「国家」対「国民」。
私の視点でいえば、国家は国民の上に君臨し、国民の自由や平和を奪うもののような気がする。
国家に言わせれば、自由や平和を維持するため、国民をある種の強制力で持って、それらを確保するのが国家の役割だというのかもしれない。
国民の前に、国家という言葉が先行する時は、領土問題だ。
自国の領土を侵略されてはならないという時には、国民を守るという大義名分で国家が台頭してくる。
国民もそんな時は、国家を頼りにする。
防衛力の威嚇で、侵略を防ごうという意識からだ。
いざという時「国家」というものに存在意義を保たせているのは、ほかならぬ国民の潜在意識にあるのだろう。
国民が国家を頼りにするのは、ヤクザが「代紋」に期待するそんな意識かもしれない。
国家自体も国民に支持してもらわなければならないので「国旗と国歌」の強制で、普段から意識させようとしている。
それが教育現場で専ら行われているというのは、国家主義を洗脳させようとする行為だ。子供はどんな色にも染まりやすいからだ。
このような行為は、日本国憲法を尊重しない政府の蛮行だ。
※今日にもサクラ?。この花も、国家総動員の片棒を担がせられ時代があった。

我が国は、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることがないように、主権は国民にあるということを憲法で規定している。
だから、憲法を理解する国民であれば「集団的自衛権の行使容認」などというのは、もってのほかだ。
だが国民の中には、それを容認する者も多くなり、それらを推し進める政権を支持する国民も多くなってきている。
戦後70年近くなり「日本国憲法は古い」といえば、そうおもう国民も多くなっている。
戦後間もない生まれの私も、憲法などしっかり読んだことも無かった。
でも、3:11福島第一原発事故以降、国家主義的体制は「嘘をつく」ものだというのを確証した。
その後憲法を読むと、政府は随分憲法違反をしていることに気付いてきた。
とりわけ、アベ政権になってからは、それが著しくなった。
国家に都合が悪い憲法は、作り変えようとする気配が濃厚になってきている。
今朝の新聞記事で驚いたことがある。
参議院本会議で、或る議員が「私は戦前に生を受け、戦後は・・・」と戦争体験に言及した時、自民党議員から「一番たちの悪い世代だ」という野次が飛んだという。
真にたちの悪い世代は、憲法を読み返さないで破棄しようとする世代ではないか。
まもなく、憲法記念日がやってくる。
私の手元には憲法交付50年を記念して、函館市が作った「憲法手帳」がある。
この手帳。小さいながら「日本国民」とは何かを語りかけてくれる、私のバイブル的存在である。
私の視点でいえば、国家は国民の上に君臨し、国民の自由や平和を奪うもののような気がする。
国家に言わせれば、自由や平和を維持するため、国民をある種の強制力で持って、それらを確保するのが国家の役割だというのかもしれない。
国民の前に、国家という言葉が先行する時は、領土問題だ。
自国の領土を侵略されてはならないという時には、国民を守るという大義名分で国家が台頭してくる。
国民もそんな時は、国家を頼りにする。
防衛力の威嚇で、侵略を防ごうという意識からだ。
いざという時「国家」というものに存在意義を保たせているのは、ほかならぬ国民の潜在意識にあるのだろう。
国民が国家を頼りにするのは、ヤクザが「代紋」に期待するそんな意識かもしれない。
国家自体も国民に支持してもらわなければならないので「国旗と国歌」の強制で、普段から意識させようとしている。
それが教育現場で専ら行われているというのは、国家主義を洗脳させようとする行為だ。子供はどんな色にも染まりやすいからだ。
このような行為は、日本国憲法を尊重しない政府の蛮行だ。
※今日にもサクラ?。この花も、国家総動員の片棒を担がせられ時代があった。

我が国は、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることがないように、主権は国民にあるということを憲法で規定している。
だから、憲法を理解する国民であれば「集団的自衛権の行使容認」などというのは、もってのほかだ。
だが国民の中には、それを容認する者も多くなり、それらを推し進める政権を支持する国民も多くなってきている。
戦後70年近くなり「日本国憲法は古い」といえば、そうおもう国民も多くなっている。
戦後間もない生まれの私も、憲法などしっかり読んだことも無かった。
でも、3:11福島第一原発事故以降、国家主義的体制は「嘘をつく」ものだというのを確証した。
その後憲法を読むと、政府は随分憲法違反をしていることに気付いてきた。
とりわけ、アベ政権になってからは、それが著しくなった。
国家に都合が悪い憲法は、作り変えようとする気配が濃厚になってきている。
今朝の新聞記事で驚いたことがある。
参議院本会議で、或る議員が「私は戦前に生を受け、戦後は・・・」と戦争体験に言及した時、自民党議員から「一番たちの悪い世代だ」という野次が飛んだという。
真にたちの悪い世代は、憲法を読み返さないで破棄しようとする世代ではないか。
まもなく、憲法記念日がやってくる。
私の手元には憲法交付50年を記念して、函館市が作った「憲法手帳」がある。
この手帳。小さいながら「日本国民」とは何かを語りかけてくれる、私のバイブル的存在である。