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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

希望という名

2017年09月28日 08時45分43秒 | えいこう語る

▼首都東京から、百合子知事が満面の笑みを浮かべて「希望の党」を設立した。アベ一強に辟易した国民の心に、ささやかだけど、改革と希望を吹き込んだ感じだ。少しムチムチしてきた体躯の百合子さんに、フランス7月革命をモチーフにした、ドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」を思い出した。国旗を掲げ、胸をあらわにしている姿に集まる民衆が印象的な絵だ。

▼希望と言えば、箱を開けて最後に残ったものが希望だったというパンドラの箱を思い出す。だが、別説に、パンドラの箱に最後に残ったものが「未来を全て分わかってしまう災(前兆)であり、それが解き放たれなかったことから、希望が残った」という説に興味をひかれる。ちなみにパンドラさんは女性です。

▼国会議員の多くは、国家・国民のために活躍する存在なので、保守系に属する人が多いような気がする。国民の多くも保守なのだ。国家や国が安定していることを望んでいるし、そんなに革新的なことを望んでいるわけではない。野党にも保守系がいるが、保守では既得権にしがみつき、革新的でないとみなされるから、対立軸の野党に属している人もいるようだ。

▼だが、平和が脅かされてくると、国家・国民を守る保守勢力が力を出してくる。「希望の党」は、そんな猫かぶりしていた野党系議員を、磁石に砂鉄がくっつくように、集合させる党名のようだ。「平和・新保守・改革」の三色旗をなびかせれば、隠れ保守も参加しやすいからだ。

▼パンドラの箱の残ったのは「希望」と言われているが、それは災いの元が解き放たれなかったからだとしたら、野党第一党の民進党に残るのは、果たして希望と言えるだろうか。「新保守」というのは、もしかして、最後に残った未来をすべてわかってしまう、災いなのかもしれない。

▼パンドラの箱を開けて世に放たれたのは「災い」だ。世の中は災いに満ち溢れているのだ。もしかして、百合子さんはジャン・ヌダルクと思っていたが、パンドラさんかもしれない。

▼希望というと、故岸洋子さんの歌を思い出す。
♪希望という名のあなたをたずねて 
 今日もあてなくまた汽車にのる♪

▼「あてのねえ旅に出るのだ」という、名月赤城山の、国定忠治のセリフも思い出す、ちょっぴり肌寒い秋雨が降る、衆議院解散の朝だ。

読売新聞のアベ総理観 

2017年09月27日 20時47分19秒 | えいこう語る

▼政治への関心は、情報の速さではTVだが、一呼吸置いて、記者が自分の頭で、冷静に整理する新聞の方が、より正確のように思う。「人間は今や現象の世界にいて、真実を見る目を失った」という、或る哲学者の言葉が、私の脳裏の片隅に居座っているから,私は新聞派だ。

▼だが、記者とて見て聞いたことを、頭のふるいにかけて書くが、企業である新聞社の意向というものを、忖度して書かなければならないだろう。読者はその忖度も同時に推測しながら、記者が真に伝えたいことを読み取る必要がある。

▼28日の臨時国会冒頭で、衆院解散を表明するアベ総理。アベ政権シンパとされる読売新聞26日の朝刊を読み、この新聞がどのように今回の解散を考えているか、私なりに分析してみた。

▼「増税使途変更問う」。全世代型社会保障のための財源とする考えを示す。 「北朝鮮情報、社会保障」。国難を突破。 「人づくり全面」。幼児高等教育の無償化。 「アベノミクス成果強調」。経済の停滞打破。 「景気、いざなぎ超えか」。戦後2番目の良さ。 「選挙効果か?進む株高」。 「国民の支持を得て今実行する」だ。・・・アベ総理に非常に好意的に思える。

▼肝心の社説だが、消費税の増税は全世代型に転換を進めるというのは理解できるし、財政再建の旗を揚げるのも続けてほしいとと続く。さらに、総理自らがめざす政治や政策の実現のため、最も適切な時期に総選挙を行うのは、宰相として当然だとしている。さらに、大義なき解散という野党の批判は、筋違いだとしている。

▼こんな社説を書くような新聞を私は購読しないが、真実を究明する材料としては、貴重である。さらに希望の党に対しては、小池知事の、アベノミクスは十分ではないとの発言に対し、原発や経済では「反安倍」だとし、実態は寄せ集めなので、改憲案や政策をめぐって、まとまらないのではないかと、批判的だ。

