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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

ロシアと北海道力

2022年08月30日 14時20分09秒 | えいこう語る

▼ロシアがウクライナへ侵攻し、日本がロシアに経済制裁をした。そのことでロシアからの日本へのエネルギーや食料の輸出が止まった。

▼あっという間に様々な分野に影響を及ぼし、物価上昇が家庭を圧迫する。北電では燃料が前年比の2倍になったので、電気料金を1ケ月700円の値上げに踏み切ると発表した。まるでプーチンのような独裁的な北電だ。

▼さらに燃料価格の上昇分を、電気料金に転化できるという上限を撤廃するという。北電は道民の味方だと思っていたが、ロシアの手先のような感じがしてきた。

▼道民は北電の電力値上げ戦略で、息の根を止められそうだ。北電にすれば自分たちも同じ被害者なので、背に腹は変えられないということだろう。

▼ロシアのせいで電力不足になり、値上げやむなしという裏には【泊原発再稼働】が潜んでいる。ロシアのせいにして、料金値上げで再稼働の“踏み絵”を踏ませるつもりだ。

▼普段は道民の心強い味方だと思っていた北電だが、そんな背景であれば、ロシアと北電が共通の敵に見えてくる。北電の電力値上げ攻勢に、道民の“生活防衛”も限界にきている。

▼福島第一原発事故をあらためて思い出してほしい。放射性物質の環境への放出で、県民は難民状態になったということを、私たちは脳裏に刻んでいる。

▼しかし政府も、ロシアによる電力不足に備えようと、再稼働のみならず新設の原発開発を打ち出してきた。

▼そんな中、核拡散防止条約(NPT)は、ロシアの拒否で批准できなかったということだ。その背景にロシアがウクライナ南部の、ザボロジエ原発を攻撃しようとしているからだ。原発施設が戦争時の攻撃の的となっている。

▼日本には50基を超える原発があり、長崎に落とした原爆の6000発分を製造できるプルトニウムも処分できずにある。

▼この核のごみを処理しないのを、世界は日本が再び軍隊を持ち、最強の兵器である原爆をつくるに違いないと考えているに違いない。

▼日本政府が「9条を改正」を視野に入れたことで、ロシアは極東の軍事力を強化するだろう
。ロシアは最も身近な敵が日本だからだ。

▼【核共有】という言葉を発して、安倍晋三は死んだ。プーチンは日本は北方4島の奪還を目指すのではないかと考えるに違いない。

▼なぜかと言えば、プーチン本人もクリミヤ半島やウクライナを、軍事力で取り返そうとしているからだ。

▼そのプーチンの日本への極端な警戒心が、新聞に出ていた。ロシアが北方領土を含む極東で、大規模軍事演習を9月に行うと発表した。

▼そこに、中国・アルメニア・ベラルーシ・カザフスタン・キルギス・タジキスタンが参加するという。それらの敵国はもちろん日本だ。

▼原発などの再稼働や、新規建設などというのは、ロシアの攻撃の的をさらに拡大するだけだ。北海道の日本海側は、対岸に軍港ウラジオストックがあるのに無防備だ。

▼そこで、我が国の政府と米国は、函館港の軍事基地化を目指しているに違いない。なぜなら大型クルーズ船の入港により、函館観光を活性化しようとの目的で、函館港の接岸地帯の増設と水深の深堀を行ったからだ。

▼これにより港内には【12万トン級】の大型客船が入港できるという。米空母ロナルドレーガンは10万トン級だ。一兆有事に函館港は日米の軍港になるというのが、政府の軍事計画ではないか。

▼函館の近未来は、観光都市という仮面をかぶった、軍港都市のように思われる。こんな物騒な思いを私に妄想させるのが、ロシアと日本の関係悪化だ。

▼福島原発の炉心溶解のデブリの処理さえままならぬ、我が国の原子力技術だ。技術力のなさというより、原子力は人類の手におえる代物ではないからだ。

▼それは、プルトニウム発見時に、担当の学者たちの間では軍事的な重要性(危険性)を感じたので、その存在を隠していたという。

▼プルトニウムは発見した学者の間では「銅」というコードネームで呼ばれていた。さらにプルートー(冥王星)から名付けたもので、地獄の王という生まれながらの、恐ろしい存在だったのを思い出してほしい。

