想しています。
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