▼自民党はいやだが、野党共闘もできない民進党も受け皿とならない。そこを突き、小池ママは野党から自民党までに、なまめかしい声をかける。どうにも行き場がなくなった民進党が解党してまでも、小池ママの店に転がり込む気配が濃厚になっている。恐ろしいほどの百合子ママの色気だ。

▼さらに、自民党のチーママ、公明党党首にも「首班指名では山口那津夫さんがいい」と、いけしゃあしゃあと媚を売ってみる。自民党を足元から崩そうという腹黒さだ。もはや、東京一の高級クラブのママのような百合子さんだ。自民党にも野党にも長年身を寄せていたので、様々な人物を動かす「黒革の手帳」を持っているに違いない。

▼東京のクラブでNO1を張るのには、きれいごとなどいってはいられない。女性のあらゆる武器を最大限に使ってまでも、頂点に上り詰めようという魂胆だ。なりふり構わない、百合子ママの快進撃は、今回の選挙の台風の目だ。NO1ホストのシンゾウも、いよいよ落ち目かと思わせる、テレビドラマ顔負けの、百合子ママのパフォーマンスに、国民は釘付け状態だ。

▼こうなれば、クラブ自民のNO1ホスト・シンゾウも店じまいする可能性が出てきた。小池ママは「新保守」と自ら名乗る。そうなれば保守本流の、クラブ自民の若手も、百合子ママの下に駆け付けたくなるというものだ。

▼選挙が終わる。新装開店の『クラブ・希望』には、保守・革新問わず、財界からも花輪が届けられ、それは店から国会へと並ぶ。そこを満面の笑みを振りまき歩く、百合子ママの後姿が映し出される。たぶん今夜の夢は「新・小池劇場、続・黒革の手帳」に違いない。

▼緑のスーツに身を包み、歩き去る後姿に「希望ある日本に向かって」というタイトルが映し出され、靴音が響く。だが、それは軍靴の音に聞こえてくるに違いない。今、多くの政治家を集結させるのは「新・保守」という、御旗だからだ。
 
▼選挙公示日まで、毎朝の新聞の報道が楽しみである。

アベ政治を許さない解散

2017年09月26日 14時07分59秒 | えいこう語る

▼日本国憲法下で、日本国民として長く生きてきたが、これほど政治に幻滅を感じたことはない。と言って、政治を嫌いになったのではない。むしろ政治に大きな関心を持ってきたのだ。

▼憲法学者に落第点を付けられている政治家を、我が国の総理にしている国民の一人としてとして、政治にきちんと向き合わないと、我が国がダメな国になってしまうからだ。ということは、アベ総理のおかげで、政治を真面目に勉強する国民になったということだ。

▼今回の解散、政治評論家たちは、様々な名前を付けているが、私は『アベ政治を許さない解散』と名付ける。詭弁一辺倒で、憲法解釈をもてあそんでいる総理は、すみやかに退陣してもらいたいからだ。「墓穴堀り解散」にしなければならないのだ。

▼「アベ総理を許さない」という俳人金子兜太一さんの書が、素晴らしい。どの党の候補者の街頭演説でもいい。この書を掲げて、日本を正常な国にしたいという意思表示を示したい。このままアベ政治が続けば、間違いなく、憲法違反の国と国民になってしまうからだ。

▼『アベ政治は許さない』。この一点が、今回の解散選挙の大義だ。

世論調査

2017年09月25日 09時33分03秒 | えいこう語る

▼田舎に住んでいると、大物政治家と接する機会など皆無だ。そこで、新聞で発表される世論調査の数字が、国政の動向を探る大きな要素になる。しかし、この調査が、どれほど信憑性があるか非常に疑問だ。

▼今は亡くなったが、私たちの選挙区には、佐藤孝行衆議院議員がいた。私が20代の時、職場の関係で、一度だけ選挙活動を手伝ったことがある。その縁で、地元の漁業組合が主催する国政報告会は、毎回参加していた。交流会に入ると、国会内部の状況を分かりやすく説明してくれたからだ。