▼原子力は初めは軍事産業だったのだ。戦後米国大統領アイゼンハワーの国連の演説「原子力の平和利用」から、原子力がエネルギー産業にシフトしたのだ。

▼統一教会が霊感商法のイメージを変えようとして、協会の名を変更したのと似ている。名は変われども「原子力ムラ」として、その巨大な利益循環に群がり、それぞれが生きのびてきた。

▼統一教会も名前を変え、自民党と手を組んで、堂々と生きのびてきたようだ。その自民党、創価学会が選挙母体の公明党とも手を組んでいた。

▼現在の自民党の正式名称は【自公統一党】というのが妥当なのではないだろうか。あらぬ方向に走ってしまったので軌道修正したい。

▼キシダ政権は、アベ・スガ路線を踏襲したため、問題解決が不可能になった。さらに国民の大半が希望もしない、安倍晋三の国葬へと舵を切ってしまった。自らが施設した地雷を踏んだ感じだ。

▼残った手は【国葬解散】しかない。自民党も痛手を被るが、さらに痛手を負うのが今の無策の野党だ。

▼それに現在の選挙制度は、自民党に有利に働くようだ。さらに何よりも強いのは【自公統一党】の組織が懸命に機能するからだ。今攻撃を受けている統一教会は、この選挙で、さらに自民党支持に回るに違いないからだ。

▼野党は味方であるはずの労働組合からも、期待感を持たれなくなってきたようだ。長い間の自民党政権下で、労働組合の保守化(自民党化)が進んでいるからだ。

▼今日は店の定休日なので、時間に余裕があるためブログが長くなってしまった。「ロシアと北海道電力」。道民を恐怖に陥れる、そんな同質感に異常な嫌悪感を覚えたからだ。

魚を釣らせてもらった

2022年08月29日 09時15分59秒 | えいこう語る

▼午後3時が妻と私が経営している、小さな食堂の閉店時間だ。久しぶりにチカ(ワカサギの大きい感じ)という小魚を釣りに出かけた。

▼店のすぐ近くに長いトンネルがある。そこを抜けると小さな集落があり、そこの港で釣れるからだ。店からは車で5分程度だ。チカはフライにするととても旨い。

▼チカは集団で泳いでくるので、釣れる時は入れ食い状態になる。急に思い立っての釣りなので、針もチカ用ではなく、エサも店にあったイカとホタテを持って行った。

▼10匹も釣れば夫婦二人の夜の食卓には、充分だと思ったからだ。港には70過ぎの男性が一人いた。釣果を聞いたら、今日は魚影が少なく釣れないと言った。それでも型が良いのが、数10匹バケツで泳いでいた。

▼30分過ぎても竿先がピクトもしない。ふと前方を見ると大型漁船の陰で、快調に釣りあげている、60代位の女性が一人いる。

▼近寄って話しかけると、100匹以上釣りあげていた。仕掛けやエサは本格的だ。これなら敵わない。男性にも女性のところが釣れていることを話し、二人でそこの場所に移動した。

▼女性はサビキという仕掛けで、針が8本ぐらいついている。1度に2匹3匹と銀鱗を躍らせ上がってくる。

▼男性と私は針が一つの仕掛けだが、1匹づつ好調に釣り始めている。しかし私の餌にチカは見向きもしない。

▼突然男性が近寄ってきて、針とエサを私にくれた。「これなら釣れるぞ」と。見事につれ始めた。型が良いので10匹釣ったところで帰ることにした。

▼男性にお礼を言うと、自分が利用する釣具屋と、自慢の餌を教えてくれた。「本当は秘密だけど、晩酌のおかずの00だという。さらにそれに塩を少し振りかけるということも教えてくれた。

▼私もその秘密の餌は、絶対口外しないと決めた。妻も親切な人がいて、はじめは釣れないので絶望したけど、楽しい釣りだったと喜んだ。

▼帰宅し、テーブルにチカのフライが10匹、皿に盛り上がって出てきた。鮮度抜群なので、身が踊るようにひのっていた。フライにも踊り食いがあるのだ!。

▼塩を振りかける。その塩は近くに住む友人が、前浜の海水をストーブの上で煮詰め、製造したものだ。その海は釜谷地区にあるので、私は「釜谷の塩」と名付けている。

▼素人が趣味で作った塩なので、決して上品な味ではないが、彼の人柄がその味に十分加味されている。

▼彼は子供の頃に観た「太郎・次郎物語」の映画で南極にあこがれ、ヘリコプターの整備員となり、南極観測船の乗務員となったという経歴の持ち主だ。

▼魚を釣らせていただいた親切な男性。そのチカのフライに「釜谷の塩」がぴったりだった。冷たいビールに「アジのフライは合うね」というと、妻は「鯵ではなくチカ」でしょうと、横やりを入れた。

