goo blog サービス終了のお知らせ 

函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

北方領土は帰ってくるか

2018年01月02日 13時38分44秒 | えいこう語る

▼今、北方4島は帰ってくるか来ないかの、道内世論調査を行ったとしたら、帰ってほしいという希望は多いだろうが、来ない方の率が多いのではないだろうか。

▼私も返還署名はしたことがあるが、国名がソビエトからロシアに変わっても、この国は返すなんて、毛頭ない国であると思うからだ。
クリミアの併合をみても、問答無用の軍事力で抑える国だからだ。

▼日露戦争で、小国日本に負けた記憶は新しい。しかし、現在の軍事力を行使できない日本など、米国の番犬にもならない、子犬ぐらいにしか考えていないだろう。プーチン大統領の顔には、そう書いてあるような気がする。

▼ほとんどの日本国民は、広島に原爆が落とされた後にソビエトが参戦し、降伏した後も攻め続け、北方領土を奪った「ずる賢い国」という認識ではないだろうか。日本史の教科書からはそう読み取れるからだ。

▼昨年の12月30日の北海道新聞一面トップの記事には驚いた。
【ソ連四島占領・米が援助】『艦船貸与、兵訓練・・・極秘合同作戦』という見出しだ。

▼ソ連の対日参戦に、アラスカ州のコールドベイにソ連兵1万2千を集め、1500人の米兵が軍事指導に当たったという。8月28日からの4島占領作戦には、米国艦船17隻を貸与していたというから、驚きだ。

▼その、米ソ合同秘密作戦を【プロジェクト・フラ】という。フラならハワイだ。真珠湾攻撃を逆手に取った計画なのか。「4島占領せり」の暗号は「トラ・トラ・トラ」をもじり、国鳥である「白頭の鷲」を連想し「ワシ・ワシ・ワシ」なんではないかと、想像してしまう。

▼戦争終了後、東西の冷戦が始まるが、世界史は相当複雑な関係で成り立っているようだ。トランプ・習近平・プーチンその中でアベさんは、どんな外交政策を取ろうとしているのだろうか。

▼政治も経済も強化するには、最強の兵器、核爆弾を持つ国家にしなければならないと、単純に考えているのではないだろうか。

▼アベ総理の初夢を、私が演出してみたい。「リメンバー・パールハーバー」をもじり、国連で「リメンバー・ヒロシマ・ナガサキ」という核廃絶運動の演説を行う夢だ。

▼演説の最後の言葉は【日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う】だ。この演説で、アベ総理の、2018年ノーベル平和賞受賞はまちがいない。

▼演説終了後、国連は【北方領土4島返還決議】を行う。もちろん満場一致だ。アベ総理の、映画「独裁者」でのチャップリンの「史上最高の演説」にも負けぬ【史上最高の国連演説】を、今夜の私の初夢としたい。