▼総理と飲んだ時の話など、写真まで見せて、自分の実力を披露するなどしたが、ズウズウ弁のこの政治家の自民党臭さを、私は結構気に入っていた。「次の総理は誰ですか」と聞いた時「ドングリの背比べだ」と笑ったのが、今でも心に残っている。その通りになったからだ。

▼最新の世論調査だが、アベ内閣の支持率が「45,0%」で不支持率が「41,3%」だ。私の予想なら、大目に見ても支持率はせいぜい「20%」ぐらいだ。先日、茨城県の方と話する機会があった。国会周辺での原発反対集会にも参加しているという方だが、山手線駅前で、アベ総理の支持率を調べたら「10%」ぐらいだといっていた。それなら私も納得だ。

▼憲法改正のように、我が国の国柄が変わる大事な時代に、情報の少ない田舎暮らしは、不便だと思う。こんな時、佐藤議員がいてくれたならと思う。「先生、アベ総理の点数は何点ぐらいですか」…「憲法学者がダメだというから、落第だべさ」と素直に話してくれるに違いない。

▼民進党を離党した細野豪志などが、百合子ファーストに合流し、中山恭子おばさんも、近づいてきたようだ。どうやら百合子グループは、改憲の匂いがし始めてきたようだ。次期選挙で、アベさんを踏み台にして、その次は『日本ファースト党』を目指しているのかもしれない。

▼「百合子さんはどうですか」と佐藤先生に聞いてみたい。「あの子狸は、そのうち猪や熊なども引き連れ、動物園のような新党を立ち上げるかもすれない象ー」。と、眼光鋭く、得意の薄ら笑いを浮かべるかも。

解散選挙への有権者の心構え

2017年09月23日 08時56分20秒 | えいこう語る

▼ミサイル発射を繰り返す北朝鮮。それに、経済や貿易で制裁を加えようとする、米国や周辺国の動きは、先の大戦に突入することになった、日本の歴史に酷似しているのを、多くの国民が感じているのではないだろうか。つまり、北朝鮮による「第二の真珠湾攻撃」が勃発しないかと心配するからだ。

▼第二次世界大戦で、敗戦国になった我が国が、世界に貢献しなければならない使命は何か。それは、日本国憲法前文に記載されている。『・・・いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等の関係に立とうとする各国の責務であると信じる・・・』。

▼この前文全てを熟読すると、アベ総理がなぜ「憲法改正」を目指すのか、その理由がはっきりわかる。多くの憲法学者が言うように、アベ総理は、憲法の解釈が間違っているからだと思うが、だが、アベ総理に言わせれば、あえて間違った解釈をしなければ、憲法改正は出来ないと思っているのかもしれない。改憲論者ではなく、むしろ『憲法破壊論者』なのだ。「憲法に対するテロ行為」として、共謀罪を適用してもいいのではないか。

▼日本国憲法前文を読んで理解できないのは、間もなく初来日するトランプ大統領だ。アベ総理とトランプ大統領。この対話は、これもまた、前文を全く理解できない、北朝鮮の若大将を刺激するのだろう。大統領来日の当日が、太平洋での水爆実験にならなければいいが。

▼とにかくこの三人がトップでいる限り、我が国は戦争の脅威から逃れられない。だとすれば、解散選挙で、アベさんを総理の座から落とせば、戦争の危機も薄れるような気がする。だが、次の総理にしたい顔が浮かばないのが、今の我が国の、最大の不幸だ。

▼「都民ファーストから国民ファースト」へと叫ぶ、今や日本のジャンヌダルクと称される百合子さんも、ファーストが、自国のことのみ専念するという意味に聞こえてきて、多少不気味な感じもする。先日、百合子さんが記者団の前を通過する時、軽く敬礼をする姿を見て、ちょっぴり気分が滅入ったからだ。

▼消費税増税を教育費の無償化ですり抜けようとする「アベノマジック」を使うようだ。北朝鮮の脅威を煽り、憲法九条改正もマジックで、成功させようとする魂胆だ。私たち恒久平和を希求する国民として、戦後最大級の「衆院解散台風」をどう乗り切るか、その方策を私は考えた。

▼投票日まで、毎日、日本国憲法前文を声を出して読み上げることにする。そうすることで「アベノマジック」の呪縛から解き放たれそうな気がするからだ。皆さんにもお勧めしたい。