▼妻は私が“鯵の叩き”が大好きだというのは知っている。そこで鯵とチカを間違ったのだと感じたようだ。

▼やさしい人物に出会え、魚を釣らせていただいたので、「味なフライ」という意味だと答えた。


     人と魚と塩の三味一体
              三頭下

エネルギー政策の踏み絵

2022年08月27日 06時28分53秒 | えいこう語る
▼故安倍晋三の国葬も、国民の多くの反対意見を無視し、キシダ総理が閣議決定した。と思いきや、福島原発事故で「原子力は安全・安心なエネルギーではない」と証明されたにもかかわらず、再稼働のみならず新規の原発の検討を指示した。

▼キシダ総理は誠実そうに見える。だが、聞く力を大事にしたいと言いながら、国民の声を無視する、故安倍晋三を超える国民無視の“狼オヤジ総理”だ。

▼ウクライナ戦争を境に、ロシアからのエネルギーの確保が困難になった。それを機に原発推進、風力発電という“踏み絵”を国民に迫っている。

▼ロシアはウクライナの原子力施設の攻撃を始めている。もし破壊されれば「核使用」に匹敵する惨事だ。50数基もある我が国の原発。日本が中国やロシアと敵対関係になれば、我が国はとんでもない恐怖に晒される。

▼そんな最中、「次世代型原発」・「革新軽水炉」など言うふざけた新語を持ち出してきた。そんな安全な原発などないということは、福島で確認しているはずだ。

▼「安全・安心でクリーンな電力」という、嘘のキャッチフレーズで国民を騙してきたのは政府だ。国家が国民に嘘をついたのだ。自民党が統一教会と手を結んだのも、同じ手口を使うからだ。

▼憲法解釈がまるで駄目と、憲法学者に言われた故安倍晋三だ。総理失格というレッテルを張られたも同然だ。「9条」を変えて国民を戦争の危機に晒せようともした安倍晋三だ。それだけでも「国葬」には与えしない。

▼その後の菅総理は飛ばそう。次のキシダ総理は、安全・安心への配慮が全く欠けている、無神経な総理だ。敵地攻撃用のミサイル配備などというのも、平気で発言する。

▼そういえば、キシダ総理の顔を、耳と口を大きく書けば、間違いなく“狼”になると気が付いた!。新聞を読むたび腹が立つので、わずかしかない理性も失って、感情むき出しになってしまった。

▼さて私の地域の身近な問題だ。電力不足を補うために、私の地域から30キロほどの山間部に、高さ2百メートル、羽根の直径160メートルという、巨大な風車を37基も設置する計画が出ている。

▼私はこの巨大風車を「プーチン風車」と名付ける。この地域には熊が出没する。巨大な風車から発生する低周波で、熊や他の動物や鳥類が、居場所を奪われるからだ。

▼ウクライナに突然侵攻したプーチンのようだからだ。熊たちは自分の領土を風車に奪われ“デラシネ=故郷喪失”になるからだ。

▼自分が熊であったら、反撃に転じるだろう。「ゼレンスキー熊」と呼ばれてもいい。この地区から数十キロ離れた地域が、2021年7月に世界文化遺産となった、縄文遺跡が点在する場所だ。

▼もちろん隣の私の地域もだが、風車建設の近くにも縄文土器などが発見されている。世界遺産の地の生態系を大きく変えようとする巨大風車が、果たして必要なのか。

▼もし必要なら、世界遺産を返上する心構えを持たなければならない。縄文文化の優位性は「自然との共生」だからだ。

▼「持続可能な地球」とは、巨大風車でもなく、ましてや一旦事故があれば、すべての生物の生存を脅かす原子力発電でもない。

▼エネルギーの確保などという、踏み絵などに惑わせれない、そんな国民でいたいと思う。キシダ総理の奥様の名は、もしかして「きしだふみえ」?ではないだろうね。

 
  山道を歩いたら風車に吹き飛ばされた
                 三頭下

戦後民主主義の劣化と故安倍晋三

2022年08月24日 08時56分41秒 | えいこう語る

▼旧統一教会は名前を変更していたが、内容はほとんど変わらないので、私は今後も統一教会と呼ぶことにする。この教会、以前「合同結婚」や「霊感商法」などで、大きく世間を騒がせた。

▼その協会に故安倍晋三が深くかかわっていたことが、今回の射殺事件につながったというのは間違いない。

▼統一教会とは、晋三の祖父岸信介からの付き合いだという。そこには選挙時の応援態勢にあるようだ。最近の選挙の低投票率は、組織票が大きい自民党に有利となっている。

▼そこに統一教会と自民党の深いつながりができる。統一教会の有権者は8万3千人ほどだ
。参議院の比例代表選挙で、政党が1議席を占めるのに100万票程度が必要になる。

▼しかし個人名が記された票の数によって当選が決まる。自民党の場合いは当選に必要な票は12万票程度となる。そこで統一教会の票が大きく左右することになるという。・・・美晴充希の「旧統一協会の組織票分布の推定」より。

▼こんな仕組みで統一教会と自民党は、抜き差しならぬ関係を保つ。だが、自民党だけではない、自民に与している公明党も同じだ。創価学会信者が比例は「公明党」、候補者名は「00さん」とお願いに来るからだ。もちろん他の党もだ。

▼創価学会と一心同体の公明党。その公明党と長く一緒に暮らしていたのが自民党だ。にも関わらず自民党は統一教会ともねんごろになり、二股をかけて、政権を維持していたのだ。

▼憲法第20条第3項は、いわゆる「政教分離」だ。しかし自民党は、公明党と長く一緒に暮らしていたために「政教分離違反」を犯していることに麻痺していたのだ。

▼さらに自民党議員は大挙して靖国神社の参拝を続けている。自民党は「憲法第20条第3項」は、既に削除しているのだ。もちろん「第9条」もだが。

▼そんな憲法無視の筆頭が安倍元総理だった。そうであれば当然子分たちも右ならへだ。晋三の射殺事件で、自民党の憲法無視に少しは歯止めがかかるのではと期待したが?、穏健派とみられる、キシダ総理は「国葬」という禁じ手を打ってきた。

▼国葬扱いで「憲法無視」の流れを加速しようという魂胆に違いない。だが、国葬には国民も反対を示している。

▼元総理の非業の死に対し、弔意を示すのはやぶさかではないが、国葬に値する人物ではないと判断しているからだ。

▼安倍晋三という人物、祖父の元総理岸信介の政治手法を踏襲する意気込みを示していた。晋三は戦後生まれで、もちろん戦後民主主義の教育を受けている。

▼だがその政治思想の根底には、祖父の政治手腕を見本としていた。つまり、晋三の価値判断は、戦前と戦後が同居していたのだ。

▼このあいまいさが「憲法解釈」を混乱させていたに違いない。自民党の党是は、米国が作成した日本国憲法を改正する「自主憲法の制定」にあった。

▼自民党政治家としての晋三の目標は「憲法改正」一点だった。自衛隊を軍隊にしたいという一心が、自分勝手な「憲法解釈」を生んだ。

▼そこには、米国からの押しつけ憲法を廃止し、独自の憲法を作成しようという考えだ。野党失墜の自民党独裁体制は、国民の支持を徐々に「憲法改正」へと引き付ける。

▼そんな自民党の基盤を強固にするため、公明党や統一教会まで、無節操な付き合いに発展したに違いない。その結果として、今回の射殺事件につながったというのは、的外れではないようだ。

▼近年、民主主義の劣化が指摘されている。もちろん戦後生まれの私たちに向けられたものとして受け止めている。

▼その象徴的存在が、内閣総理大臣安倍晋三だった。彼の死は戦後民主主義の劣化を、国民が深く反省すべき問題を提起したように思う。

▼しかし、キシダ総理は「国葬」を通じ、安倍政治の踏襲を国内に再認識させようとしている
。そこには統一教会とのつながりが、自民党ばかりではなく野党にも浸透していたからだ。

▼「国葬」という大イベントを通し、国民に安倍晋三の悲願である【憲法改正】へ向けての大きなステップにしようとする、キシダ総理の大博打だ。

▼国葬後の衆議院解散で「統一教会の禊(みそぎ)」を行い、キシダ政権の強化を図ろうという、意図も見えてくる。キシダ総理の「一か八かの勝負」が「国葬」に含まれているような気がする。

▼ブログがくどくなっているのを感じている。安倍晋三の死は、戦後民主主義の劣化からの脱出としてとらえていきたい。

▼安倍晋三の死を無駄にしないためには、国葬を機に「真の日本民主主義」の出発点としてとらえていくのが、大事ではないかとも考えている。

▼今朝は気分爽快の青空だ。こんな「日本の青空」が続くようにと願っている。

新聞報道の見出しについて

2022年08月22日 07時02分39秒 | えいこう語る

▼新聞の見出しだけで、読むか読むまいかと判断をしている人も多いようだ。それだけに熟読してもらうためには、見出しの付けかたに頭をひねるだろう。

▼今日の私のブログのテーマ(見出し)は、「新聞報道の見出し」だ。こんな普通のテーマでは、読もうという触手がのびてこないだろうと考えながらの見出しだ。

▼故安倍晋三の射殺事件。読売・毎日・朝日・産経の一面は【安倍元首相撃たれ死亡】だ。各社申し合わせたのか、こんな思考レベルが、新聞社の常識!?なのか。

▼そのせいか、晋三が死んだということを知らされた時、驚きはそんなになかった。これが「暗殺」「テロ」という見出しであれば、 今後の日本社会に与える影響の大きさを、強く感じたのかもしれない。

▼さらに、閣議決定での国葬だ。故吉田茂首相と同等扱いかと首をひねる。統一教会とのつながりでの事件を希薄にしようという、キシダ総理、いや自民党の策略だ。

▼福島原発の汚染水を太平洋に放出し、放射性物質を薄めさせるのと、ほど同様の手口だ。私の故晋三への評価は「嘘つき単純総理」だ。

▼続くスガ元総理は「意地悪総理」だ。さらにキシダ総理は、国民の声に耳を傾けない「知らんぷり総理」だ。いい人ぶって見せているが、いや、いい人に違いないけど、いい人と思ってはならない総理だ。

▼安倍晋三・菅義偉・岸田文雄の三人は、日本を“超軍事国家”にする【国民主権破壊総理】なのだ。と、早朝から「三悪総理」に腹を立て、今日のテーマを忘れそうになってしまった。

▼21日の北海道新聞一面トップの見出しだ。「道産材 増産急ぐ」「輸入材から切り替え 需要大」「地産地消も追い風」だ。

▼ロシアのウクライナ侵攻で、ロシア産の木材の輸入が止まり、世界的に木材の供給が減っているので、道産材の需要が伸びているという。

▼地産地消も追い風となり、道内の製材業者は工場の増設を急いでいる。道内の住宅建設で使われる木材はまだ2割。魅力を消費者に発信し、業界を挙げての活用を高めていく必要がある。との記事だ。

▼道産材の需要増加を手放しで喜んでいる。伐採を加速することでの環境問題を追求しないのか 。こんな偏った報道をする、新聞社が情けない。

▼ここ数年、私の周辺地域でも山林所有者の高齢化や木材の需要で、伐採がはなはだしい。戦後、木材を燃料にしていた時代の伐採より、さらに大きな面積の山がはげ山状態だ。

▼昨今の大雨被害は、山の荒廃により危険度が増してきている。私の店の裏山も伐採が激しい
。心配していたが先日の大雨で、山からの泥水が庭に流出し、庭が沼と化した。

▼あの後30分も豪雨が降り続けば、床上浸水間違いなしだった。役所もその実態は把握しているが、改善の答えは聞こえてこない。

▼山林は個人資産だが、世代を超えて育てられた山林は、治山治水など国土の保全に役立つ環境財産でもあり、このような長い時間の中での資産の蓄積の特徴は“公共性”だ。緑したたる景色は多くの人々に歓びをわかちあたえる。…中村良夫著、NHKこころをよむ。「風景からの町づくり」より。

▼というわけで、新聞の見出しの付け方に憤慨し、自分のブログのテーマの単純さにも、腹を立てている私だ。